ディア・ハンター
The Deer Hunter
監督 マイケル・チミノ
脚本 デリック・ウォッシュバーン
原案 マイケル・チミノ
デリック・ウォッシュバーン
ルイス・ガーフィンクル
クイン・K・レデカー
製作 マイケル・チミノ
バリー・スパイキングス
マイケル・ディーリー
ジョン・リヴェラル
出演者 ロバート・デ・ニーロ
クリストファー・ウォーケン
ジョン・カザール
ジョン・サヴェージ
メリル・ストリープ
音楽 スタンリー・マイヤーズ
撮影 ヴィルモス・スィグモンド
編集 ピーター・ツィンナー
配給 アメリカ ユニバーサル映画
日本 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ 1978年12月8日
日本 1979年3月17日
上映時間 183分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
ロシア語
ベトナム語
フランス語
製作費 1500万$[1]
興行収入
評価・・・★★★★★
1960年代末期におけるベトナム戦争での過酷な体験が原因で
心身共に深く傷を負った若き3人のベトナム帰還兵の生と死、
そして3人とその仲間たちの友情を描いている
戦争映画の名作中の名作
ピッツバーグ郊外にあるロシア系移民の町クレアトンの製鉄所で働く
マイケル、ニック、スティーブン、スタン、アクセル、ジョンは
休日になれば全員で鹿狩りに赴くごく平凡で仲の良いグループだが、
マイケル、スティーブン、ニックはベトナムの戦場へ行く。
ベトナムでは予想外の苦戦を強いられていたアメリカ軍。
マイケルは偶然にも戦場で親友のニックとスティーブンに再会する。
しかしベトナム軍の攻勢はとどまることがなく3人は捕虜となってしまう。
閉じ込められた小屋の中では世にも恐ろしい賭けが行われていた。
ロシアンルーレットである。
ベトナム兵たちは捕虜に一発の弾の込められたリボルバー拳銃を渡し、
それを自らのこめかみに向け引き金を引かせて、それを楽しんでいた。
スティーブンは発狂寸前となるが、
ベトナム兵の隙をついたマイケルはベトナム兵達を射殺し
スティーブンとニックを連れて脱出に成功した。
2年後マイケルは帰還するが、ベトナムへ発つ前とは雰囲気が変わっていた。
スティーブンは片腕と両脚を失い陸軍病院で治療の日々を送っていた。
ニックの行方はわからない。
スティーブンを尋ね、サイゴンから彼宛に謎の送金があることを聞いたマイケルは、
ニックの生存を確信し陥落寸前のサイゴンへ飛んだ。
2年前、ベトナム捕虜中のロシアンルーレットで地獄を味わったニックはそこにいた。
サイゴンでロシアンルーレットをやっていたニック
ニックの戦争は終わっていなかった。
戦争に、正義などないのだとこの映画を見てつくづく思う。
戦争が終わっても、身体的にも精神的にも傷を負った者たちは
一生その傷を背負い後遺症に苦しむのだと。
この映画、とにかく長い上に重い。
辛くて苦しくなる映画ですが、
それでも10年に一度は見ています。
名作です。
戦争は、どんな理由があってもやってはいけない。
私はこの映画を見て、
ロバート・デニーロ、メリルストリープ、
クリストファー・ウォーケンが好きになりました。
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