主人は若い頃バイクに乗っていて、後ろの車に追突され鞭打ち症に。
そして1年前、トイレで前のめりに転倒して頚椎症性脊髄症になる。
怖がりで体にメスを入れるのが嫌なので、薬とリハビリで様子を見ていたが、下肢の痺れが出だし、転倒のリスクも出てきたこと手術をする事に。
一昨日「椎弓形成術」のOPを施行した。
昨日ドレーン抜去。
今年に入り、睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療も始まり継続中。
病気が見つかり、治療を始めたことで、主人は今より元気に動けるだろう。
残りの人生、お互い仕事を続けながら好きなことをやろう、
ジェットコースターのような波瀾万丈の人生だけど、この先は楽しいことで埋めて行こう。
主人と私は、私が勤めていた大阪の病院に「鞭打ち」で患者として入院してきたこと、
主人の父親も入退院を繰り返していたことが縁で整形外科病棟の看護師だった私と結婚した。
当時、頚椎の硬膜外ブロック注射待ちのOP室の前から逃亡した主人。
今回は観念したようです。
長生きしてください。
破れ鍋に綴じ蓋。
夫婦の縁は「いと をかし」
【椎弓整形術】
後方進入による除圧術です。
椎弓に切り込みを入れて開き、間に人工骨や患者さん自身の骨を挿入して脊柱管を広げ、脊髄の圧迫を取り除きます。
椎弓を開く方法として、椎弓の正中で開く方法(縦割法じゅうかつ)と、
椎弓の片側に切り込みを入れてドアのように開く方法(片開き法)があります。
【術後ドレナージの目的】
整形外科手術において術後ドレナージの目的は、
血腫形成を予防し腫脹による疼痛の軽減・創部感染予防・良好な創治癒促進を図る。
股関節・膝関節などの関節手術や脊椎手術、下肢骨折手術など様々な症例でドレーンを留置する。
創内の滲出液を確実に排液することは、創外への出血の漏れの防止など創汚染予防の観点からも重要