くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

ミュージカル『笑う男』 豪華キャスティング公開

2018-04-15 02:08:12 | パク・ヒョシン











ミュージカル『笑う男』、パク・ヒョシン、スホに続きチョ・フィ、キム・ナユンまでキャスティング完成


歌手パク・ヒョシンとEXOのメンバー スホが出演することで話題を集めたミュージカル『笑う男』の最終キャスティングのラインナップが公開された。

13日ミュージカル『笑う男』(演出ロバート・ヨハンソン)制作会社EMKミュージカルカンパニーは ミン・ギョンア、イ・スビン、カン・テウル、チョ・フィ、
イ・サンジュン、イ・ソユ(イ・ジョンファ)、キム・ナユンの出演の知らせを明らかにした。これにより『笑う男』は先に出演を確定したパク・ヒョシン、パク・ガンヒョン、
スホ、チョン・ソンファ、ヤン・ジュンモ、シン・ヨンスク、チョン・ソナと共にキャスティングのラインナップを完成した。

ミン・ギョンアとイ・スビンは『笑う男』で子供のような純白の心を持った人物で 盲目だが魂でグウィンプレンを見つめて彼を抱くデア役にキャスティングされた。
コンセプト写真撮影現場でミン・ギョンアとイ・スビンは グウィンプレンに向けたデアの切なさと愛、傷と痛みなど複雑な感情演技を豊かに表現すると同時に 
実際に目が見えないかのようにキャラクターの特徴を繊細な演技力で完成して 現場のスタッフの感嘆の声を引き出した。

ミン・ギョンアは美しく澄んだ声と純粋なイメージで現在のミュージカル界で最も頭角を現している新鋭だ。2015年のデビュー後、中・小劇場のヒロインの座を一手に引き受けてきた
実力派女優で、ミュージカル『インタビュー』で夢幻的な雰囲気のジョアン役で劇の展開に緊張感を加えたという評価を受けた。
また最近『The Last Kiss』で しっかりして勇ましいマリー・ヴェッツエラ役を演じて皇太子ルドルフとの悲劇的な愛を美しく描き出し 大劇場ミュージカルの主人公としても舞台で成功した。
ミン・ギョンアは「女優なら誰もがうらやましがるほど魅力的なデア役にキャスティングされてありがたいし光栄だ。デアは盲目だが純粋で本物の心でグウィンプレンの内面をのぞき見る人物だ。
観客が彼女の心に十分に共感できるようベストを尽くす」と格別な覚悟を明かした。

KBS2ドラマ『テレビ小説 新しい母さん』で子役としてデビューしたイ・スビンは 映画『さまよう刃』『西部戦線』『かくれんぼ』とミュージカル『英雄』『デスノート』等に出演して
ドラマ、映画、ミュージカルなどで数多くのキャラクターを演じて厚い内面空白を積み重ねてきた女優だ。特に2017年2月に行われた『笑う男』台本読み合わせのワークショップで
デア役を演じて 安定した歌唱力はもちろん キャラクターに憑依したようなまなざしと表情ひとつひとつまで繊細に演技し 現場の関係者らの絶賛を引き出したことがある。
ワークショップ後 制作スタッフの満場一致でキャスティングを決めたイ・スビンは この公演でも密度濃くキャラクターを具現するだろうと多くの期待を集めている。
イ・スビンは「デアはグウィンプレンに劣らず悲しい運命を持って生まれたキャラクターだ。ワークショップの際 彼女の人生がこれほどまでに悲劇的なのに 
きれいな心を持ったことが美しく感じられて思わず感情移入した。デアをいっそう深く表現するため熱心に努力する」とキャスティングの所感を明かした。

この他にも ジョシアナ公爵夫人との結婚を通じて身分上昇を夢見る野望家であるデイビッド・ドリモア卿役にカン・テウルとジョ・フィがキャスティングされた。
日本最高のミュージカル劇団四季出身のカン・テウルは『ヘドウィグ』『モンテ・クリスト』『その日たち』『英雄』『三銃士』など大きな作品で活躍したベテラン俳優で 
ジョ・フィは『英雄』『モンテ・クリスト』『皇太子ルドルフ』『ノートルダム・ド・パリ』『レベッカ』等で熱演した。憎悪と嫉妬に満ちあふれた狡猾な召使いペドロ役には
『モーツァルト!』『キンキーブーツ』『ウィキッド』『ファントム』『ビリー・エリオット』等で 光る存在感で観客から愛されるイ・サンジュンがキャスティングされた。
また大英帝国の統治者で利己心の多いアン女王役には 今年でデビュー34年目、韓国ミュージカル界の生きる伝説であり母と呼ばれるイ・ソユと 
どんな作品でもこなす演技力と優れた歌唱力を発揮して シーン・スティラーとして活躍してきたキム・ナユンが合流して完璧な相乗効果を出すだろうと予想される。

『笑う男』はEMKが新しくリリースするミュージカルで 制作費175億ウォンを投資した大作だ。世界的な大文豪ビクトル・ユゴーが自ら「これ以上の偉大な作品を書くことができなかった」と挙げた
同名小説を原作にしている。

特に制作会社は『笑う男』のために2013年から国内外最高レベルのスタッフと5年間渾身の精魂を込めた。ミュージカル界で‘ミダスの手’と称されるオム・ホニョン総括プロデューサーを筆頭に
『レベッカ』『エリザベート』『ファントム』など韓国で10年間活躍し数多くの興行作を演出してきたロバート・ヨハンソンが台本と演出を引き受けた。
また‘韓国人が最も愛するミュージカル作曲家’として独歩的な領域を構築し『マタハリ』『ジキルとハイド』『モンテ・クリスト』等で大衆の心を引きつける音楽を作ってきた
フランク・ワイルドホーンが作曲を、『マタハリ』『モンテ・クリスト』『シビル・ウォー』等フランク・ワイルドホーンと幻想のコンビで知られたジャック・マーフィーが作詞を引き受けた。

その他にもグラミー賞ベストミュージカルアルバム賞受賞者で『マタハリ』の編曲およびオーケストレーションを引き受けたジェイソン・ハウランド、なんと17年間で50編を超える作品で
音楽監督を務めてきたミュージカル音楽の“小さな巨人”キム・ムンジョン音楽監督、『マタハリ』で各種授賞式で舞台芸術賞を席巻し 現在ミュージカル界で最も目立つ感覚を見せる
オ・ピリョン舞台デザイナー、ディズニー・オン・アイスプロダクション『アナと雪の女王』とミュージカル『ファントム』の衣装デザイナー グレゴリー・ポプリックと 
ミュージカル『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レベッカ』『エリザベート』『マタハリ』『ファントム』など30年間数多くのミュージカルのメーキャップデザインを手がけてきたキム・ユソンなど 
名前だけでも期待感を持たせるスタッフが参加して 観客に決して忘れることのできない感動の舞台を贈る予定だ。

劇は身分差別が深刻だった17世紀の英国を背景に むごい怪物の顔をしているが純粋な人物であるグウィンプレンの旅路について 社会正義と人間性が崩壊した世相を批判し
人間の尊厳と平等の価値について深く光を当てる。最先端の舞台技術と独創的な舞台デザインで 貧民層と貴族の人生が克明な対照をなす17世紀の英国を再現して 
吹き荒れるように激情的な叙事とグウィンプレンの悲劇的な痛みを叙情的な音楽で美しく描き出すと見られる。特に人身売買団コンプラチコスが幼いグウィンプレンを港に捨て置いて出航し
海の上を漂流する場面と 捨てられたグウィンプレンが冷たい吹雪の中を当てもなくさまよって幼いデアと出会う場面は 屈強の舞台芸術で完成されて最高の感動を抱かせるだろうと期待を集める。

『笑う男』は7月10日から8月26日まで ソウル・瑞草区 芸術の殿堂オペラ劇場でワールドプレミアで、9月4日から10月28日まで ソウル・龍山区 ブルースクエア・インターパークホールで上演される。
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