今日4月8日はお釈迦様が生まれた日、「花まつり」です。
花の咲き賑わう季節なので、誕生を祝う降誕会がお花まつりになったといわれ、
この日には全国の多くの寺院で「花まつり」が行われます。
ほかにも潅仏会(かんぶつえ)や仏生会(ぶっしょうえ)などと呼ばれています。
お釈迦様が生まれたとき空から甘露の雨が降ったという言い伝えから、さまざまな
草花で花御堂をつくり、誕生仏を置いてその上へ甘茶を注いでお祝いします。
悟りを開いた日である「成道会(じょうどうえ)12月8日」、一生を終えた日である
「涅槃会(ねはんえ)2月15日」とともに、お釈迦様に関する三大行事の一つです。
平安中期の仏教説和集「三宝絵詞(さんぽうえことば)」には「4月8日はすべて
の物が生まれる季節」と説かれています。
もともと日本にはこの季節に山に登って花を摘んで神にまつる風習や、農耕開始に
当り山の神様や田の神様に豊作を祈願する行事があり、お釈迦様の誕生日とも合わ
さって4月8日は特別な日となったわけです。
また、「三宝絵詞」には「4月8日に母親への感謝を今日しなくていつするのだ」
というように書かれています。
4月8日はお釈迦様の誕生を祝うとともに、この世に生んでくれた両親やご先祖様
に感謝する日だったのです。
今日は「花まつり」を祝って、庭先に咲いてる春の花をアップしておきます。
サヤエンドウの花。
グミの花。
エビネの花が咲き出した。
黄色い水仙。
白い水仙。
二輪草。
小さなスミレ。
黄色いノゲシ。
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