登美丘高校、電気通信部。
レトロな真空管受信機。
当時コールサインJA3YSJを取得して、文化祭でアマチュア無線の公開実験をした。
その時の受信機NR-409が出てきた。
SANWA NR-409 は三和無線測器研究所の受信機。
たぶん、今のテスターなど測定器の三和電気計器株式会社の前身だと思う。
TOKYO SANWA RADIO MEASUREMENT WORKS JAPAN と本体に書いてある.
受信周波数は3.5MHz~30MHz
当時としては一般的な受信機で、
高1中2(高周波増幅1段中間周波増幅2段)、集中IFTがこの受信機の特徴。
無線の知識のある人には分ると思うけど、
受信機にはIFT(中間周波トランス)という部品がある。
集中IFTとは、
通常IFTは1か所に1個使うところ、1か所に2個連結することで性能を向上させようとする方法。
このIFTという部品、ナショナル製(現パナソニック)。
当時の送信機TX88AとVFO1の現物は無い。
↑送信機TX88Aはこんな感じ
↑一般名VFOと呼ばれる機器の製品名がVFO1
Variable-Frequency Oscillator (可変周波数発振器)
送信機と1セットで、送信する周波数を決める機器。
この受信機のロゴマークと測定器のサンワの古いロゴマークが同じです。
測定器のサンワ、今はロゴマークを今風に変更してるようでが。
たしかに真空管式の送受信機は大きくて重い。
文化祭の時、運ぶのに苦労しました。