ヤンキースの癇癪

低迷する「我がヤンキース」に癇癪を起こしたジョージ・スタインブレナー（74)オーナーはついに行動した。フロリダ州タンパのキャンプ施設で、ブライアン・キャッシュマンＧＭほか数人の球団幹部を集め、「チームを改善するための話し合い。トレードの話も出た。」明日も会議だ。と発表。補強ポイントは、投手、センターだ。
２８日の「ニューヨーク・タイムス」に続いて、今日２９日の「ニューズ・デイ」もやかましいことだ。「トム・ゴードン」、「ホルヘ・ポサダ」、「松井秀喜」まで候補に名を連ねている。ヤンキースの場合、不要選手は年俸が高すぎて、相手が希望するであろう選手は、上記の３人でしょうというのが新聞の観測だ。球団広報も、放出候補は相手が希望する選手だと言っている。「シェフィールド」もメッツの「マイク・キャメロン」との新聞辞令が・・・。
ＭＬＢの場合、チーム愛や同一チームで選手生活を終えるというウェットはない。トレードが決まってから発表という人情もない。トレードで行きかってまた元のチームになんてよくあることだ。松井秀喜選手は、シーズンインの時に複数年契約を断って、絶好調の今シーズンを誓ったのだ。チームの不振は「幸か不幸か」今の事態だ。しかし、ＭＬＢを選んだときから、いかなる状況も想定内だ。ヤンキースが「松井秀喜は必要だ」が理想だが、どんなことになろうとも、松井秀喜選手を断固支持します。トレード拒否権を持っているが、今年は３年契約の最終年で意味がない。
早速、粛清人事。昨夜サヨナラホームランをあびた「マイク・スタントン（38)」と「ポール・クワントリル（36)」が戦力外通告を受けた。
あのヤンキースを去る時に野球を止めると思った、アストロズ「ロジャー・クレメンス（42)」やマリーンズ「Ａ・Ｊ・バーネット(28)」が補強獲得候補だ。

中国旅行はどこへ

今日、安徽省で交通事故がきっかけで民衆が暴徒化した。ささいな交通事故（負傷は軽症）で、加害者が被害者をなぐり、それを見た数人が騒ぎ出した。加害者を警察が連行して、取調べ中も、噂は付近を駆け巡り、群集は１万人の規模まで膨れ上がり、自動車をひっくり返したり、放火したりと暴徒化した。
この前の「反日デモ」報道で埋没してしまったが、地方の農地収容（本当は土地は全部国有）で貸し与えている農地を収用するのが強引で、農民のデモは各地で数十万人の規模にもなった。
今日、報道された暴徒化デモは、中国のニュースを海外からネットで伝えている「秘密の中国」はどう報道しているんでしょうか。シークレット・チャイナ
福建省の奥地にぜひ旅行したいが、時期的にどうなんでしょうか？２００８年の北京オリンピックで都市改造中の北京も旧街を、また土塀で囲まれた民家もなくなる前に見ておきたい（写真に撮りたい）ものだ。都市部では、莫大な収入を得ている富裕層が出来てしまっているので、素朴な人情豊な、日本の農村風景のようなところへ行ってみたいものだ。

名物オーナー吠える

今日の対オリオールズ戦の前に、ヤンキース広報は、スタインブレナー・オーナーのコメントを発表した。多分そのまま発表しなくて、オブラートに包んでいると思うが、それでも相当過激だ。「・・・忍耐は限界に近い。選手には我々と同じくらい勝ちたいと思って欲しい」mlb.com言外には選手もスタッフも入れ替えるぞ！
松井秀喜選手は、オーナー発言のあとの試合で１４試合ぶりにレフトの守備につく５番で出場し、４打数２安打１敬遠で勝利に貢献した。守備でのカンが戻らず、２度ほどもたついた場面があった。
日本でも、物議をかもした元オーナー（現会長）やオリックスのオーナーも相当ひどい処遇をする。西武の前オーナーだって、優勝監督に「（来年も）やりたければ、どうぞ」などとほざいた。楽天オーナーはサッカーでは、神戸の監督を２ヶ月経たずに３人目だ。田尾監督も切りたくてうずうず。周りに止められ、ガス抜きかその前にコーチ陣をばっさり。
しかし、寄って集って（たかって）もスタインブレナーに比べたらひよっこだ。なにしろ、莫大な金を出す。口も出す。新球場建設（計画中）も自己資金だけだ。（普通自治体にも場所や資金をお願いするよ）選手や監督のコメントは冷ややかなものだ。（いつものことだ）
スタインブレナーの怒り【　同じア・リーグ東地区のデビルレイズは、年俸総額２９００万ドル（３２億円弱）、ヤンキースは、２億ドル（２２０億円）A・ロッド一人に出来高満額と同じほどだ。（２７億円＋）デビルレイズの野茂は、８０万ドル＋出来高（２００イニングで７０万ドル）で、恐らく、出来高が払えないので２００イニング直前で解雇かトレードとなるだろう。ポストシーズン進出の球団が補強するでしょう。】松井秀喜選手はシーズン前の契約を見送ったが、高額契約できる球団は数球団だけ、ヤンキースで活躍を期待します。

政府のネット実名化案

総務省は、インターネットでの爆発物や銃の製作、集団自殺、エロ情報等々の有害情報氾濫に対して、サイトの実名化に着手できないか検討する。文部省は、すでに小中学校には、匿名性が低いとされる「ブログ」（開設時に設置者に把握されている）やＳＮＳ(Social Networking Site 仕事や友人関係を繋いでいく形で安心感がある)を活用するよう求めている。
標的は、匿名性の非常に高い「掲示板」だと思われる。しかし、憲法（表現の自由）との絡みもあるし、全部実名ではやり切れないよ。昔は、ホームページはメルアドがリンクされて、意見交換があったが（健全）、今では、過激な意見の発表には「掲示板」が利用されている。あらゆるサイトの無料のアドレスをすぐに取得できるし、アドレス記入でもだめだ。
ネットカフェには、キー操作の再現ソフトがインストールされ、ネットバンキングなどの個人情報入力は危険だ。
掲示板を覗いたことはあるが、いろいろの「板（スレッド）」があるなあ。世の中には、匿名の意見発表の場は必要だ。犯罪があれば、ザル法の盗聴利用（禁止事項はないに等しい）で取り締まればいい。要は、利用者が「ブログ」を利用するか、「掲示板」を利用するかだけで、ネット実名化なんて、考える方が古いよ。

ディープインパクト

あの、強い強い競走馬、ただ今２冠（皐月賞、ダービー）の「ディープインパクト」ではない。ＮＡＳＡが彗星に銅球を打ち込んで破壊、中心部の物質を観測して、宇宙創生期の太陽や地球の創成の謎に迫る計画だ。ディープインパクト
これが武器なら、ピンポイント攻撃できるなあ。インターネットもカーナビも武器の研究の成果だ。エンロンなんて「象の檻」で世界中の無線を盗聴している。しかし、カーナビで位置情報を取得しているが、無料で利用出来るのはなぜだろう。多くの衛星を利用しているから、莫大な費用が掛かっているのに。
今日の「宝塚記念（G1)」は惨敗した。言い訳を書く気力もない。夏休みの後の、秋からのＧ１予想からガンバルぞ！OH!

宝塚記念（G1)予想

詳細な予想も回線不良により、記事が霧散してしまいました。同じ記事を書く気力も体力もありません。そこで、結論だけで許してください。結果は長い論理（理屈や屁理屈）がなくとも当る、当らないは同じですから。２強で決着はないと見ました。本命には、「ビッグゴールド」を指名します。充実の近３走は、和田騎手との息もピッタリで、１０番人気 - １着、７番人気 - １着、１４番人気 - ２着と７歳にして充実一路です。今がピーク。「タップダンスシティ」はこれが８歳？と思える追い切り、タタキ２走が１番走る、去年の勝ち馬（ロブロイは４着）と材料は完璧も、なぜか？来ない予感。そこで、６ヶ月の休み明けという不安材料を持っている本当は強い「ゼンノロブロイ」を対抗に指名する。もう見限るべきだろうが、なぜか魅力が失せない「コスモバルク」と「シルクフェイマス」を買わずにおれない。
よって、馬券は馬連で、上記４頭のボックスにする。1-2 1-6 1-7 2-6 2-7 6-7 の６点で取れる。
予想は、長い休みに入ります。秋の［Ｇ１］で会いましょう。「ディープインパクト」の三冠もあるでしょうし・・・・。

消息を！野球がいい

懐かしい名前を新聞やネットで聞いても、野球界に身を置いている人の方がうれしい。

林泰宏【元巨人投手　昭和５５年ドラフト１位、兵庫・市尼崎高、元アイドル黒木真由美と結婚】引退後、商品先物取引の大手「小林洋行」に入社、営業で力を発揮。その後、中堅の「入や萬成証券」（電話勧誘がよくあるが、実は商品先物取引業）に移り、取締役、以後平成１５年専務。６月２９日の取締役会で社長に就任する。「野口みずき、金メダルの光と影」（グローバリー）でも書いたが、この業界は、影もある。

四国アイランドリーグの「高知ファイティングドッグス」の監督は、藤城和明【元巨人投手　昭和５２年ドラフト１位、兵庫・琴丘高校、新日鉄広畑】引退後、巨人のコーチ（1993~1997)では、長島監督の '94 '97 年の優勝に貢献した。高知新聞にはコラムもある。コラム

この閉塞感はなんなんだ

韓国、中国、台湾、ロシアと周りの国との間には国境に関する争いがある。教科書問題も首相の靖国神社参拝のかたくなな態度は、相手を硬化させる。漁業水域、天然ガス油田、領土などきりがない。米国さえ、国連安保理改革には消極的だし、アジアにも第二次大戦の大虐殺があった（南京）との教科書記述を許可することを議会で決議する。莫大な国債を買わしておきながらだ・・・・。戦勝国はなにをやっても許されるのか？米国に戦後保障を求めた国はない。こんな米国に物言えない現政権ではだめだ。国連維持分担金は、日本は突出しているし、米国は滞納の常習国だ。戦後世界中にＯＤＡをばら撒き、結局何も効果はなかったようだ。中国にも３兆円もの援助を送りながら、反日デモ（援助の実態は広く知らせていない）とはどういうことだ。

国内では、いよいよ大増税時代到来だ。サラリーマンを直撃する（とにかく取り易いらしい）。給与基礎控除の減額か廃止（経費は個人商店のように申告制になるか？）扶養控除の廃止などで、所得６００万で２５～４０万円の増税に・・・。そして、次は消費税のアップが・・・。

こんな閉塞感の充満している世の中から少しだけ逃避できるのは、地方のほんわかニュースだ。地方紙３９紙が一気に読めるページツデイズ　ジャパンやもっとマニアックな人には、ダブロイド紙を読んで気分転換をお勧めする。タブロイド紙おもしろい記事でも探すネットサーフィンをどうぞ！

ヤンキース爆勝！そして松井秀喜選手は

「ランディ・ジョンソン」と「野茂英雄」の両先発で始まった試合は、４回には１０対２でデビルレイズの楽勝を思わせた。ランディは棒球、野茂は直球が走っている。その野茂が５回に捕まった。２０１勝までアウト１つという際どさだ。その回が終わっても１０対６であったが・・・。ヤンキースは弱い弱いデビルレイズに２勝５敗と低迷の一因だ。今日も負けると覚悟を決めようかと思案したが、放送はハイビジョンだけとなってＮＨＫを呪った。「電気量販店に走ろうか、いや負けゲームだ」とも思い、ネット中継で我慢した。しかし、８回裏の攻撃は予想を遥かに超えるものであった。松井も１点差に追いつくライトフェンス直撃の２塁打を打った。そして、ウイリアムズの満塁の走者一掃の３塁打で勝負は決したが、花火は３連発（３者連続ホームラン）で打ち止め大団円となった。シェフィールド（３ラン）、ロドリゲス（ソロ）、そして２度目の打席がまわってきた松井はバックスクリーンに９号ホームラン（ソロ、８試合で５本）を放った。なんと猛攻は１３点であった。
松井秀喜選手は、今日６打席　５打数４安打　２打点　１四球で（今期四球は３０になったが死四球はゼロ）、打率は３割となった。

ヤンキースは復活する！

今日、ヤンキースは最下位デビルレイズに敗れ、首位オリオールズに５ゲーム差、レッドソックスには３ゲーム差だ。松井秀喜選手は、負けゲームではあったが絶好調だ。習慣ＭＶＰを取り、ここ７戦４発だ。

昨日、ヤンキースの主砲「Ａ・ロッド」（ＭＬＢ最高年俸２７億円）は、メンタルヘルス（精神衛生）のセラピー（治療）のため、２ヶ所に通っていると告白した。また、同様の病気の子供たちのための施設に２０万ドル（２１００万円）を寄付した。去年子供が出来て、落ち着いて活躍しているように見えたが、９歳の時に父親が蒸発、極貧の生活を送り、そのときの精神状態を引きずっているので、治療をとのことだ。

監督の「ジョー・トーリー」は、子供の時に父親のＤ・Ｖに恐怖した。兄がマイナー選手だった時に、母親との離婚を迫り、追い出した。その後、「ジョー・トーリー」がメジャーで活躍すると、父親が出てきたが、それもＭＶＰを取った年に終わった（死亡した）。結婚は２度も失敗した。転機は、３度目の妻が妊娠したときに訪れた。なんと、母親となる不安を訴えたのだ。身重の妻を通わせる不安もあり、トーリーも一緒に通うことにした。セミナーで幼い時の、母親や子供に対する父親のＤ・Ｖを、恐怖の体験を告白していくうちに、精神的に落ち着いてきたとの事だった。そして、ヤンキースの監督に就任したころには、破れタイコの名物オーナー「スタインブレナー」や熱狂的なヤンキースファンにも動揺しなくなったようだ。「父親のＤ・Ｖに比べたら屁でもない」ことだから！
どんな偉大なスーパースターにも精神的に弱い部分はある。克服する精神が大事だ。虚勢を張るのではない、弱い部分もあるのだと隠さないことで、精神的に１段高く登れるのだ。

そして、ヤンキースはへこたれず、前進し、優勝を目指す。