『ワイルド・ウエスト 復讐のバラード』
監督:ジャレッド・モシェ
脚本:ジャレッド・モシェ
製作:
ネダ・アーミアン
ダン・バークス
ジャレッド・モシェ
エドワード・パークス
製作総指揮:ナイラジ・バティア
出演者:
ビル・プルマン
キャシー・ベイカー
ジム・カヴィーゼル
ジョー・アンダーソン
【あらすじ】
1889年、モンタナ州。
レフティ・ブラウンが長年のパートナーであったエドワード・ジョンソンと歓談していたとき、ジョンソンが射殺されるという事件が発生した。
ジョンソンは上院議員に選出されたばかりであった。
怒り狂ったブラウンは若手のガンマン(ジェレマイア)や旧友(トム)の力を借りて犯人捜しに乗り出した。
苦労の末、ブラウンはジョンソン殺害の犯人を突き止めるが、当局はブラウンにジョンソン殺害の容疑をかけてきた。
自身の無実を証明するべく、ブラウンは再びモンタナの大平原へと駆り出すのだった。
【感想】
原題はTheThe Ballad of Lefty Brown、「レフティ・ブラウンの物語」。
タイトルは、原題の方がしっくり来るような気がする
牧場で牛が盗まれ、ジョンソン(カリスマ性を持つ牧場主であり上院議員)と、変わり者でうだつの上がらないレフティと2人で泥棒を追跡する。
2人は40年一緒牧場を守ってきた親友でもある。
2人は渓谷で待ち伏せされジョンソンが狙撃され死んでしまう。
何がモヤモヤするかって、ジョンソンの妻ローラ(キャシー・ベイカー)だ。
愛する夫が殺され、「何故主人を守れなかったのか」「主人じゃなくお前が死ねばよかったのに」と、暴言、毒舌を吐くわ吐くわ。とにかく罵りまくる。
名誉が好きで優劣で人を差別する人間なんだろう。
未亡人となったローラの、人を人とも思わないようなリフティへ対する暴言と非情な憎悪が胸糞悪かった。
足に傷を負った使いもになりそうもないレフティは、自分を相棒として40年もの間一緒に牧場を守ってきたジョンソンを殺した犯人を執念で追い詰めていく。
派手な銃撃戦がある訳でもないが、味のある西部劇だ。
まだ未熟で、足手まといになる若いガンマンを見捨てず、老体に鞭打って復讐に燃える渋い爺さん。
うん、やっぱりタイトルは「レフティ・ブラウンの物語」がしっくり来る。
私は好きだ。良い作品だ。もう一度観てみたい。




ダ・パンプのイッサにちょっと似ている良い男トム
酒飲んでる場合じゃないよ〜
でもな〜、わかるよ。
奥さん殺されたんじゃな〜











若造というよりは「ボーヤ」と呼びたくなる。
若造にとってレフティが英雄となったはず。



未亡人となった毒舌のローラ。
人を優劣で差別するローラ(キャシーベイカー)
謝れ💢💢💢
殺した犯人より、お前の方が怖いわ😱