日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

過大評価の五人!

2008年02月19日 22時11分25秒 | MLB
スポーティング・ニューズ紙は、失敗に終わる大型契約の五人を予想している。
ドジャースと3年3530万ドル(約38億円)で契約した黒田は、記事の中で5番目に紹介。同サイトは黒田が1997年以降、シーズン200イニング以上を投げたことが2回しかないこと、契約が終わるときには35歳になっていることなどの懸念点を並べている。さらに伊良部秀輝(元ヤンキースほか)や野茂英雄(ロイヤルズ)、吉井理人(元ロッキーズほか)、さらに昨季の松坂大輔(レッドソックス)も含め、日本人投手がメジャーでは期待以上の結果を残せていないと辛口の評価を下している。

なお記事のトップで名前を挙げられたのも、黒田と同じくドジャースがオフに2年3600万ドル(約39億円)で獲得したアンドルー・ジョーンズ外野手。そのほか、4年4800万ドル(約52億円)でシアトル・マリナーズ入りしたカルロス・シルバ投手、ミルウォーキー・ブルワーズが1000万ドル(約11億円)で1年契約を結んだエリク・ガニエ投手、5年6000万ドル(約65億円)でサンフランシスコ・ジャイアンツ入りしたアーロン・ローワンド外野手を、同サイトは取り上げている。

今日、ヤンキースのアンディ・ペティット投手は、薬物使用を認めた。しかし、当時は禁止薬物でなかったとして、出場停止処分にはならない。
一方、どうしても認めないロジャー・クレメンス投手は、アメリカでは最も嫌われる「偽証罪」で裁かれると、バリー・ボンズ同様数十年の・・・。しかし、大統領特赦も囁かれているから、いい加減なものです。誰やら、バスケットの有名選手なんて、殺人罪を逆転無罪にしてしまった。(多数の有名弁護士で破産寸前となったが・・)

それより、松井秀喜が、左足に「違和感」なんて・・・・心配だ!

MLB薬物汚染!

2007年12月15日 20時54分46秒 | MLB
MLBは、薬物に関係したと思われる選手を公表した。その証拠を添付して!

そこまで、薬物使用に関して放置してきた責任があるというのに・・・。MLBがオリンピックに参加できないのは、薬物の蔓延が酷すぎて参加選手がドーピング検査に引っかかった場合の処置に困るからなんて喧伝されていた。(3A以下の選手が参加した)

409ページにもなる「ミッチェルレポート(pdf)は否定できないものだ。ただ、薬物の検査が摂取から数ヶ月で消滅するとのことですから、常用していない人は、レポート以後は罪を許されることになるでしょう。しかし、長期に渡って使用した選手は、ひどい副作用に悩まされて選手生命を絶たれるでしょう。
年間60本を越えてホームランを量産した彼の選手達は、あだ花のように消えて行ったから・・・・。

日本球界もこれを他山の石として、薬物根絶に努めなければならないでしょう。
汚染された記録なんてなんの意味もない。ボンズの記録にもファンによって数字のまえに※が付く始末です。あ~あ!

え~!ROD?

2007年11月04日 13時26分30秒 | MLB
10年契約の残り3年を破棄してFA宣言したアレックス・ロドリゲス(32)内野手は、ヤンキースの残留条件は条件を満たしていないと切り捨てた。そのヤンキースの条件とは、残り3年分の8100万ドル(93億1500万円)+5年1億5000万ドル(172億5000万円)=2億3100万ドル(265億6500万円)ですから、33億2000万円*8年という条件だった。
ESPN(スポーツ専門局)によると、A・ROD(代理人スコット・ボラス)の条件は、最低交渉の席に着くためには3億5000万ドル(402億5000万円)という途方もない金額だった。50億円を8年契約せよ!と突きつけたのだ。
この条件で迎える球団はあるのでしょうか?2つの球団が・・・と報道されているが・・。
ちなみに、代理人の報酬は高額契約の場合10%が標準ですから、5億円を8年にわたって受け取る契約となる。

ちなみに、ワールドチャンピオンとなったレッドソックスの「ティム・ウェークフィールド(41)」投手は、400万ドル(4億6000万円)で、「フリアン・タバレス(34)」投手が、385万ドル(4億4000万円)で来期の選択権を行使されました。こちらは、安い気もするんですが・・・。

MLBは厳しいの~!

2007年10月17日 21時09分39秒 | MLB
メジャーリーグのポストシーズンも多くを消化してくると、各選手に対する批判や賞賛は、極端に表れるから「厳しいの~!」となる。

レッドソックスの地元紙「ボストングローブ」紙は、松坂大輔投手を1億ドル(117億円)の失敗と報じている。期待が大きかっただけに、その落胆さは大きくなって、これでワールドシリーズに進出できなければと考えると恐ろしい。(1勝3敗で崖っぷちだ)

一方、4連勝してワールドシリーズ進出を決めたロッキーズは、地元「デンバーポスト」紙が、松井稼頭夫内野手をベタ褒めだ。
プレーオフ7試合で(リーグ優勝戦は4連勝)8打点、得点圏打率5割の二塁手(松井)は、かけがえのない存在と絶賛しているし、「ロッキーズ(ロッキー山脈にかけて)にとって高すぎる山はない」とワールドシリーズの勝利を確信している。

ヤンキースは、経営戦略会議(戦力検討会議)にトーリ監督の招集はなかった。主な議題は、FAのエー・ロッド内野手、ポサダ捕手、リベラ投手に対する対策です。
そして、引退確実なペティット、クレメンス両投手に匹敵する投手の補充。
松井秀喜外野手については、両膝の病状と来期の戦力としての検討がなされるでしょう。松井は、来期が4年契約の3年目ですし、トレード拒否条項もあるが、「トレードが言われたら拒否しない」と前に言っていたので、不安もある。
すでに7年もの長きにわたりワールドシリーズを制していないことから、スタインブレナー・オーナーの我慢も限界にきていることでしょうし、新スタジアム(2009年より使用)にチャンピオン・フラッグをはためかせる為に、大改造が行われることは明白です。監督人事は明日か明後日にも発表されるでしょう。

井口資仁内野手!

2007年06月07日 12時10分46秒 | MLB
ヤンキース対ホワイトソックス戦は、連日好ゲームを繰り広げている。井口内野手は、4月、5月と成績がもう一つ上がらなかったが、6月になって5割近い打率を残すほど好調だ。観客に松本拓也くんがいたからとも言える。本当にいそがしいスケジュールの大リーグにとって、時間を割くのは睡眠時間を削るほど大変なことなんですが、このような善行は定着している行いです。
大リーグの日本人選手としては、そんなに注目していなっかたのですが、よい成績を残されることを願わずにはいられない。


【4月に当地で心臓移植手術を受けた松本拓也君(13)=埼玉県熊谷市在住=が6日、井口資仁内野手の招きでホワイトソックス-ヤンキース戦を観戦した。
手術直前の4月初旬、井口が病室をサプライズで訪問。拓也君の母、三紀子さん(48)は「パワーをもらった」と振り返る。拓也君がこの日が13歳の誕生日。試合前のダッグアウトでは、ヤンキースの松井秀喜外野手も交えて記念撮影をした。
球場で野球を観戦するのは初めてという拓也君は「日本に帰ったら、野球部に入ってファーストを守りたい」と明るく話した。夏ごろには帰国できるという。 
2007年6月7日 10時58分 時事通信】




目指せ!MLB!

2007年04月04日 17時41分29秒 | MLB
野球選手がMLBを目指すことは、当たり前のようになってきた。多くの日本人選手が海を渡ったが、彼らの年俸は次のようになっている。
開幕日時点でのメジャー開幕ロースター「849人」の平均年俸は、294万4556ドル(3億4750万円)となっている(高年俸(20億円程度か)のロケット(ロジャー・クレメンス)は、引退か契約か思案中のようだが、数人が未契約)
松井秀喜外野手(ヤンキース)1300万ドル(15億3400万円:4年契約2年目)年俸順位29位
イチロー外野手(マリナーズ)1253万ドル(14億7854万円:4年契約4年目)年俸順位38位 来期年俸は高騰確実
松坂大輔投手(レッドソックス)633万ドル(7億4694万円:5年契約1年目)年俸順位132位
城島健司捕手(マリナーズ)593万ドル(6億9974万円:3年契約2年目)年俸順位141位
井川慶投手(ヤンキース)400万ドル(4億7200万円:3年契約1年目)年俸順位211位
井口資仁内野手(ホワイトソックス)325万ドル(3億8350万円:1年契約)年俸順位258位
岩村明憲内野手(デビルレイズ)180万ドル(2億1240万ドル:2年契約1年目)年俸順位344位
岡島秀樹投手(レッドソックス)123万ドル(1億4514万円:1年契約)年俸順位392位

その他の選手も含めて日本人選手は、13選手です。【米大リーグのコミッショナー事務局は3日、今季の開幕ロスター849人中、米国外出身選手は246人で29%を占めたと発表した。一昨年の29・2%にはわずかに及ばなかったが、昨年の27・4%より増加した。
日本選手は13人。メキシコ出身者と並び5番目の多さだった。最多はドミニカ共和国の98人で、ベネズエラ(51人)プエルトリコ(28人)カナダ(19人)と続いた。】
そして、あなたも野球少年なら、プロ野球の選手なら、実業団の選手なら、高校野球の選手なら、最終目的の照準をMLBに定めましょう。松阪大輔投手は、MLBで1球も投げていませんが、7億500万円*5年ですし、井川投手も岡島投手も日本時代の2倍以上ですから・・・。そして、あなたは将来、上位3人のように莫大なコマーシャル料やアドバイザー料を手にできるはずです。

そして、ヤンキースは今日もデイゲーム(明日早朝2時~)で・・眠いでしょう。


MLBでの注目は・・

2007年01月28日 20時25分18秒 | MLB
fox sports スポーツ専門局『フォックス・スポーツ』電子版は、早くも今シーズンの注目選手を特集。その中のひとりとして、松坂大輔投手の名前を挙げた。
メジャーリーグで1球も投げないうちから、「エース級の活躍ができる」「1年目から15勝可能」など高く評価されてきた松坂。同記事では、鋭く曲がる魔球「ジャイロボール」を操る松坂とライバル球団であるヤンキース松井秀喜外野手との日本人対決は見ものであると報じた。FOXの関心は、松坂大輔投手対イチロー外野手よりも、やはり同地区対決が興味だ。
また同記事は、同じく注目の選手として、薬物問題の渦中にいるジャイアンツのバリー・ボンズや復活を期すヤンキースのアレックス・ロドリゲス、ルー・ピネラ監督を招聘(しょうへい)しオフに大補強を行ったカブスなどの名前を挙げている。
米国では、フットボール(アメリカンフットボール)のシーズンなので、MLBの報道は少ないですが、それでも話題を探しているようです。
ヤンキースの4月の試合日程は以下の通りですが、ヤンキース対レッドソックス戦の前に、マリナーズ対レッドソックス戦(4月10日~)があるので、イチロー外野手対松坂大輔投手が注目されるだけでしょうが・・。
6月始めまでに同じ地区のヤンキース対レッドソックス戦は、12試合も組まれているので、地区優勝の行方を決める大事な試合が続くことになるでしょう。
4/1 (日)         ◆は、ヤンキースホームゲーム
4/2 (月) ◆ TB タンパベイ・デビルレイズ
4/3 (火)        
4/4 (水) ◆ TB タンパベイ・デビルレイズ
4/5 (木) ◆ TB タンパベイ・デビルレイズ
4/6 (金) ◆ BAL ボルティモア・オリオールズ
4/7 (土) ◆ BAL ボルティモア・オリオールズ
4/8 (日) ◆ BAL ボルティモア・オリオールズ
4/9 (月)   MIN ミネソタ・ツインズ
4/10 (火)  MIN ミネソタ・ツインズ
4/11 (水)  MIN ミネソタ・ツインズ
4/12 (木)        
4/13 (金)  OAK オークランド・アスレチックス
4/14 (土)  OAK オークランド・アスレチックス
4/15 (日)  OAK オークランド・アスレチックス
4/16 (月)        
4/17 (火)◆ CLE クリーブランド・インディアンス
4/18 (水)◆ CLE クリーブランド・インディアンス
4/19 (木)◆ CLE クリーブランド・インディアンス
4/20 (金)  BOS ボストン・レッドソックス
4/21 (土)  BOS ボストン・レッドソックス
4/22 (日)  BOS ボストン・レッドソックス
4/23 (月)  TB タンパベイ・デビルレイズ
4/24 (火)  TB タンパベイ・デビルレイズ
4/25 (水)◆ TOR トロント・ブルージェイズ
4/26 (木)◆ TOR トロント・ブルージェイズ
4/27 (金)◆ BOS ボストン・レッドソックス
4/28 (土)◆ BOS ボストン・レッドソックス
4/29 (日)◆ BOS ボストン・レッドソックス


才能!

2007年01月20日 20時05分54秒 | MLB
【米大リーグ、カブスは19日、ノートルダム大のジェフ・サマルジヤ投手と5年契約を結んだと発表した。球団公式ホームページによると年俸総額は1000万ドル(約12億1000万円)。アメリカンフットボールのスターWRでもある右腕は、野球選手としてプロの第一歩を踏み出すことになった。
昨年6月のドラフトでカブスから指名されたサマルジヤは、傘下の1Aで7試合に先発し防御率2・70。秋にはフットボール部員として大学に戻ってシュガー・ボウル出場に貢献。4月に行われるプロのNFLのドラフトで1巡目指名が確実視されていた。
カブスとの契約は野球「専属」選手としてのもの。だが、サマルジヤの申し入れにより、ほかのスポーツに従事する場合は、250万ドルの契約金を返還するとの項目が含まれている。】
日本では、あまり違うスポーツで才能を発揮してプロ契約に至るということは聞いたことがない。お相撲さんが、入門前に水泳でも才能があったとか、高校のラクビー選手が短距離で選手になったとか・・・。二つの道でプロとかは困難なことでしょう。MLBの選手がオフシーズンに音楽活動とかは聞いいたことがあるが・・・。

ヤンキースの松井秀喜外野手は、19日(金)東京近郊のグラウンドでキャッチボールを行った。2月中旬の渡米(キャンプ地タンパ入り)を前に50mの距離で50球のキャッチボール。ミズノ社製のグラブは、昨年使用していた黄色ではなくヤンキースカラーの濃紺に変えて、心機一転、5年目のシーズンに臨む。 (写真は、matui's '07weapon)
「肩も肘も別に問題なかったですよ。この先、少しづつ距離を伸ばして仕上げていきたいと思います」
  早く、来い来い球の春!




こんな初夢は?

2007年01月03日 14時33分13秒 | MLB
【ピッツバーグ・パイレーツの地元紙『ピッツバーグ・ポスト・ガゼッタ(電子版)』は2日、今年起こり得る出来事を時系列順に並べた「予想カレンダー」を掲載。その中で、チームとマイナー契約で合意している桑田真澄投手の大活躍を「予言」し、新人王に輝くだろうと伝えた。
同紙は、先発投手陣に故障が相次ぐ中、6月17日に桑田がメジャーへ昇格。井口資仁二塁手のいるシカゴ・ホワイトソックス戦で2安打完封の鮮烈デビューを飾ると伝え、4連勝で迎えた7月5日の地元での登板では、本拠地PNCパークが満員の観客で溢れ、多くの日本国旗が振られるだろうと予測した。(観客増員の期待)
最終的に桑田は13勝2敗、防御率1.74(過大な成績の期待)という驚異的な成績をマーク。メジャー史上最年長の新人王に輝くとし、38歳のオールドルーキーに低迷が続くチームの救世主になってほしいという期待を表している。】・・・ 夢を見るのは自由ですが・・・。
マイナー契約した(750万円/年俸、メジャー昇級後は7500万円の付帯条件あり)の桑田真澄投手(38)に最大級の夢を託すなんて、MLBも、パイレーツも底が浅いものです。今年でも未契約の投手がゴロゴロいるんですがね。「勝つ」という意識があるんでしょうか?
また、不思議なことにパイレーツ首脳陣が今日(1月3日)来日して、セレモニー付の契約調印式を行うと伝えている。

松坂大輔投手、契約成立!

2006年12月14日 12時50分37秒 | MLB
松坂大輔投手(代理人、スコット・ボラス)は、レッドソックスとの契約が合意に達した模様です。SI(スポーツイラストレッテッド)によると、6年総額5200万ドル(60億3000万円)からエスカレーター条項を加えて6000万ドル(69億6000万円)までの契約と伝えている。
交渉の席に松坂投手を引っ張り出したことで、レッドソックスの作戦は、半ば成功したようなものだった。スコット・ボラス氏の作戦は、もっと上の金額だったでしょうが、選手が同席した以上、ここで金額に固守すると、選手のイメージが悪化するので折り合ったのでしょう。
意気に感じるタイプの、レッドソックスの主戦投手「カート・シリング投手(血染めのソックスで世界一に導いた)」での契約でも、(アリゾナ ダイアモンドバックスFA)首脳陣総出で、プライベート・ジェット機でアリゾナまで迎えに行って、シリングを感動させたが、同じ手法を選んだようです。また、感動は至宝「カート・シリング投手」が、日本語を勉強していることです。MLBでは、憧れの選手が入団会見に同席してくれるのが伝統です。松井秀喜外野手には、野手の「ジェイソン・ジアンビ内野手」が同席してくれましたから、松坂大輔投手には、憧れの投手のカート・シリング投手しか考えられません。
松井秀喜外野手(代理人アラン・ニーロ)の時には、午後10時(契約切れでFAとなる2時間前)という際どさだったが、松坂大輔投手の場合、メディカルチェックが必要なので、前日の深夜の交渉となったようです・・・。これで、代理人の元には、手数料(推定5%)の5400万円が6年間に渡って入ってくることになった(総額3億2400万円。やめられません)。ちなみにシリング投手など50人以上の代理人です。