日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「ディープ」狂想曲!

2006年09月29日 17時51分01秒 | 競馬
稀代の名馬「ディープインパクト」(池江泰郎厩舎、武豊騎乗)が、フランス・ロンシャン競馬場の2400m、第85回凱旋門賞(日本時間2日0時30分発走。3歳以上、芝2400m、一着賞金1億7142万円)に出走する。賞金だけなら、ドバイなどで3億円以上のレースもあるが、凱旋門賞が世界の頂上決戦と位置付けられている。
レースは、異例にもNHKが、BS(1日11時30分~)も地上波(2日0時2分~)も実況中継する。ラジオは、毎日放送(2日0時5分~)やラジオNIKKEI(2日0時20分~)も。
そして、5万5000人の観客のうち5000人が日本からの応援団だ。AFP通信は、「彼らはただ、ディープインパクトの勝利に立ち会うためだけにやって来て、翌日には帰国する」と熱狂ぶりにあきれている。馬券も日本語の通用する申込書が用意される。
ロンドンのブックメーカー(公認賭屋)には、日本人に男性が現金16000ポンド(350万円)を持ち込み「ディープインパクト」の勝利に賭けた。掛け率は4倍(3番人気)で引き受けららました。ディープインパクトが勝てば、元金+4倍=8万ポンド(1750万円)になる。しかし、その後も買われ続けたので、3.5倍、2.75倍まで賭け率は下がってきた。(賭けた時の倍率が有効)このブックメーカー(ラドブロークス)は、凱旋門賞の掛け金として16000ポンドは現金としては最高と驚いたそうだ。男性は、30代後半で英語は全く話せず、付き添いの女性が通訳した。
漫才師「横山たつや(27)」は、こつこつと100万円を貯め、フランス行きの宿泊代と旅費を引いた残り77万円を「ディープインパクト」の単勝に賭ける。・・・・あ~あ!

「上田さくら」ちゃんを救えるか?

2006年09月28日 19時40分05秒 | 残日録
【原因不明の重い心臓病「拘束型心筋症」と診断された三鷹市の上田さくらちゃん(4歳)の両親が21日、都庁で会見し、米国で心臓移植手術を受けるための募金への協力を訴えた。「移植以外に助かる方法はない」と医師に告げられ、1億円以上かかる海外移植に望みをつないでいる。父親の昌広(NHK勤務)さん(53)によると、さくらちゃんが拘束型心筋症と診断されたのは今年5月。4歳の誕生日を迎える前日だった。
日本では15歳未満の子供からの臓器提供は法律上、認められておらず、両親は米カリフォルニア州の大学病院で移植手術を決意した。渡航や治療費など総額1億3600万円が必要だという】(救う会抜粋)(費用の大半は保証金で、術後返還があるようです。)

ネット上(主に2ch掲示板)で、救う会がNHK丸抱えだとか、さくらちゃんの両親の住居などの資産が10億円程度もあるとか、大変な騒ぎです。今までの募金も残った募金の処理は透明でないものもあったとか・・・。

本来、募金は貧者のものでした。世の中みんなが裕福になると、何が有難いのか何が有難くないのかを分かり難くしている。

姫路城の石垣の不足は、貧しい老婆の差し出した石臼が築城のために大いに利用された。
仏教でも「貧者の一灯」は、何よりも尊ばれた。
良寛さんの、清貧な飾り気のない人生で、汚物を垂れ流す惨めな晩年でも、見よ!この人徳を!
良寛  良寛さんは70歳の時に歌の繋がりで「貞心尼(30歳)」と知り合います。良寛の死亡するまでの短い間ですが、心の交流はすばらしいものでした。
弟子というか世話してくれる人達には「かたみとて 何か残さむ 春は花 夏ほととぎす 秋はもみじば」と詠んでいます。なにも残すものはないのが実情でした。晩年は寝たきりで、朝になって、汚れた着物や垂れ流した汚物を貞心尼が掃除してくれるため、早く夜が明けないかとそればかり考えていました。しかし、良寛さんの死亡は感動的なものでした。
それは生前の言動が人間らしく、なにびとに対しても優しく接したからにほかありません。
全ての貧しい人々に食を乞うて生きてきた一介の頭陀僧(ずたそう)のために多くの人々が集まりました。亡くなったのは雪の降りしきる正月6日の夕方でした。1日おいた8日の夕方の「野辺送り」には、150年前の情報の伝わらない時代にも拘らず、「良寛死亡」のニュースは口伝えで、越後全土を駆け巡りました。それを聞いて、取るものも取らず、雪の降りしきる中を、駆けつけました。みんなが貧者にも拘らず、少なからぬ香典やろうそく、香、お斎米(おとぎまい)を持って、駆けつけて来た人々は木村家(葬儀をだした家)から3町(109m*3)も続いていました。
貧者のお供えはお米一石六斗(一握りのお米が集まって4俵)にもなりました。6ヶ寺の印法寺院、12ヶ寺の随喜寺院、285人の会葬者などこまごまと書きとめられている文章が残っています。(木村家に残る「良寛上人 御遷下(ごせんげ)諸事留帳」)
ありがたくて、涙があふれてきます。合掌。
「いきしにの さかいはなれて すむ身にも さらぬわかれの あるぞかなしき」貞心尼  (世俗を捨てて、仏に仕える身になったいまでも、また別れがあるなんて・・・悲しい)
「うらをみせ おもてもみせて ちるもみぢ」良寛  (寝たきりになって、下の世話まで面倒をみてもらっているからには、紅葉がはらはらと散るように、なんの隠し事もなく、死んでいきます)

上田さくらちゃんの両親が資産家であろうと、NHKが募金を煽っていようと、貧者には関係のないことです。出来ることが限られていて、苦しい生活でも喜んで「しなければならない」の使命感に突き動かされるからです。両親が娘の命を救う手段に募金を選択したんですから・・どんどん寄付をしましょう。その行為を「貧乏人のくせに」とか「バカ」とか「心よりありがとう」とかは寄付をする人間の感情ではなしに、最早、寄付を受けた人間の感情だからです。
そして、必ず何人(なにびと)も死んで行きます。最後に人生を振り返って・・・・!合掌!

米、機密文書を公表!

2006年09月27日 20時11分10秒 | 気まま日記
ブッシュ政権は、国家情報評価(NIE)の一部が、ニューヨークタイムズ紙にすっぱ抜かれたことから、通常は全く公表されないNIEの一部を機密解除して公表した。
それによると、イラク進攻がテロの脅威を80倍も増したとしている。大統領は、「報道でイラク開戦は誤りだったと結論付ける人も出てくる。それには我慢ならない。自分自身で結論を出して欲しい」と国民が正しい判断をするよう求めている。NIEは、CIAなどの米政府の16もの情報機関が作成に協力したもので、正しい評価とも言えるのになあ。
なによりも、根拠にした「大量破壊兵器」がなかったことは致命的でした。どこかの首相が、「見つからないからとないと言えるのか」ととんちんかんなことを言って誤魔化したが追求もなく、そのまま経過した。国会議員も国民もバカ丸出しの出来事でした。

今日、ブロバイダーのメールアドレスを変更した。フリーメールアドレス(hotmailやgmail)にやってくるバルクメールは、世界中からやってくるが(拒否メール登録するのにノートに控えている。ドットコム意外は後ろに国名があることが多い。このgooブログに至っては、トラックバックはネット上の賭け屋(ポーカーや競馬に乗っ取られてしまった。しかし、以後も拒否設定はしません・・・。)、ブロバイダーのメールアドレスは極親しい仲間にしか通知していないのに、前回の変更後、わずか2ヶ月で200アドレスも卑猥な勧誘がやってきた。(若い男性と思っているのか、女性名が圧倒的です。残念年寄りですよ~だ!)多い日には20通もきた。拒否設定にも疲れた・・大変なのでメールアドレスの5回目の変更です。もう、許してください!
米の機密文書に比べたら、あまりにもスケールは小さいですが、ネットを楽しみにしている個人としては切実な問題です。

「タイナカ サチ」を聞く!

2006年09月25日 20時01分25秒 | 応援します!この人生!
タイナカ サチ 歌手、本名 田井中 彩智(たいなか さち)1986/04/30生(20歳)、兵庫県加古川市出身、15歳にしてエンターティメントを目指す。素晴らしい高音域の透明感のある歌声は、聞いて驚きを与えてくれました。その歌声は、ホームページでも聞けます。タイナカサチ
高音域といっても、「夏川(なつかわ)リミ」や「元(はじめ)ちとせ」(共に沖縄出身)とは異質だ。
年少より恵まれた家庭環境で育ったのでしょう。そして、素晴らしい歌声と下積みにもへこたれない上昇志向で、大きく羽ばたけるでしょう。ただ、名前のカタカナは頂けません。それ、誰?外人?本名でいいように思いますが・・・。

改名といえば、先に名前のでた「夏川リミ」は、デビュー時代(1989年16歳)の「しほり」が大好きでした。(歌詞は後述)
「星 美里(ほしみさと)」での歌手活動でしたが、ヒットしなかったのでしょうか。よく歌いましたが・・。沖縄に帰り、再び「夏川リミ」として再デビューするまでに、なんと10年も要しました(1999年「涙(なだ)そうそう」)。

「しほり」  詩・吉田旺、曲・三木たかし、編曲・竜崎孝路
ひらがなみたいに やさしくて
素直な娘に育てよと
しほりと名付けてくれた父
あなたの温もり忘れない
父さんわたしが見えますか
そちらも風花舞いますか
あなたを奪った日本海
見つめて15歳(じゅうご)になりました

鰊を焼くたび父さんに
食べさせたいねと目を濡らす
母さん見てるとわかります
ひらがなみたいなやさしさが
そろそろこちらも冬支度
そこから津軽が見えますか
春来りゃわたしも父さんに
似ている誰かに会えそうな

父さん寒くはないですか
手編みのマフラー流します
あなたの声して海鳥が
しほりとわたしを呼んだよな

この歌から、もう17年か・・・。

引き際(引退)の考え方

2006年09月24日 21時05分37秒 | 残日録
プロ野球、巨人の桑田真澄投手(38)が24日、今季限りで巨人退団の意向を示したうえで、来季以降も現役を続行したい希望を表明した。現在173勝ですが、200勝への強いこだわりがあるようだ。ここ3シーズンで4勝12敗ですから、それなりの高給で迎える球団があるんでしょうか?
※近年あの成績の清原選手が来期もアップ契約で現役続行するようですから、球団の考えは12球団の数字だけあるようです。(不可思議だ)

桑田投手は23日、球団の公式ホームページの中の自身のページで退団を示唆する一文を掲載した。

楽天・野村監督「引き際にはいろんな考え方がある。今年で引退を表明した新庄のような(いい時に辞める)のは、長嶋型。私はボロボロになるまでやり、12球団のどこからも声が掛からなくなったら、辞めようと決めていた。(現役を続行するなら)桑田は、野村型を選んだわけだな。(獲得に動くかどうかは)権限がないから、わからない。」
中村順司・元PL学園高監督(現名古屋商科大監督)「38歳と言えば、自分が桑田らを指導していたころだった。200勝を目標にしていると思うし、若い選手の模範にもなれる。必要とされるチームで現役を続けてほしい。」
メジャー挑戦の可能性は、桑田のメジャー挑戦の可能性について、米大リーグ・メッツの大慈彌功・環太平洋担当部長は「あくなき挑戦は素晴らしいこと。チャレンジ精神は失ってほしくない」、「現在の桑田投手と契約する球団が出てくるかどうかは分からない」と話した。江夏投手も野球人生の晩年にメジャーに挑戦(キャンプにテスト参加)するも採用ならなかった。

十両東筆頭「安壮富士」

2006年09月23日 20時27分21秒 | 応援します!この人生!
安壮富士(東十両筆頭)さんは、明日の取り組みに前頭入りを賭けた大一番に臨む。(14日目を終わって7勝7敗
安壮富士 清也(あそうふじ せいや) 本名 杉野森 清寿、昭和51年1月17日生(30歳8ヶ月)、青森県西津軽郡深浦町出身、180cm 124Kg、入門以来77場所(12年5ヶ月)新入幕をかけるのは年齢、経過場所数とも遅い方の上位数人に入るでしょう。2歳違いの実弟は前頭3枚目の「安美錦」
しかし、対戦相手が難敵だ。モンゴル・ウランバートル出身の22歳のホープ「猛虎浪」(1984/04/05 187cm 145Kg)もなんと7勝7敗なのだ。
大相撲の人気が衰えてきて久しいが、外国人の台頭はトンガ~ハワイ~モンゴル~北欧と移り変わっても、日本人にも「心技体」を備えた力士の出現も同時にあった。しかし、近年は話題の力士を探して応援しているのは寂しいものがあるんですが、逆に楽しみも多い。
30歳(安壮富士さん)は、人生を語るにはまだ早い。大いに一花も二花も咲かせて下さい。

ヤンキース、ワールドチャンピオンへの道

2006年09月22日 21時02分51秒 | 松井秀喜
ヤンキースが地区優勝を決めたので、興味は10月3日からの「地区シリーズ」とそれに続く「リーグチャンピオンシリーズ」そして、「ワールドチャンピオンシリーズ」となった。
データ
ヤンキースの地区優勝は9年連続(プレーオフには12年連続出場)ですが、これはブレーブスの14年連続(’91~’05)に次ぐ第2位です。尚、ジョー・トーリ監督にとっては就任以来11年連続のプレーオフ進出です(ワイルドカードを挟む)。
ヤンキースは、’98~’00まで3年連続ワールドチャンピオンに輝いていますが、以後5年間もチャンピオンになっていません。2001年以後のポストシーズンの戦いぶりはどんなものだったでしょうか。
2001年
 地区シリーズ(5回戦制、3勝) 対アスレチックス ●●○○○ 
 リーグチャンピオンシリーズ(7回戦制、4勝) 対マリナーズ ○○●○○
 ワールドシリーズ(7回戦制、4勝) 対ダイアモンドバックス ●●○○○●●

2002年
 地区シリーズ 対エンゼルス ○●●● エンゼルスはワイルドカードでワールドチャンピオンとなった。

2003年 (松井秀喜入団)
 地区シリーズ 対ツインズ ●○○○
 リーグチャンピオンシリーズ 対レッドソックス ●○○●○●○
 ワールドシリーズ 対マリーンズ ●○○●●●

2004年
 地区シリーズ 対ツインズ ●○○○
 リーグチャンピオンシリーズ 対レッドソックス ○○○●●●●
 3連勝後屈辱の4連敗。レッドソックスは、バンビーノの呪いからやっと開放され念願のワールドチャンピオンとなった。

2005年
 地区シリーズ 対エンゼルス ○●●○●

過去11度の地区シリーズは、7度突破、4度敗退と苦戦。第1戦の成績は6勝5敗。しかし、初戦白星の時は2度しか突破できず(敗退4度)、不思議なことに、初戦に負けると、5回とも地区シリーズを勝ち上がっている。


ヤンキースの憂鬱

2006年09月21日 18時35分43秒 | 松井秀喜
ヤンキースは、今日ブルージェイズ(トロント)に敗れましたが、レッドソックスも敗れたために、ア・リーグ東部地区の優勝を決めました。
しかし、ヤンキースの憂鬱とは?米国の専門誌「スポーツイラストレーテッド」最新号は、大リーグ、ヤンキースの主軸、ロドリゲスの特集を掲載。好機に弱いとして地元ファンからもブーイングされる同内野手は、苦悩の胸の内を明かしているが、その中にあった同僚批判が注目を集めている。
「なぜ、自分だけが批判されるのか」、「ムシーナ(投手、2001年に20.3億円*7年)もジアンビ(内野手、2000年に20.3億円*7年)も、すごい年俸を取りながらバッシングされることはない」と同僚に言及。
さらに、自分がメディアから厳しく批判されるのは「格好がよくて、生粋な米国人ではなくて、球界最高給からなのか」と同誌に語っている。
また、ジアンビから「中軸を打つなら、ここぞというときに打たなければいけないんだ」と奮起を促されたことや、ジアンビがトーリ監督に「アレックス(ロドリゲス)を甘やかすのはやめた方がいい」と進言したことも紹介されている。
そして、20日付のニューヨーク各紙は、大きなスペースを割いて人気チームの“内紛”を伝えたが、主将のジーター(20億円*10年)は「もう終わったことだ」とコメントしている。
次のア・リーグ優勝決定戦の最初の試合(5試合制)は、中地区で優勝争いをするタイガースかツインズの2位チーム(2位がワイルドカード)との戦いとなる。内紛などやっている暇はない。A・RODも球界1の好球高給(2000年に29億円*10年)を貰っているのですから、ニューヨーカーのブーイングは当たり前だ。同僚の悪口をいう前に発奮してちょうだい!。松井秀喜選手(15億円*4年)、今日は好機に1本欲しかったです。勝って優勝となっていたでしょうに。次にがんばって下さい。

自殺行為・・・残念!

2006年09月21日 14時13分54秒 | 気まま日記
ゴルフの話です。法律に触れるとかいうこではないですが、マナーの問題です。
日本オープンの出場権をかけた最終予選会(先月)で、スコアーを3ホール分書き直したということが、先日報道されました。※中西雅樹プロは、ホールアウト後に、腹具合が悪いとトイレに駆け込み、マーカー(同伴競技者)のサインが書き込まれたスコアーカードを書き直したらしい。(誤記ではないだけに、その行為は深刻です)
数十年前のプロの大会でも、ラフのボールをフェアウエーにけり出したり、ボールを少し移動するという不正行為があったとかなかったとかの噂を聞いたこともあった。近年は、中継カメラの性能や観衆の目も厳しいので、もう不正はないでしょう。
アマチュアの仲間内の私的ゴルフでも、バンカー脱出の打数を誤魔化したり、空振りを勘定しないなんて輩はいる。これは「お遊びゴルフ」(食事を賭けたりしていても)ですけれども、それでも、分れば「鼻つまみ者」でしょう。信用もガタ落ちです。
ましてや、プロがやったとなれば処分は必至です。「除名」となりそうですが、仮に「出場停止3年」とかになっても、スコアー書き直しの前歴は、ゴルフ人生にとって致命傷でしょう。長い人生には、ふとした迷いで「なんであんな事をして・・・」とか「あんであんな事を言ってしまった」とかの心の隙間が出来てしまうことがあるんです。非常に残念ですが、それが人生です。別の人生をやり直す方がいいようにも思います。
※中西雅樹プロ (フリー)ドライバーの飛距離を誇る有望新人。異例にも「IMG」と2年間のマネージメント契約をしている。1984/08/22生まれ、22歳、182cm 92Kg 、兵庫クラーク記念国際高校卒業(知らない)、アマチュア大会の戦歴は、アメリカジュニア大会3勝、ミニツアー3勝、他国内大会35勝など・・。

どうした!松井秀喜!

2006年09月19日 19時47分06秒 | 松井秀喜
ヤンキースは、舞台をトロント(カナダ)に移して、ブルージェイズ戦であった。8番打者(DH)で出場した松井秀喜外野手は2安打で復帰以来の好調を維持している。(写真は第1打席の完璧なヒット)
しかし、今日の第2打席は、歯がゆいものであった。ブルージェイズの期待の若手投手「バーネット」の直球を弾き返した第1打席であったから、大いに期待した第2打席です。
バーネットの第1球は、外角高め、僅かに外れるストレートで「ボール」した。
第2球は、外角高めのストレートを見送って「ストライク」。
第3球は、外角低めにコースに決まったというような完璧なストレートで見送りの「ストライク」。
第4球は、内角に鋭く落ちるカーブで、中ほどからストライクゾーンを外れるという鋭く落ちる球で、体が反応したが、かろうじてバットが止まったので、コールは「ボール」であった。
第5球は、同じ球種の球で、同じコースにコントロールされた球(完全にボールのコース)でした。これも体が反応したが、バットの振り出しは我慢したはずでした。しかし、塁審に判定を求めることもなく、主審のコールはストライク(振った)三振でした。
松井外野手は、「違うだろう、振ってないよ」と、顔をしかめて残念がったが、声にはしなかった。これをベンチ前で見ていた「J・デーモン」外野手(次打者でない)が、主審に猛然と抗議した。「絶対に振っていない」これは、打者共通の感じでもあるんでしょう。余りにも激しい抗議に主審は「デーモン」外野手に退場を宣告した。【髭を生やしている時代のデーモンを彷彿させるものでした】松井外野手は、激しい抗議は似合わないとは思いますが、チームの勝利を、優勝を目指す仲間としての抗議はして欲しかった。
『2年前のポストシーズンで、逆転勝利した時のホームイン・シーンは、忘れることが出来ないです。ホームベースの上で飛び上がり。両拳を突き出して、喜びを表した松井外野手はどこへ行ってしまったのでしょう。』

勝利を目指し、松井外野手の為に、ヤンキースの為に猛然と抗議したデーモン外野手の闘志に敬意を表します。

その後のベンチ内でも監督やチームメートとの会話もなく、寂しく座っている姿が映し出されていた。ペナントレースも大詰めです。松井秀喜選手の「チームの勝利」という闘志を、チームメイトのためにも向けて下さい。近頃少し淡白なような気がするものですから!
明日も、明後日もテレビの前で応援します!そして、トロントの後のヤンキースタジアムでの守備の復帰と打順も繰り上がった打席をお願いいたします。