goo blog サービス終了のお知らせ 

ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

生まれて初めてのマンモグラフィー

2019年02月01日 | 健康
毎年乳がん検診を受けています。いつも受けていたのが超音波検査だけですが、今年はマンモグラフィーもやりました。
何故ずっとエコー検査だったのかというと、「挟む乳がないから」「痛いのは嫌だ」という理由です。
今まで見てくださっていた「宇梶剛士」似の外科医がいなくなり、おそらく私より一回りほど若いと思われるDr.の診察に入ることに。

まずは「看護師のくせに、マンモグラフィーもやってないとは」と、呆れ返ったように頭を抱えるDr.。
オーバーリアクションだ。
「多いんだよね、これが。超音波検査とマンモグラフィーはね、違うんだよ!」
力説する外科医のDr.。白衣着ろよ、ただのべらんめい調の声の大きなオッさんにしか見えないじゃないか。

はい。
Dr.が詳しく説明してくれました。

Q1マンモグラフィーってどんな検査なの?

マンモグラフィーとは、乳房専用のX線検査、いわゆるレントゲン検査で、
板状のもので乳房をはさみ圧迫して撮影します。
撮影は、左右それぞれ、上下と斜め方向から、計4回行います(検診では斜め方向のみの場合があります)。乳房を圧迫するのは、平たくして撮影することで病変をより鮮明に写し出すとともに、厚みを薄くすることでX線の被ばく量を減らすためです。
マンモグラフィーは、乳がんの初期症状である微細な石灰化などを検出できるため、
早期発見に有効です。また、乳がんの検診では最も信頼性の高い検査方法だと言われています。

Q2マンモグラフィーと超音波検査(エコー)の違いは?

マンモグラフィーとは乳房専用のレントゲン検査で、圧迫板で乳房をはさみ、薄く引き延ばして撮影します。
超音波検査とは超音波を出す「プローブ」と呼ばれるセンサーをあて、
はねかえってくる音波を画像化して、乳房内部の様子を映し出します。
それぞれに長所と短所があります。


マンモグラフィー

画像化できる範囲 ◯ 全体の状態を把握できる
微細石灰化の検出 ◯ 0.1~0.5mmの微細石灰化の検出が可能
しこりの検出 △ 乳腺が発達してしこりの検出が難しいことがある


超音波検査(エコー)

画像化できる範囲 △ 得られるのは部分的な情報

微細石灰化の検出 △ 微細石灰化の検出は困難

しこりの検出 ◯ 乳腺と乳がんのしこりの判別が容易


「まずはマンモグラフィーだ」と、部屋に案内され、初のマンモグラフィー受けました。
女性の放射線技師がやってくれます。

次は超音波検査。Dr.がやってくてます。
実に丁寧に、時間をかけて。詳しく説明しながら

「運動してまして。昨年の秋からソフトボールも始めまして、体脂肪がスコスコ落ちました。10%減。胸が小さくなりました(さりげなく貧乳の言い訳をしてみる)

「確かに小さいね。厚みが見事にない。脂肪がほとんど無いんだな。画像が実にわかりやすい。乳の下は筋肉だ、鍛えてるのがよく分かるよ」


そう。私の胸は20年のジム通いと、全身運動のソフトボールで鍛えられた偉大な「貧乳」だったのです。

大丈夫です。詰め物をすれば良いのです。

「胸の豊胸手術でもやればいいんじゃないの?」と冗談を言うDr.に
「偽物は嫌です。CT検査でバレバレですやん」と返したら笑っていました。

口の悪いDr.でしたが、私の中で「このDr.。出来る‼️」の烙印押されました。
毎年、このDr.で乳がん検診受診決定です。


なお、最も精度の高い検査方法とされているのは、マンモグラフィーです。
日本医学放射線学会やマンモグラフィ検診精度管理中央委員会などにより装置の合格基準が設定され、
画像読影の判定基準も設けられています。
また、検査技師のトレーニングや医師の読影講習会も全国規模で実施されるなど、精度管理のシステムが整っています。
一般的な検診ではよく用いられる超音波検査については、
2007年から乳房検診での有効性を確認する試験(J-START)が開始されました。
また、JABTS(NPO法人日本乳腺甲状腺超音波診断会議)により、
検診を行う技師や医師を対象とする講習会が実施されています。
今のところは検査技師や読影を行う医師の技量が問われる検査であると言われていますが、
今後、精度管理が進んでいくことが期待されます。


Q4X線の被ばく量は大丈夫?

マンモグラフィー1枚の撮影で浴びるX線の量は、1年間に知らず知らずに浴びている自然放射線量の1/6~1/8。1回の検査で受ける放射線量は、東京~ニューヨーク間の飛行機旅行で浴びる宇宙線とほぼ同じといわれています。あちこちの病院を巡って「はしご検査」を受けるようなことをしなければ全く問題ありません。

Q5マンモグラフィーは痛いって聞いたのですが…

マンモグラフィーは板状のもので乳房をはさみ圧迫して撮影するため、痛みを感じることがあります。
圧迫される時間は数秒から10数秒程です。痛みには個
人差がありますが、乳房の大きさにかかわらず、
乳腺の発達した人の方が痛みを強く感じるようです。若い世代で乳腺が多い場合には、
マンモグラフィーより超音波検査が有効な場合もありますので、医師に相談してください。
また、生理の前の1週間くらいは乳房が張って痛みに敏感になることがあるので、
生理が始まって1週間から10日くらいの時期に検査を受ける方がよい


女性にとって乳房はデリケートな部分。視診や触診があると聞くと尻込みしてしまうのも無理はありません。そんな女性の気持ちに応え、最近では女性専門外来を設ける病院が増えており、
インターネットなどでも情報を得ることができます。
病院での検診は、乳がんを早期に発見するためにはとても重要なこと。
ぜひ勇気を出して検診を受けましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする