日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

レイズ対井川慶

2008年10月03日 18時39分33秒 | ヤンキース
【「強いチームがプレーオフに出場できなかったり、弱いチームがチャンピオンになったりする制度はおかしい」という「ハンク・スタインブレナー」の主張は、一見筋が通っているように見えるかもしれないが、当地では「八つ当たり」と見る向きがほとんどであり、冷ややかな受け止め方をされている。2億900万ドルとメジャー1位の年俸総額を費やしたにもかかわらず、総額わずか4400万ドル(メジャー29位)のレイズにさらわれたのだから・・・。ヤンキースが井川慶一人に投資した額4600万ドル(ポスティング交渉料2600万ドル、プラス5年契約の年俸総額2000万ドル)に満たないのだから、その「無駄遣い」のほどがわかるだろう。】

煌びやかなスター軍団も、雑草軍団にかなわなかった。

放出した「トーリ」監督は、ドジャーズでプレーオフに進出だし、新監督をけなせば、トーリ監督を褒めることになるし、それはいや。「ミニ・ラッパ」(大ラッパのジョージ・スタインブレナー三世の子供)も怒りの持って行き所がないのでは・・・・。
一方、キャッシュマンGMには、この3年のチーム編成を「何やっとるんじゃー」と責められることなく、来期以降3年も契約を延長した。
ヤンキースは何処へ行く。
曲がり角にいるのではないでしょうか。右へ行くか。左へ行くか。・・・・・。

来期の新球場での「優勝」という至上命令は、隅々まで届くのかいな?

ああ「サンタナ」!

2007年12月02日 19時36分30秒 | ヤンキース
ヤンキースは、ツインズのヨハン・サンタナ投手(28)が「欲しい欲しい病」に陥った。
スポーツ専門紙の ESPN WEB版が、報じている。
Johan Santana(ヨハン・サンタナ)ツインズ:ここ4年で、20勝6敗(2004)、16勝7敗(2005)、19勝6敗(2006)、15勝13敗(2007)の球界屈指の好投手(トータル93勝44敗)15勝確実だし、貯金が10以上もできる投手だ。
Phil Hughes(21)(フィル・ヒューズ)ヤンキース:5勝3敗、今年メジャー昇格、期待の新人。
Melky Cabrera(23)(ミルキー・カブレラ)2006年松井秀喜骨折のあとレフトの守備につき活躍、今年は主にセンターを守る。これも期待の新人。
Joba Chamberlain(22)(ジョバ・チェンバレン)今年ヤンキース生え抜きで期待の抑えに育てようとした速球投手。

サンタナ欲しさに出さないと公言していたヒューズ投手+カブレーラ外野手+マイナー投手でどうでしょうと切り出している。なんなら、「チェンバレン投手に替えてもいいかな」との考えまで見え隠れしている。若手の有望株を出さないとサンタナ獲得は無理に決まっているが、ツインズは、デーモン外野手とか松井外野手(共に高額年俸)よりも、若手を切望している。

ヤンキースは、ジータ内野手、ウイリアムス外野手など次々にマイナーから成長した選手によってトーリ(監督)時代を築いた(ワールダチャンピオンになった)時代を再現しようとしていたのじゃなかのか?
こんなに長くチャンピオンになっていないと、なりふり構っていられないようです。
松井秀喜外野手は、なにがなんでも外野の守備に付かなければならない。
トレード期限までにセンター守備(デーモンの代わり)の出来る外野手・・・を考えるかも知れない。レフトの守備ならデーモンはできると考えているから。

ベーブルースの家の最後は(オールスターゲームもある)優勝しかないでしょうから。


ちょうちん記事!

2007年11月26日 20時17分24秒 | ヤンキース
この時期になると、ヤンキースにとってもチーム編成に苦心していることでしょう。
ニューヨークの地方紙 newsday 電子版は、ヤンキースのレフト「松井秀喜」と「ジョニー・デーモン」がトレード要員であると伝えている。共に守備に難点があるのでとしている。

ツインズのヨハン・サンタナ投手(28)が相手らしい。サンタナは来期FAとなり、7年~10年(まだ来期29歳なので)160億円以上もの金がいる。ツインズでは、持ちこたえることの出来ない額なので、その前に商売しようとしているのだ。来期勝手に出て行ったら(確実)1銭にもならないから・・・。サンタナにとっても、3~4年の契約ができたらFAはそのあとでも・・・と考えるでしょう。そこで、二人を提示して(若手投手を加えて)どちらでもどうぞ!となったとの報道です。

二人は共に4年契約の3年目である。松井秀喜はトレード拒否条項を持っているが、そのような状況になれば拒否しないと常々公言している。二人のスタインブレナー(オーナーの息子)が、トーリ監督に非礼を持って接したときから徐々にチームのスタイルが変わってきている。キャッシュマン(GM)も、御用聞きマネージャーと化している・・・。膝の手術が成功した松井にとっても、決意のシーズンとなるので、このような雑音は聞きたくないでしょうが、メジャーリーグの宿命と割り切るしかない。「成績が、相手に頭を下げさせる」ところでプレーしている以上宿命と諦めるしかない。来シーズンこそヤンキースタジアムの最終年でオールスター戦もあるから、大いなる爆発を期待します。


家族のように接してくれたトーリ監督(現ドジャーズ監督)が恋しいよ!

ヤンキースの回帰!

2007年11月20日 20時51分12秒 | ヤンキース
「A・ROD」の10年という長期契約(33歳~42歳)には驚いたが、彼は本当のスーパースターですから仕方ありません。
しかし、90年代に次々と出現した下部リーグから育った選手達と交わした7年~10年の長期契約に懲りて、松井やデーモンからは4年が限度と考えてきたようです。
(ペティット7年、リベラ5年、ジータ10年、ポサダ7年、ムッシーナ7年、バーニー7年)外部移籍のジアンビ7年。

今日、そのマリアノ・リベラ(37)と契約した。少し衰えのみえる生え抜きのクローザーに対して、本人の希望は4年だったが、3年4500万ドル(約50億円)での契約となった。押さえでは最高年俸ですが、41歳までも17億円近くの働きができるのでしょうか?それでも、クローザーが決まったことで、ホルヘ・ポサダの動向が気になりますが(MLBは捕手不足)ドジャーズのマイク・リーバソルは、打力はあるが、故障が多くなったから、トーリ監督が欲しがる心配もある。

ヤンキースは、王建民やカブレーラやカノのように下部リーグ育ちを大事にする戦略に転化するかも知れない。それが、黄金時代の再再現の近道かもと二人の息子(スタインブレナーの)は考えたかも!

A・RODは翻意した

2007年11月16日 13時33分23秒 | ヤンキース
エーロッドが「400億円が最低」(代理人ボラスの策略)の言葉を引っ込めて、タンパに夫人を伴って、10年300億円でOKと合意に達した。
それでも32歳のエーロッドにとっては、42才まで最低(基本給)30億円が補償されたわけですから、殿堂入りや永久欠番もヤンキースでと考えたのでしょう。その方が、43才以降の長い人生にとってもベストな選択と言えるでしょう。
自身のホームページで心境を述べている   arod.com
「ヤンキースでプレーすることが、球団にも自分にも望ましい」この言葉が、 全てを水に流し、ヤンキースの栄光のために尽くしてくれることでしょう。
松井秀喜にとっても、「よし!5番を任せよ!」と、手術を乗り超えて、ヤンキースタジアム(ベーブルースの家)の最後を見届けて(優勝もオールスターゲームも)翌年の新球場に優勝フラッグをはためかせることでしょう。

トーリ前監督は・・!

2007年10月30日 19時02分31秒 | ヤンキース
ヤンキースの監督には前マーリンズ監督のジョー・ジラルディ(43)に次期監督就任を要請したと伝えているが、先に有力だと言われていたミスターヤンキース、「ドン・マッティングリー」ベンチコーチの方から辞退したのではないかとの報道もある。
トーリ前監督の辞め方が屈辱的なものであったから、恐らく年俸は1/3になるでしょうが「他チームで見返してやる」と決断するかも知れない。そこで、ヤンキースの後任監督候補に挙がっていたドン・マッティングリー・ベンチコーチが、トーリ氏とともにコーチで「ドジャース」入りするという報道もある。そうなれば、松井秀喜外野手に好意的だった監督とコーチが、そろってヤンキースを去ることになる・・・・・・!!

ヤンキースは動き出す!

2007年10月29日 18時24分04秒 | ヤンキース
宿敵「レッドソックス」が「レンジャーズ」を4連勝で下した。

ワールドシリーズが終わるとヤンキースのチーム編成が始まる。ニューヨークポストやニューヨークタイムスなどは、「A・ROD」がチームを去るような文面だし、トーリ監督が去ったことで、FAの「ポサダ捕手」やクローザー「リベラ投手」は契約をしぶるでしょう。トーリ前監督が、ドジャーズに行くなら行動を共にする可能性もある。そして、高額契約の「ペティット投手」も「クレメンス投手」も去ることになる。
3人しか面接しなかった監督(当初は6人の候補がいると言っていたが)には、「ドン・マッテイングリーベンチコーチ」が有力でしょうが、来期のチームがどんな姿なのか想像することすら恐ろしい!
去年は、希望に燃えていた(怪我で欠場した松井外野手が満額の活躍だろうと)のに、来期(現球場の最後の年、オールスター戦もある)は、どうなるんでしょうか?
キャッシュマンGMは、元マーリンズ監督の「ジョー・ジラルディ(54)」を推している。一方「トーリ前監督(67)」は、ドジャーズの新監督に急浮上しているから、何があっても不思議でない。

ありがとう!トーリ監督!

2007年10月18日 20時15分53秒 | ヤンキース
ヤンキース最高幹部会議は、監督の人事(Joe Tore監督の処遇)を決められなかった。

                 

フロリダ州タンパ(キャンプ地)にあるジョージ・スタインブレナーⅢ世の自宅で連日行われているが、ヤンキースが揺れている。簡単にシーズン途中にも監督の首の挿げ替えをするのに、契約期間満了の監督の処遇に思案するなんて、それだけトーリ監督は大物と言える(6番は永久欠番確実)。
タンパの地元紙は、ミスターヤンキース「ドン・マッティングリー」ベンチコーチ(日本ではヘッドコーチ)の友人が「就任の打診に対して辞退の意向を伝えた」らしいと報道。これに対して同コーチの代理人が否定するという騒がしいことです。
今日にも発表されるはずだった監督人事も、もう数日の会議の後に伸ばされたようです。

ヤンキースは、トーリ監督に対して1年間の契約を提示した。付帯条件付きで約9億5000万円。これに対してトーリ監督は就任を辞退した。】との報道がある。人事案件は、プレーオフ試合中は発表しないという暗黙のMLBルールがあるので、新監督の発表はア・リーグ優勝決定日以後となるようです。
「 JOE SAYS NO!」(newyork post)

ジョー・トーリ監督は?

2007年10月14日 20時09分19秒 | ヤンキース
ニューヨーク各紙は、ヤンキースの経営首脳陣が日曜日に会議を持ち、月曜日か火曜日にもトーリ監督の処遇を決定すると伝えている。

松井秀喜外野手にとっても大恩人の監督ですから、もう1年の指揮を望みますが、来年が今のヤンキースタジアムにとっても最後の年ですから・・・。
左ひざの状態は、巨人時代から症状が変わらないので、そのままでいくようですが、右ひざは、もっと悪いようで、医師の判断に任せると言っていることから、相当悪いようです。手術してスッキリして、新年(野球シーズンの)を迎えて頂きたいと切望します。

ヤンキース激震!

2007年10月10日 14時25分04秒 | ヤンキース
悲しいことに、プレーオフ敗退を受けてニューヨーク各紙は多くの論評(署名記事)載せている。

トーリ監督については、「この12年が10分ぐらいに感じられる。今後どんなにひどいことがあっても、この12年を素晴らしいものとして思い出すだろう」のコメントを受けて、退団確実としている。
スタインブレナーオーナーが、「このシリーズで負ければ来期はない。それに誰よりも(他球団の監督)多くの報酬を得ているんだから。」(注、9億8600万円)と言っているのを踏まえてのものでしょう。
ニューヨーク・タイムズ紙は、後任にはミスター・ヤンキースの「ドン・マッティングリー」ベンチコーチ(46)を第一に、元マーリンズ監督のジョー・ジラルディ氏(42)などを挙げている。

選手についても、A・RODも契約最終年で、30億円突破は確実だし、複数年が何年になるのか・・・・あの「スコット・ボラス」(代理人)が、移籍を匂わせている。(交渉術?)
FAは、守護神マリアーノ・リベラ、捕手ホルヘ・ポサダがいる。
ロジャー・クレメンス、アンディ・ペチット両投手は引退が有力だ。

松井秀喜は、もう1年契約が残っているが、安心できない。キャッシュマンGMが、「松井については、医師の見解によって今後の予定を決める」としているが、ポスト・シーズンが1ケ月早く終わったことから、松井自身も「トレーナーから連絡があると思う。必要であれば(手術が)、もちろん早いほうがいい」と語っている。巨人時代から膝の手術は回避してきたが、最早決断するほど悪化しているのでしょうか。

来期の陣容は、弱体投手陣を筆頭に、想像すらできないような状態です。