「春告草」と「風待草」は、どちらも梅の花の異名です。
いずれも春の到来を待ちわびる人の気持ちが伝わって
くるような、風情のある言葉ですね。。
立春を過ぎても、まだまだ寒い日が続いていますが・・
近所の公園の丘に咲く梅の花が見頃を迎えた。
早春の丘を彩る「春告草」の異名を持つ梅の花。
梅は東風を待って咲くので「風待草」とも呼ばれています。。
東風とは、「こち」とも呼ばれる春風のこと・・
でも春風というのは、南から吹く暖かい風のはずなのに・・
なぜ東風というのでしょうか?。。
それはもともと、中国の陰陽五行の思想で、
春は東を司る事から、東風と呼ばれるそうです。
昔から春は東からやってくると信じられていました。。
春のそよ風というには、まだまだ冷たい風ですが・・
この風が吹くと寒さも緩んできます。。