キム・ジュンス、パク・ウンテ、ツートップでミュージカル『ドリアン・グレイ』
ミュージカルスターの‘JYJ’メンバー キム・ジュンス(29)とパク・ウンテ(35)が男性ツートップでミュージカル『ドリアン・グレイ』
(プロデューサー ペク・チャンジュ、演出イ・ジナ)にキャスティングされた。
公演制作会社シージェスカルチャーによると キム・ジュンスは アイルランドの作家オスカー・ワイルド(1854-1900)の長編小説
『ドリアン・グレイの肖像』を再解釈したこのミュージカルで若さと魂を交換することになるタイトルロールに変身する。
『ドリアン・グレイの肖像』は19世紀の代表的な唯美主義小説として知られる。ミュージカルは小説を基に新たに脚色した。
イギリスの貴族青年‘ドリアン’が変わらぬ永遠の美しさを目指して貪欲に自分の肖像画と魂を交換することになる衝撃的な物語を描く。
キム・ジュンスは秀でた容貌の貴族青年として善と悪が共存したグレイをワンキャストで消化する。
キム・ジュンスは2010年 ミュージカル『モーツァルト!』でミュージカル俳優としてデビューした。
その年“韓国ミュージカル大賞 男優新人賞”“ザ・ミュージカル・アワード 男優新人賞”“ゴールデンチケットアワード ミュージカル男優主演賞”をさらった。
以後ミュージカル『天国の涙』『エリザベート』『ディセンバー』『ドラキュラ』等を全席完売させてミュージカル俳優として立場を固めた。
特に、昨年国内初演したライセンスミュージカル『デスノート』で名探偵‘L’役を演じて予定された計57回の公演をワンキャストで消化、
全回全席完売という記録を立てた。
演出のイ・ジナは「美しさを象徴するドリアンは快楽と本能を追求しながらも 人生に対する情熱と探求をやめない多重的な姿で
いつも話題の中心に立っている人物」とし「多様な色を出すキム・ジュンスに合う」とした。
ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』『ジキルとハイド』『ノートルダム・ド・パリ』『フランケンシュタイン』
『エリザベート』のパク・ウンテはドリアンと共に劇の主軸をなす‘ヘンリー・ウォットン’役にキャスティングされた。
オックスフォード出身の冷静な天才であり、ドリアンを通じて自分の情熱と本能を代理経験する人物だ。パク・ウンテもやはりこの役をワンキャストで消化する。
シージェスカルチャーは「パク・ウンテはすべての作品の原書を直接読んでキャラクターを分析するなど 普段自己管理が徹底していることで有名だ」とし
「鋭い観察力と隙のない知性を持ったヘンリーを消化できるだろう」と期待した。
キム・ジュンスは昨年『デスノート』で また別のミュージカルスター ホン・グァンホと男性ツートップミュージカルを見せたのに続き
パク・ウンテとも同じ陣容を整えることになった。
ミュージカル『ザ・デビル』『ボーン・シリーズ』など破格的な演出で名前を知られたイ・ジナが脚色と演出を引き受ける。
キム音楽監督が去るワークショップに続き今回の作曲を引き受ける。彼女は2008年 ミュージカル『私の心のオルガン』作曲で
その年“韓国ミュージカル大賞”作曲賞をとったことがある。
チョ監督もまた今回の制作過程に参加して この演出の脚色を土台に大劇場に合う台本を完成させた。CJ文化財団アジト大学で芸術監督として
創作ミュージカル開発を担当してきた。『モービー・ディック』で2012年“エクリンアワード革新賞”を受けることもした。
昨年キム・ジュンス、ホン・グァンホ主演のライセンスミュージカル『デスノート』で興行に成功したシージェスカルチャーが創作ミュージカルを初めて制作する。
キム・ジュンスが出演したミュージカル『ディセンバー』と音楽劇『オールド・ウィキッドソング』を制作したNEWの系列会社SHOW&NEWが力を貸す。
9月 城南アートセンターオペラハウスで初演する。