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庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「春告草」と「風待草」

2019-02-15 11:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

春告草」と「風待草」は、どちらも梅の花の異名です。

いずれも春の到来を待ちわびる人の気持ちが伝わって
くるような、風情のある言葉ですね。。 

立春を過ぎても、まだまだ寒い日が続いていますが・・

近所の公園の丘に咲く梅の花が見頃を迎えた。

早春の丘を彩る「春告草」の異名を持つ梅の花。

梅は東風を待って咲くので「風待草」とも呼ばれています。。

東風とは、「こち」とも呼ばれる春風のこと・・

でも春風というのは、南から吹く暖かい風のはずなのに・・
 なぜ東風というのでしょうか?。。

それはもともと、中国の陰陽五行の思想で、

春は東を司る事から、東風と呼ばれるそうです。

昔から春は東からやってくると信じられていました。。

春のそよ風というには、まだまだ冷たい風ですが・・

この風が吹くと寒さも緩んできます。。 

 

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