パク・ヒョシン『スケッチブック』録画・・・‘リハーサルでしょう?’
2000年1月、当時の人気音楽番組『イ・ソラのプロポーズ』でデビューステージを飾った少年が 16年が過ぎて同じステージに立った。
歌手パク・ヒョシン(35)が25日午後 ソウル市永登浦区・KBSホールで開かれた『ユ・ヒヨルのスケッチブック』の録画に参加した。
2012年9月 軍除隊以後 初めての音楽番組出演だ。
録画開始時間の午後8時よりはるかに早く到着したパク・ヒョシンは 午後1時から2時間半の間ドライリハーサルを終えた。
その後 約1時間 息を整えた後 午後4時50分、パク・ヒョシンがカメラリハーサルのために真っ赤なスーツを着てステージに上がった。
長い空白を破る初舞台は正規7集アルバム‘I am A Dreamer’のタイトル曲“Home”だった。
続いてコンサートで熱狂的な反応を受けた“Wonderland”“息”そして過去のヒット曲“野生花”“雪の華”“It’s gonna be rolling”
“してあげられないこと”“憧憬”などを熱唱した。
息づかい、音程ひとつひとつに心を込める姿はまるで本物の公演を見ているような錯覚を起こすのに十分だった。
午後4時50分にステージに上がったパク・ヒョシンは6時12分「お疲れさまでした。またあとでお会いしましょう」という言葉を残してステージから下りていった。
パク・ヒョシンは約80分間行われたカメラリハーサル中 暇があれば口を動かしたりイヤホンチェック、セッションと意見を交わすなど
ずっと緊張を解くことのない姿を見せた。
“Happy Together”を歌った後 パク・ヒョシンは「今よりちょっと強くしないと、そうでしょう? “私が~探した~世界~!!”
パン! 行こう、OK、そうやって」と具体的に注文し、特に“野生花”作曲家でピアノ伴奏者であるチョン・ジェイルとたびたび疎通した。
歌を歌うときはパワフルな声を出すパク・ヒョシンだが 普段の口調は穏やか、相手に向けた配慮が身についているようだった。
だからだろうか、音響システム、照明、舞台装置など気を遣うことが多くて皆が緊張するカメラリハーサルが‘スター歌手’の配慮と共に和気あいあいと終えられた。
先にパク・ヒョシンが『ユ・ヒヨルのスケッチブック』に出演して80分間の単独ステージを飾るという知らせに 今回の観覧申請が5万件を超えた。
『ユ・ヒヨルのスケッチブック』関係者は「普段と比較すると5~6倍ほど多くの申し込みが届いた」と語った。
5万人中‘幸運の主人公’になった人たちは良い席を確保するため 録画の1日前 KBSホールに到着した。
24日の深夜12時 KBSホール前は200人を超えるパク・ヒョシンのファンでぎっしり埋まった。
パク・ヒョシンが出演する『ユ・ヒヨルのスケッチブック』は土曜夜(29日)12時に放送される。