心臓は、全身へ血液を送り出すポンプとしての働きを担っていますが、通常は心膜(しんまく)という2枚の薄い膜に包まれています。
ここ最近、身近で若い人の「死」や「突然死」が続いていて、「人の命の儚さ」に愕然としている。
この2枚の膜の間のスペースは、「心のう」または「心膜腔(しんまくくう)」と呼ばれ、その中は「心のう液」と呼ばれる約10~20cc程度の液体で満たされています。
心のう液には、心臓が摩擦なくスムーズに収縮と拡張を繰り返すことができるように「潤滑油」としての役割があります。ほかにも心のう液で包まれていることで、心臓を外部からの衝撃から守り、周囲のウイルスや細菌などの病原菌が直接心筋に悪影響をもたらすことを防いでいます。
【心タンポナーデ】
『心タンポナーデ』とは、心臓を包んでいる2層の膜(心膜)の間に体液などの血液が貯留し、心臓が圧迫されることです。
その結果、血液を送り出す心臓のポンプ機能が阻害されます。
【原因】
胸部外傷(交通事故、刺創、銃創)、大動脈解離が心臓にまで及んだ場合、急性心筋梗塞による心破裂、心膜炎(ウイルス性、細菌性、結核性)、食道がんや肺がんなど悪性腫瘍の進行(心膜転移)、心臓カテーテル治療(狭心症・心筋梗塞に対する経皮的冠動脈インターベンション(PCI)や不整脈に対するカテーテルアブレーション)中に起こり得る穿孔(せんこう)(心臓の血管・筋肉が破れ、血液が心膜腔に貯まる)などが原因となります。
【症状】
重症度にもよりますが、多くのケースではショック状態に陥るため、だるさのほかに呼吸困難や胸苦しさ、意識障害、循環不全(血圧低下)、チアノーゼが起こります。
ただし、徐々に時間をかけて心のう液が貯留するケースでは、大量になるまで無症状のこともあります。
【治療】
救命のためにまずはショック状態からの離脱を図ることが先決なので、心のう穿刺を行い、心のう液の排液と心のうの減圧を行う。
ここ最近、身近で若い人の「死」や「突然死」が続いていて、「人の命の儚さ」に愕然としている。
ロシア、ウクライナの戦争では、互いの命が軽く扱われ多くの命が亡くなっている、今もなお続く多くの死
トルコ・シリア国境での大地震では死者が4万一千人を越えた。
南海トラフでマグニチュード8~9の巨大地震が今後30年で起きる確率は、70~80%
20年以内では50%から60%に引き上げられた。
人の命は重いと言うが、
明日何が起こるかわからない、あっけなく命が亡くなってもおかしくないことを考えると
悔いのないよう1日1日を、大事に生きるしかない。
『生きることは泳ぐこと。人生は続く。 生きてる内が華なのよ。』
と言った友人がいる。
この「泳ぐ」という言葉が私は好きだ。
がむしゃらにクロールで、
スイスイと平泳で、
疲れた時は背泳ぎでゆっくりと、
沈みそうな時はそれでも踏ん張って立ち泳ぎ
疲れて前に進めなくて 波に身を委ねてる時だってあるけど
どうせ生きるなら 「楽しく生きたい」
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