日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

片喰(酢漿草)

2010年07月05日 15時28分30秒 | 気まま日記
庭先に片喰(かたばみ)が咲いた。

この画像は、紫片喰であるが、黄色い花の片喰は、本当に根強いもので、一度根付くと絶えないことから、子孫繁栄のシンボルとして「家紋」(三葉だけのものや丸に片喰など)に採用されている。
この片喰(写真)は、「すいっぱ」ともいわれて、口に含むと独特の酸味がある。
可憐な花が少しの日陰などで咲いている様は美しいものだ。

病弱になってみると、死生観も随分と変わるものだが・・・・。

参議院選挙も近づいてきて、長く国会議員を勤めてもらっても、そう有り難いと思える人物はいないものだなあ!
いでよ!斬新なる政治家。国を導ける若者よ!

投票する気にならないよ!

「百年安心」の年金だって数年でダメとなったし・・・。消費税などの増税談義に花を咲かすよりも、せめて30年後の未来(子供たちの世代)に何を残すのか・・・。どんな国を目指すのか指針を示せよ!そのあとに、増税を言うなら、何に金を使うかが分かり安心して増税に応じましょう。
「お金が足らん」、「お金が足らん」では、安物の亭主だよ!奥さんに「何に使うのよ?」でバッサリカットされるよ!奥さんが、安心して金を出す方策がないのなら、議員に向いてないよ!

あの尊敬に値する「白楽天」の詩にも「致仕」(官職を退くこと、ひいては引退、隠居)についてのものがある。
古来(当時)、70歳(かぞえどし:生まれた時が1歳で迎える正月が2歳となる。12月31日生まれは翌日に2歳となる。で約68歳)で、致仕したものだが、白楽天は、若い時に、退かない人物を、ボロクソにけなしている。
年月が流れ、彼自身は・・・・達観した人生を送ったわけではない。閑職とはいえ、71歳で退くのだが・・・・。未練をもっていたのだろう。若い時分の考えを、忘れたわけではないが無視したようだ。(自分には甘い)国会議員も70歳程度が限度と思えるのですがねえ!

一方、武士の世界では、身分制度の確立された世の中とはいえ、40代で引退し、次の世代に引き継ぐ多くの人がいた。
豪商だって、若くして引退し、旅行(ほとんど徒歩旅行:自動車なら3時間かからない距離)をたのしんでいる。赤穂の商人だって、城崎温泉に湯治をかねて1ヶ月ほどの旅行を楽しんだのだ。若くないと当時は旅行なんて出来ないことだったのだ。


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