庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

長崎原爆の日運命を分けた空

2019-08-09 09:25:38 | 日記・エッセイ・コラム

今日8月9日は、74回目の長崎の原爆の日です。

8月6日の広島に続いて、人類2発目の原爆が長崎に投下された日・・・ 

昭和20年8月、終戦間近の日本は、ほとんどの都市が米軍の空襲により
破壊されていたが・・・  

4つの都市だけは、ある目的のために破壊されなかった。

その都市とは、広島、小倉、新潟と長崎、そこの住民はアメリカによる原子
爆弾の実験ための目標都市として取っておかれたとは知るよしもなかった・・

そして広島に続く2発目の原爆搭載機は9日の朝、次の投下目標地で
ある小倉へと向かってテニアン島から飛び立った・・・

ところが小倉の上空に着いて見ると、小倉上空は雲に覆われて(前日の
隣の八幡市への爆撃の影響で煙が立ち込めていたという説もあり)目視
による投下が出来ず、45分間上空を旋回したが・・・

使用可能な燃料がギリギリになったため、ついに小倉を諦めて第3の
目標地である長崎へと向かうことになった・・・

当日の長崎の上空も雲の海だったのだが・・・

そのまま投下せずに帰還すると、燃料の関係で帰還途中に原爆を海上
に投下しなければならなくなるため・・・ 

午前11時2分、機長は雲の切れ目を見つけて・・・ 

ついに人類2発目の原爆が長崎に投下されてしまった・・・ 

長崎と小倉、まさに運命を分けた空。。。

 

今朝は、赤く燃えるような朝焼けの空が観られました。

自宅ベランダよりAM4:50頃撮影。

朝焼けの空を鳥が飛んでいきます。

 

昨夕の月齢7.0 上弦の月。

 

八月の澄んだ青空に映えて咲く、ピンクの芙蓉の花。

♪こよなく晴れた青空を 悲しと思う切なさよ.....  

                 ~長崎の鐘より~。

人類は二度と再び、同じ過ちを繰り返すことの無い

ようにと祈るばかりである。。。


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