日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

春が来た!

2008年03月27日 11時23分32秒 | 松井秀喜
【米大リーグ、ヤンキースに所属する松井秀喜外野手(33)が、25歳の元会社員と結婚することが26日、明らかになった。キャンプ地のフロリダ州タンパで27日朝(日本時間27日夜)に記者会見する。】

「春が来た 春が来た どこに来た 山に来た 里に来た 野にも来た・・・以下略」(詞/高野辰之)
まさに春。あらゆる言葉でも言い表せないことです。今日の記者会見で何を語るでしょうか。

「妻をめとらば 才たけて
  みめ美わしく 情けあり
  友を選ばば 書を読みて
  六分の侠気 四分の熱」(詩:与謝野鉄幹)


余計な心配 : 老婆心ながら「掃除は徹底的に。フローリングに髪の毛1本も残さぬように」(松井著作本より)は、きついなあ。子供が出来たら、奥さんも仕事がおおいからなあ。潔癖症(おそらく病気)も治ればいいんですが・・・、いいかげんがいいんですよ!


疑惑?

2008年03月24日 11時56分29秒 | スポーツ
大相撲の春場所は朝青龍の優勝に終わった。

本当に「互助組合」ではないかと思われる星取表です。大関4人のうち休場で逃げ出した「琴欧州」以外の3人は8勝7敗・・・関脇の2人も・・8勝7敗・・。
8勝7敗の力士が13人もいる。7勝7敗で千秋楽を迎えた6人の力士は、5人が勝ち、1人だけが負けた。「把瑠都(12勝3敗)」に負けた「雅山」でけであった。他の8勝7敗の力士は、14日までに勝ち越し(8勝)を決めていて・・。
7勝8敗の力士は3人いるが、雅山以外の2人は、既に負け越していたが、楽日に勝って7勝8敗にした。

不出生の大横綱「双葉山」は、ある会席で安岡正篤から、荘子の「木鶏」の話を聞かされ「我、未だ木鶏足りえず」と悟ったが・・・。

また「木鶏、子夜に鳴く(もっけい、しやになく)」(子夜=子の刻:人知れず練習する)ともあるので、「騒ぐ横綱」には、まいったなあ!

優れた人(選ばれた人=横綱)は、人知れず努力して、相手に合わせてうろたえたりせず、如何なる事態にも冷静に対処しなければなるまい。

苫屋から・・・!

2008年03月23日 20時33分16秒 | 残日録
お茶を頂く・・・・。

少しの知識はあっても「お茶」の「たしなみ」なんて皆無です。「一服しますか」と言われても「作法」も知らぬ故、「無作法者」は断ったのですが、茶碗を作ったからとて、緑茶を飲む作法で結構となった。
もちろん、「釜をかける」(茶室で・・・茶会)わけではなく、応接間(居間)で。茶碗の褒め方も解らぬ無作法者は、苦しい苦しい1時間であった。(詳細さえ思い出せない。思い出したくない)

自宅に帰ってから飲む「玄米茶」がおいしかったこと。苫屋でも落ち着くなあ!

苫屋:菅(すげ)や茅(かや)などを粗く編んだむしろ。それで和船や家屋を覆って雨露をしのぐのに用いるもので屋根を葺いたことから「粗末な家」の代名詞。
唱歌の「われは海の子」に「煙たなびく苫屋こそ、わが懐かしき住家なれ」とある。

茶の湯の大成者「千利休」は、華美を廃して・・何も削るところがないところに「わび」、「さび」を見たわけですが・・・。「茶室」とはそんなものではありません。とことん計算された「茶室」は、茶室へと続く庭の木々や石さえも・・空気さえも「あるべき」と計算されています。それは、無駄をそぎ落としたというよりも形式美によって威厳をそなえようとしています。それが、「家元」を維持する根源だからでしょう。

苫屋(我が家)で飲む「お茶」が、kunio_nikkiの「茶道」です。

利休が茶道の目指すものとして大好きだった藤原定家の「見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ」(花(おそらく梅)も紅葉も見えない寂しい秋の夕暮れに、苫屋の中から「侘び」とか「寂び」の究極の「美」を見ていたのでしょう。

平易なのに奥深い俳句!

2008年03月18日 19時34分25秒 | 残日録
姫路城の城勤めをしくじった「松岡青羅」は、趣味の俳句がその後の人生を大転換させましたが、その句は平易で解り易いというのが特徴でした。
現在にそれを求めるとしたら「林翔」さんでしょうか。

【林 翔 (ハヤシ ショウ)       
大正3年(1914)1月24日、長野市に生まれ、生後十箇月で生母けんに死別。祖母に養われ、五歳で上京し、父豊次と母よしの養育を受けた。国学院大学入学後、同窓の能村登四郎と親交を結び、共に短歌雑誌「装填」の同人となったが、同誌廃刊後、俳句に転じ、昭和15年「馬酔木」に入門。昭和25年度から登四郎と共に「馬酔木」同人となる。昭和45年第一句集『和紙』出版。昭和46年3月、句集『和紙』により第十回俳人協会賞を受ける。・・・現在94歳。 】

どんな句を詠んだのでしょうか。(解釈はkunio_nikkiの独特のものです。その句の持つ意味は、奥深くて本人以外が解釈するのは「おこがましい」のですが、意味を考えるのは読者の感性ですから、許して下さい)

「今日も干す 昨日の色の 唐辛子」(林翔)
 (今日も干す唐辛子は、昨日の色と変わらない。しかし、毎日、毎日変化している。同じことの繰り返しに過ぎなくとも、本質的には変化を遂げている)

「石蹴って 石光らしむ 卒業期」(林翔)
 (卒業期を迎えている生徒(18歳位かな)が、石を蹴っている様子。光の中を過ぎる時に光を放つように感じる。道端の石ころ(平凡な生徒)が、蹴られるというような出来事(卒業に準えている)で、いつか光り輝く人にとなるのだろう)

平易でありながら、本当に奥深い句という非凡さが、俳句の完成形を思わせます。

もう一人の新人選手!

2008年03月16日 12時01分16秒 | 応援します!この人生!
豊島明好投手(18)【日本ハムファイターズ】を応援せずにはいられない。

彼は、石川県、北陸大谷高校3年に在学中(プロ志望届け提出)に、日本ハムの入団テストを受けた。169Cm、69Kgの小柄ながら向かっていくキレのある投球で梨田監督を唸らせた。それが、ドラフト指名に繋がった。
2軍行きを命じられた中田翔内野手(18)に入れ変わる形で1軍行きが決まった。
中田は、入団時に随分と騒がれて、契約金1億円、出来高5000万円、年俸1500万円と最高金額を獲得したが・・・。
豊島投手は、ドラフト6位で、契約金1500万円、年俸450万円。

彼は、中学1年生の時に父親を、中学2年生の時に母親を、それぞれ病気によって相次いで亡くしている。その後、大谷高校に進学して、監督のもとで寄宿しながら3年間の高校生活を終えている。はじめからプロ志望であった。両親をなくして後は、実姉(当時25歳現在31歳)に面倒を見てもらっていたが、恩返しをしなければならない。ドラフトの結果は、姉にとっても弟の希望が叶ったということで、大喜びであった。

彼が、小さい体にも関わらず、プロとして生きていこうとする心意気には感動を持って応援します。以後のプロ野球選手としての生活に「根性」がきっと「いい結果」をもたらすでしょう。合掌!(祈らずにはいられない)

「応援します!この人生!」も52人にもなりました。その生き方がkunio_nikkiを励ましていただきました。ありがとうございました。(最上部のカテゴリーをクリックして下さい)

円高進む!1ドル=99円

2008年03月13日 19時53分44秒 | 時事
【12日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、主要通貨に対するドル安が進んだことで投機資金の流入が加速し、指標となる米国産標準油種(WTI)4月渡しが、一時、1バレル=110・20ドルをつけ、初めて1バレル=110ドルを突破、11日に記録した史上最高値(109・72ドル)を更新した。最高値更新は6営業日連続。12日の終値は前日比1・17ドルの109・92ドル、終値ベースでも最高値を更新した。
 原油先物相場は1月2日に初めて100ドルに達してから、わずか2カ月余りで1割上昇した。原油高の加速で、米景気の後退懸念とインフレへの警戒感が一段と強まりそうだ。】

アメリカ経済は病んでいる。
ドルの信用が急速に失われ、原油高(50ドルから110ドル・・・その値を下げたことはない)で溢れかえった中東の「ドル」は、行き場を探して、原油に帰るという悪循環だ。それでも余る資金は、「とうもろこし」や「さとうきび」や「こむぎ」・・・や、穀物にまで手を延ばしてきたからたまりません。アメリカがインフレに落ち込むと、その国債を買い続けた日本も・・全世界的な超インフレに陥るかも・・・。

食物の自給率の低い日本は、世界的インフレの前に成すすべはあるのでしょうか?


うれしい車が出る!

2008年03月11日 20時18分18秒 | 気まま日記
                     

【トヨタ自動車は、4人乗り量産車では全長2.985メートルと世界最小の「iQ(アイキュー)」を年内に発売する。排気量1000CC程度のエンジンを搭載し、軽自動車より力強い走りの一方、二酸化炭素(CO2)の排出量はハイブリッド車「プリウス」より少ない。環境に配慮した超小型車として、都会向けにアピールする。】

そうですか。今秋にも発売されるなら・・。あのプリウスよりCO2の排出量が少ない!
なんかベンツの「スマート」との対決にも勝ちそうな気がします。(コンセプト・仕様を見て)
家庭が核家族化すると同時に高齢者世帯が増えると、今増えている電動イスのような老人向けのもの(35万円程度)より屋根もあるし、二人なら後部座席を荷物置き場にすれば前部座席は広いし・・。

いいなあ~!   巨大なワンボックスカー(7~9人乗り)はいらないよ。

自宅で死ぬ準備をしなければ・・。

2008年03月11日 12時23分21秒 | 残日録
【総務省消防庁は11日、昨年1年間の救急搬送に関する実態調査の結果をまとめた。重症患者の搬送で医療機関に10回以上、受け入れを断られたケースが1074件に上った。救命救急センターに搬送されるまで62回受け入れを拒否されたケースもあり、「予想を上回る厳しい実態」(同庁救急企画室)が改めて浮き彫りになった。
 救急搬送をめぐっては、患者の受け入れ病院が素早く決まらないケースが全国的に多発。同庁は昨年、全国の消防本部を通じて2004-06年の妊産婦の救急搬送に関する実態を調査したが、今回さらに(1)重症患者(2)妊産婦(3)15歳未満の小児(4)救命救急センターへの搬送-の4区分で再調査した。】
救急車に乗ったからとて安心できない実態は歴然としている。
そこから10以上の医療機関に受け入れを拒否された人だけで1074件。1回で受け入れられる患者は何%ほどなんでしょうか。kunio_nikkiは、救急車の中で死を迎えるくらいなら、「自宅で死を迎える方がいい」という年齢になってしまった。国民健康保険や介護保険も、当初の目論見から大きく外れて、本当に高くなってしまったというのに・・・。
近頃、街のあちこちに「介護保険」を利用する会社が乱立ぎみなのも、介護保険料を上げている原因なのではといらない心配まで増えてくる。
もし入院することがあっても、家族には「延命処置」をすることをしないように言っているが、もう長生きしても社会に貢献できないから、自宅で静かに死を迎える方がいいように思えてきた。

北京五輪マラソン代表

2008年03月10日 20時03分21秒 | スポーツ
北京オリンピック「女子マラソン」代表3人が決まった。

大方の予想通りであったが、選考委員からの情報もれ(3時からの発表前に・・)とかで、会見が遅れる不手際もあった。
いつも思うことですが、アメリカのように同一競技大会で一発決定戦でないと、いかように選ぼうと不公平感は出る。しかし、今回は予想通りであったのか、異論はないようだ。

なんか女子マラソンについては、過大な期待がある。「金メダルは当たり前」のような期待感である。「野口みずき」君には二大会連続の「金」を期待するし、他の二人にも1個のメダルを・・・なんて思っている雰囲気だ。

   がんばってちょうだい!!国民の期待を背に受けて!

そうそう天満屋の「中村友梨香(21)」君!同僚(森本友君)と最後の椅子を争ったわけですから、あまりのプレッシャーに押しつぶされて、過酷なトレーニングをしないようにお願いします。監督の指示を守って下さい。別メニューで練習を隠れてしないようにお願いします。西宮のお母さんも、「もっと練習して・・・」なんて余計な重圧を掛けないでね!

は、春が・・駆け足で!

2008年03月09日 19時53分53秒 | 気まま日記
昨日まで「木枯し」のような冷たい北風がぴいぷう吹いていたのに、一転春が・・「お水取り」も済んでいないのに。

少しの間見ていなかった冬の野菜が・・昨日まで霜の不安もあったのに・・今日久しぶりに見てみると、水菜や大根に花芽が出来ているよ。
早く収穫しないと・・・。ホウレンソウも。

敏感に季節を感じているんだなあ!

隣のエンドウは、少し霜のせいで葉先が痛んでいるが、春には花を、それから実を付けてくれるほど立派に成長している。

春が足音もなく忍び寄っていたのには驚いた。

※ お水取り : 東大寺二月堂の行事。関西では3月1日~14日に行われるこの行事が済むと、寒さから開放されて本当の春がやってくる。