雑誌
JUNIORより。写真がキレイだったので訳してみた。
キム・テウン フローリストが聞かせる 幸せな Florist になる方法
かなりの重さの花素材を抱えて編集室を訪れたフローリスト キム・テウン
彼女が静かにさしのべる手で花を飾り立てる間 スタジオは全体が春の香りでいっぱいだった。
彼女の言葉のように フローリストは他人を幸せにするから 自分も幸せな職業ではないだろうか。
プロフィール
ソーホー&ノーホー・フラワースクール初・中級課程修了
ジェフリー・キムフローラルデザインスクール プロフェッショナルコース修了
英国マックィーンズ・フラワースクール 統括コース修了
グランドヒルトンホテル フラワーショップ・ウエディングフラワースタイリング
グランドアンバサダーホテル フラワーショップ・ウエディングフラワースタイリング
現・仁川空港アシアナVIPラウンジ フラワースタイリング統括
専門家に聞いて~! 感性とロマンの職業 フローリストについての10の疑問
#1.フローリストという職業をまだなじみが薄く感じられる人が多いです。具体的にどんなことをするのか教えて下さい
以前では本当になじみが薄かったのですが、今ではたくさん知られていて、一般化されているほうです。
花を楽しむことにとどまらず 積極的に学ぶ人たちが多かったです。もちろん創業を通じて専門的に学ぶ人も多い世界です。
フローリストは花を単純に 美しく見映えよく飾る職業を超え、花を通じて芸術的表現と芸術を鑑賞する文化まで創り出す仕事といえます。
花き産業が発達するほど多様な種類の素材が出てきていて、多彩な花を持ち特別な時間と重要な場所をさらに光り輝くように手伝う役割を持っています。
自身がデザインする花で その場がいっそう素敵になれば 考えるだけでも気分が良いことではないですか?
#2.いつからフローリストの夢を見られて この仕事をしようと決心されましたか?
私は幼い時から飾って作ることが好きでした。だから美術を専攻したかったんですが、両親の反対で専攻できなかったんですよ。
ですが何かを作って飾ることに対する興味は変わりませんでした。また植物を育てることが好きで
どうすれば植物をよく育てることができるのかを学ぶために あちこち調べてみたりもしました。
そうした過程でフローリスト教育課程があることを知るようになりました。
これ以後から 植物だけでなくフラワーデザインというのか、空間デコなど 花きを利用し飾って作る教育課程をひとつずつ経験しましたよ。
こうして学びながらこの仕事を職業としてやろうと決心したと思います。
何よりも仕事をしながら感じる満足感と達成感が高く、美しい花を持ってデザインすることが楽しかったです。
#3.フローリストも資格証が別にあるんですか?
花き技能士資格証があります。近頃のような資格時代に あれば良いですが、
あえて無くても本人に感覚と素質があれば 実力で十分に仕事をすることができると思います。
#4.それでは、フローリストをするために どんな経路で どうやって学んで準備しなければならないのか教えて下さい
まず本人がフローリストについて関心と素質があるか、簡単に趣味半分か学んでみるのが良いと思います。
学びながら とても楽しくて面白いと感じることになれば この時専門家半分で入っても遅くはないですね。
そして近頃では大学でも花きデザイン科が新設された学校が多いため、本当に関心があれば 花きデザイン科で大学進学をすれば もう少し早く社会に進出できるでしょう。
また 国内である程度学んだ後には 本人が専攻するスタイルの外国に行って学ぶことも自己発展にとても助けになります。
実際でも英国やフランス、ドイツで留学過程を経験したフローリストたちがたくさんいます。
外国に出てしっかり学校に通わなくても 外国文化を見て感じること自体が とても大きな知識になるからです(笑)
#5.就職はどの方面でできますか?
一般のフラワーショップや、花を必ず必要とするホテルや放送局、またはウエディング花が必要なウエディングホール、
そして花きを専門的にする花市場など。
現在 花き産業が外国と同じように少しずつ発展していっている動向のため 多様な場所でフローリストの活躍が期待されます。
#6.仕事をしていて いつやりがいを感じますか?
何といっても 私がデザインした作品を見て 人々が幸せになる時でしょう。
単に私の作品「素敵だ」「きれいだ」「誰がやったのか」を離れて作品を見て 人々が楽しく幸せになる時 最もやりがいを感じます。
#7.フローリストが備えるべき資質というなら?
まず自身が何かを作って整えるのに興味があってこそできると思います。
単純な関心を飛び越えてこの仕事をしている間 幸せで楽しいと感じられるなら、資質の半分をすでに備えていると思います。
残り半分は学習と技術を通じて磨けば 誰でも立派に良くすることができます。
#8.花や植木鉢をデザインされる時、アイデアはどこから出ますか?
季節ごとに出てくる果物があるように その季節に出てくる花を使ってデザインした時 最もよく似合っていると同時に美しいです。
それで普通 その季節に出てくる素材をよく使ってデザインを組みます。
フローリストには生まれつきの感覚も重要ですが、それよりもっと重要なことは たくさん見て感じて考える姿勢だと思います。
それくらい歩き回って 現在のデザインの流れが何か把握することが重要です。
このようなすべてのことの中でデザインを考えてこそ 現実に合い 誰もが共感できる美しいデザインが出てくると思います。
9.いま春ですが この頃流行する花や植木鉢装飾スタイルがありますか?
春なら花の季節というくらい多様な花が市場に出てきていますが、いろんな種類の花を混ぜずに、1種類ずつ花をグルーピングして
上手に花瓶に挿しておけば かえってパッと目に入ってきます。
この頃流行する洗練されてシンプルなデザインですよね。
10.最後に フローリストになろうとする友人たちに 助言と激励の言葉をお願いします
フローリストという職業が 表から見るには華麗で 美しい花と共に楽しみながら仕事ができる素敵な職業のようですが
体でする仕事というほど 難しくて苦労する部分があります。
けれどもこの仕事を愛して情熱があるなら 本当にやってみる価値のある素晴らしい職業で あきらめずにコツコツと努力して下さい。
ある瞬間 自身が成長しているという幸せな気分を感じるようになるでしょう。ファイティ~ン!!
RoseDayのための 簡単で素敵なバラの花束作り
1.準備過程
2色程度のバラの花2~3束と 葉1/2束を準備する。バラは棘を取ったあと 葉を上部分の2~3本程度だけ残して全部取る。
2.作業過程
整えておいたバラを1本ずつ片方の向きにして持つ。この時同じ方向に決めなくても 花が動いてしまうので形を決めるのは難しい。
注:花を持つ時 バラの高低を作って持てば より自然で素敵に作ることができる
3.ポイント作り
バラを全部持ったあと 最後に葉を使って適当な場所に 好きな向きと形で楽しく演出する。
4.束にする
ひもで グルーピングした花の茎を束ねる。この時ひもを親指で先に持ち、ひもを持った親指上部を向こうに回し始める。
そうすれば最後に結び目を作る時、親指で作った輪にひもの端を入れて簡単に束ねることができる。
5.ラッピングする
はじめにクラフト紙(包装紙)を使って包む。包んだ後には透明ビニールでもう一度包む。
6.リボンをかける
花束の最も美しい向きに似合うリボンを選んで縛る。
春の香りふわ~っと 美しい花作り
1.準備過程
フリージア2束、トルコキキョウ1束、シンビジューム1本、ラナンキュラス1束、ユーカリプトス1束、葉1/2束を準備する、
フリージアやラナンキュラスは春にだけ出てくる花なので まさに春を代表する花だと言える。
ユーカリプトスは茎の1/2程度 小枝を取って準備する。
2.作業過程
一番はじめに花のサイズが大きい花から挿すが、この時、初心者の場合 花の長さを一定にして合わせると より簡単に表現できる。
また 1本ずつ挿すより いろんな房ずつグルーピングして演出すれば より「洗練されてシンプルに演出できる。
3.ポイント作り
最後に葉を使ってボリューム感がある形に挿せば より自然で素敵に完成することができる。
4.リボンをかける
完成された花の雰囲気に合った色で きれにリボンを結べば終わり~!