庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

鳥インフルとコロナ禍に思う

2020-12-24 10:33:58 | 日記・エッセイ・コラム

毎年今頃の季節になると鳥インフルエンザの発生により何万、何十万羽
もの鶏が人間側の勝手な都合で、有無を言わさず殺処分されるニュース
を聞くたび、心が痛むのは自分だけだろうか・・

もともと鳥インフルエンザウィルスの宿主の野鳥が、自然の野生状態で
大量死したと言う話は聞いたことがない。。

人間側の都合で経済効率第一で鶏をあんな狭いケージに大量に押し込めて、
不自然な3密状態で飼うのはインフルエンザウィルスにとっては、次の
宿主がすぐ隣にいるため、早く増殖するには最適な増殖環境と言える。

今のところ鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等
の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないが、将来人から人へ
直接感染できるようにウィルスが変異する可能性もある・・

文明を発達させた人間は、自然を離れて大都市に密集して住み、かつ、
渡り鳥の様に広範囲に移動する、ちょうど東京、大阪、札幌などの
大都市全体が養鶏場の様に不自然な3蜜状態にあると言えるのでは?。

人間は暑い時には涼しく、寒い時には暖かくいられるようにと自然を改変
し、自分たちだけ心地よくなるように文明を発達させてきたが・・

その分逆に動物や自然は心地よくないかも知れないかも?、と想像する
ことを放棄し人間至上主義的な考え方で文明を創ってきた。

でも?私は自然と人間は共存するのが一番いいんだから、人間はもっと
分を知るべきだと思っている。。

今回のコロナ禍を見ていると・・ 

コロナはそんな勝手な人間たちの文明に対する自然界からの警告なのでは?
と思ってしまう。。

将来ウィルスがさらに強毒性に変異することの無いよう祈るばかりだが・・

コロナ禍の早期終息と、殺処分にされた何の罪もない鶏たちの冥福を祈りたい。

散歩で見かけた野鳥たちをアップします。

青空とメジロ。

ジョウビタキ♂。

 

キツツキのコゲラ。

 

散り残った紅葉とエナガ。

後ろ姿のシジュウカラ。

 

コメント
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