秘密
東野圭吾
(文藝春秋)
物語は主人公の妻と娘が
スキーツアーのバスの事故に巻き込まれたところから始まる。
妻は娘をかばって、傷だらけの瀕死、
娘は無傷だが圧迫されていた時間が長くて意識がない状態。
妻は亡くなり、娘は助かるが、意識のない娘の体に、妻の人格が宿るのだ。
憑依にも似たこの特殊な状況で、 主人公は妻の人格を持った 娘と5年の歳月を共にする。
妻であり、妻でなく、、娘であり,娘でない。
最終的に主人公は、二度辛い別れをすることとなる。
割りとコミカルに、軽くかかれてあって、逆にそれがちょっとうざったかったり、もうちょっと淡々と書いてほしかった感もあるのだが、不覚にも泣いてしまった。
そして、もし自分が同じようなことになったらとあれこれ考えてみた。
そう、愛について。
昨日、近所の親友のご主人が亡くなった。
突然の死だった。
元気だったご主人は62歳で主人と2,3日前、一緒に近所のボランティア活動をしていた。
私は先日2人分のシチューを持っていった。
一緒にスキー旅行に行ったり、ソフトボールの試合に出てくれたり、主人の畑を手伝ったりと、無口だけど気の良いご主人の突然死に、今も涙が止まらない。
私と同じ大阪市生野区育ちで
世代的にもほぼ同じなんです。
彼の「あの頃僕らはアホでした」という本は
私の少年時代そのままですわ。
応援ぽち
読んでみたい、その本。
主人も大阪育ち 松屋町人形の「増村」の裏でした。
様変わりしたと言う「空堀商店街」どんな感じになってるんだろう。
自分も「秘密」読みましたよ。
ラストのどんでん返しにびっくりしました。
秘密を知ったときの父親の気持ちを考えると切ないの一言です。
近所の方が亡くなられたこと、心からお悔やみを申し上げます。
コメントをありがとうございます。
中身が入れ替わる映画は結構あるんですよね
「転校生」男女入れ替わり
「大逆転」ハーバード大学出身とホームレス
「君の名は」男女入れ替わり
「王子と乞食」
王子と乞食の入れ替わり
「民王」
総理大臣とバカ息子の入れ替わり
シークレットガーデン
裕福な男と貧しいスタントウーマンの入れ替わり
東野圭吾の「秘密」
は切なすぎる物語でした。
普及の名作「転校生」は好きな映画です
コミカルで面白いだけでないところが印象的でした。
そのうえラストを切ないと思いましたよ。
「大逆転」と「君の名は」と「民王」も観ました。
どれも良かったです。