日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

「テロは必然」とは?

2011年09月11日 18時53分46秒 | 残日録
【自民党の石原伸晃幹事長は10日、青森県弘前市で講演し、11日で10年を迎える米同時多発テロについて「歴史の必然として起こった出来事ではないか」と述べた。鉢呂吉雄経済産業相の「死の町」発言などが問題化した中、同時テロの犠牲者への配慮を欠くとの批判を浴びそうだ。
石原氏は、「テロは産業革命から続いた西洋文明の支配、ピューリタニズムに象徴されるキリスト教支配へのイスラム圏の反逆、そして歴史の必然として起こった出来事ではないか」と指摘した。講演後、記者団に「歴史解釈の持論を述べただけで、テロ行為を肯定したわけではない」と釈明した。】

政治家の暴言が相次いでいる。日本の政治屋どもが、勝手な「お話」を寝言のごとく、お述べになるので・・・・・世界の中でその地位は極端に落ちた。最早、相手にされない程度の愚かさなのだ。
鉢呂経済産業大臣の言葉にも驚いたなんてものじゃ~ない。今日日の小学生でも、もっとまともだろう。衣服をこすり付けて「放射能を付けてやった」なんて言わないだろうよ!
われ等戦中世代の青洟を垂らしていた(栄養不足であったのだ)悪がきの言い方なのだから・・・・・・・・ご苦労さん!

羅漢法要

2011年08月09日 16時02分31秒 | 残日録
新しいチャンネル


8日の夕刻から、加西市羅漢寺の「羅漢寺千灯会」へ行った。

五百羅漢の寺として有名だが、本尊の「薬師如来」の縁日8月8日に、仏様と羅漢の法要として「千灯会」(せんとうえ)が営まれるのだが、千灯をお供えする「お参りの人々」にも、ご利益(ごりやく)が施される。それが、「七難即滅」、「七福即生」、「所願成就」というありがたいものなのだ。

自宅から1時間程度で行ける場所なのだが、早めに出発したものだから、到着した時間は、暑くて閉口した。全部の写真は、フラッシュを使わずに蝋燭の明かりに任せただが、明るいレンズで、カメラに調整されるから雰囲気が損なわれたかも・・・・・。

ひまわり公園

2011年08月06日 19時24分41秒 | 残日録
兵庫県小野市の「ひまわり公園」に行った。

あまりの暑さに閉口して、鉱山跡(生野銀山、明延鉱山)に行って、鍾乳洞のような涼しさにひたりたかったのに・・・・。押し切られて上記の公園に行った。もう10日もせずに、広大なひまわりも刈り取られて(10日~15日は、持ち帰り自由)コスモス畑への変身を準備するので・・・。

それでも、夏の日を一杯浴びてひまわり達は元気一杯であった。家族連れや恋人たちで駐車場も一杯。
無理を言って「買ってもらった」レンズ(17mm~55mmズーム、全域でf2.8のキャノン純正。フード、レンズプロテクター込みで11万円)を使ってみた。
フラッシュなしでの室内での撮影でも利用できると思うので。ボケの具合やISも、広い、広いひまわり畑の中で一株だけ咲いていた、かなりの風で揺れるコスモスで試してみた。


富田木歩

2011年04月23日 19時28分50秒 | 残日録
【富田 木歩(とみた もっぽ、1897年4月14日 - 1923年9月1日)は俳人。

本名は一(はじめ)。東京市本所区向島生まれ。最初の俳号は吟波、後に木歩と号す。誕生の翌年、高熱のため両足が麻痺し生涯歩行不能となる。俳号の木歩は、彼が歩きたい一心で自分で作った木の足に依る。 富田木歩は歩行不能、肺結核、貧困、無学歴の四重苦に耐えて句作に励み、「大正俳壇の啄木」と言われ将来を嘱望されるが、関東大震災で焼死した。26歳の生涯であった。】

姉二人から「いろはカルタ」や「軍人めんこ」を教材に文字を覚えたようだ。

今、なぜ「木歩」に惹かれるのだろうか。少し高齢となり、一つの病を得ると次々と体に不具合がおこってくる。目はそんなに衰えていないようなので、本が読みたいのだ。毎日読んでいると、本の中に物語や感動が無くとも作者に興味が湧いてくるのだ。

そこで、木歩の一句。

足の凍てたる冬季は綿子にくるまって這いつつ用を足す
「犬猫と同じ姿や冬座敷」 (綿子:綿入れで、真綿(絹)を入れた着物)

先日も、激しい下痢(医者の見立ては、腸にインフルエンザ菌が・・)で、数分~数十分ごとに便意があった)で、這いずりまわったので、「紙おむつ」の利用をしたが、中に出すことが出来ず・・・苦痛は1日中続いた。身体の自由が制限される苦しさを味わったのだ・・・・・。


老老介護・・・?

2011年04月17日 19時46分05秒 | 残日録
悲しい現実がそこまできたかな!

心臓に異常のあるkunio_nikkiにとっては、時々ひどい腰痛で動けなくなる時もあるのだが・・・・・・。
愚妻にとっても晴天の霹靂であったことでしょう。左すねが痛くなって夜に眠れなくなる症状がでて、病院での診断、CT検査の結果が1週間後だったことから、その間も痛んだのだ。その水(体液)を抜いたにも関わらず、痛みは引かなかった。
そして、少し改善されたとの感じあったのでしょうが、外出中して・・・少しあわてて歩いたのでしょう。「ビチッ」と音がしたとのことで、さらに痛んでしまったのだが・・・。

「救急車で病院」を嫌ったので、翌日まで辛抱してもらって病院へ行く。左足を地面に着けない(痛い)ので、駐車場から車椅子での移動。・・・・・レントゲンでの結果は・・・・・

表題のごとくなってしまうのでしょうか・・・・。

鯉のぼり泳ぐお花見

2011年04月10日 19時36分51秒 | 残日録
「ふるさとの森公園」にお花見に行った。

ふるさとの森公園:兵庫県が進める里山を体験できる公園で、現在6ヶ所ある。
自宅から車で1時間ほどのその公園の一つに行った。有名なお花見所は、人出も多く喧騒に包まれることだろうと考え、緑も多く芝生広場が気に入っているこの公園に決めた。
4月に入ったばかりなのに、早くも活き良いよく「鯉のぼり」が泳いでいた。メーンのお花見にとっては、少し風が気になる天気だったが、満開のさくらの花びらを散らすまでの勢いはなかった。鯉のぼりにとっては、その風を腹いっぱいに吸い込んで、快適な日となったようでした。この公園には、家族連れなど、5、60人ほどの人出なので、子供たちの嬌声さえ、うぐいすの鳴き声を誘っているようでもあった。



足腰の弱っている二人にとって、レジャーチェアーを置ける芝生がある広場は、ありがたい特等席である。目の前の桜と鯉のぼりには、自宅では味わえない、うれしい時間を過ごさせてもらった。酒のないお花見であっても、弁当や飲み物だけでも、「花に酔う」ことはできた。

お稚児行列

2011年03月27日 20時00分54秒 | 残日録
今日、お稚児さん行列があった。

集落のお寺の本堂の耐震化工事が終わって、・・・「親鸞聖人750回忌御遠忌法要」と「本堂修復奉告法要」と「子供に住職継承も報告する」法要が行われたのだ。
檀家の多いお寺なので、その工事費(約1億円)も軽くまかなわれたようだ。それでも9万円以上の内示のようなものが同行(どうぎょう)よりあったので、そんなに熱心でもない仏教徒であってみれば、10万円を寄進した。お寺には、本山(東本願寺)への納付金他で9000円や年始にお年玉2000円やこの落慶法要にも3000円などなど入用も多い。葬儀でお寺を借りるのさえ多くの入用もあることから、民間の葬儀会館を利用することが、ほとんどとなってしまったのに。それでも「お寺」を維持するのには、大変なことである。「鐘楼の新築や鐘」、「山門の新築」などでもお稚児さんがあったので、人生3度目の大行事である。

どんな宗教でも「お布施」や「寄進」や「物品購入」で物入りなんだろうなあ。

お稚児さんに「孫」もいない身にとっても、可愛い行列であってみれば、写真を撮りに行った。数十枚のショットが気にいったが、誰の子供か検討もつかないので渡せないだろうなあ!旧の集落の周りに新築物件が多く建って10年前の170軒程度から、今では450軒にもなってしまっただから恐ろしい。只でさえ、世代が違えば判らない人だらけなのに・・・・・。

紙おむつについて

2011年03月22日 14時46分01秒 | 残日録
昨日は「紙おむつ」の世話になった。

なんと言うことだ。随分先のことだと思っていたのに・・・・なあ。

朝方は、なんということのない目覚めだったのに・・・・。昼ごろにもなって、お腹が異常をきたしたのだ。お尻が便意を抑え切れない・・・五分ごとに襲ってくるのだ。便器に座っても・・・下痢という範疇ではない。少し固めがあるのに・・・少ししか出ない。回数の多さが、寒さを誘発するし、冷や汗まで噴出す(余計寒さが増す)、嘔吐を催す。

夜になっても状況は変わらない。かくして愚妻の世話になるしかない。夜11時にもなってから「紙おむつ」を買ってきてもらう(自動車で十分程度のスーパーで終日営業)。しかし、「世の中を投げ出してもいない古希」にとっては、この物体の中に放出することが出来ないのだ。かくして、真夜中の便所通いが始まったのだ。寒い夜を乗り切る勇気も湧かない。この便意を抑えてくれる魔法の薬が目の前に現れる幻想だってお願いする哀れさなのだ。便所から居間へは這って帰るという恐ろしいほどの倦怠感や震えが起こる。救急車を呼ぶかどうか聞かれたのにも返事出来ず、かろうじて首を横に振るのみだ。

今日になっても、状況の改善がない。水を飲んでも便意を催すので大変な朝となったものだ。しかし、世の中は捨てたものではない。神への祈りが通じたのか、平生の行いが良かったのか、人体の悪玉に対する不思議な抵抗力が功を奏したのか、少し収まったのだ。

急いで近所の「大病院」へ行く。家で書いておいた「詳しい病状」や「体温、血圧」、「常用している薬」を受付に提出した。・・・・なのに・・・受付のうら若い未熟な・・外科を指示する情けなさだ。・・・内科をお願いしますよ・・・で変更してくれたが、なんなんでしょう?「診察の順を書いたカード」渡され、診察室前で待たされる。(受付番号22番。9時50分だったのに・・・・診察を受けられた時間は12時の少し前にもなっていた)詳しい症状を記していたお陰で、インフルエンザ菌が腸炎を起こしているとの見立てだった、優しい若い男性の先生だったが、今日も10人が同じ症状だったので、高齢者は風邪に十分注意が必要だと聞かされた。お腹の数箇所に対する触診もしていただいたが、所見はやはりインフルエンザによる腸炎。薬は3種、4日分を服用するように指示された。点滴をするかどうか聞かれたので遠慮した。1時間の点滴にお尻が耐える自信がない。そこで、腸の弱っているときの食事の注意や水分の取り方も教えて頂いた。(薬は、とんぷく(下痢止め)と腸炎を抑える漢方薬と腸の働きを助ける薬で、いわゆる風邪薬ではなかった)

これで、昨日のあの悪夢のような現実から逃避できるのだろうか、次回の同じ先生の診察日時は金曜日の午前中なので、長い待ち時間を乗り切って、完治近しを聞きたいものだ。

「紙おむつ」に、なんの抵抗もなく・・・・できる年代に近づいていることの方に驚いた一日であった。

鞆の浦「ひな祭り」

2011年03月10日 10時37分03秒 | 残日録
昨日、鞆の浦「ひな祭り」に行った!

計画通りとはいえ、思いもよらぬ「寒い一日」であった。春とは名ばかり寒風吹きすさぶ、時折パラパラと頬に冷たいものの当たる日になってしまった。
鞆の浦は万葉の昔から歌に残っている(万葉集に八首もある)名勝ではあったが、先般、湾を横切るバイパス道路の建設でいろいろあるらしい。「ポニョ」の宮崎駿さんも、その構想を当地で練ったとかで反対らしい。・・・・当地の人の論議に待つしかないでしょうに。

ホテルで食事して、旧家などに飾られている「お雛様」を、ぶらぶら歩きにて見せて頂いた。江戸のお雛様は、人形主体ではなく、その舞台(建物)や忠実に作られた豪華な品物(嫁入り道具)が見事であった。各家に飾られた、それぞれのお雛様も、これほどまでにと思わせる、思い入れの込められたような見事な出来映えであった。

女の子のいない「老夫婦」にとって、おひな祭りは、縁のないものであったが、町の雰囲気に触発されたか、ホテルの一角に飾られている売り物の「陶器の雛人形」を買った(写真:クリックで320*240)。女房とは考えが違ったが、欲しくなったので小遣いで買った。「マイセン」には及びも付かないが・・・・。※マイセン:一番安いティカップさえ数万円する。人形などは数十万円~数百万円のもの。

おみやげは、「保命酒」も買った。江戸の時代に、味醂に各種薬草・木を加えて、命のための酒としたらしい。試飲でその口当たりの甘さに・・・2種類買った。ただし、飲酒を止められている身には、少しだけ飲むしかない。説明書にもあるが、がぶ飲みする種類の酒ではないのでいいかな。(アルコール13~15度程度ある)

頑張る人

2011年02月16日 18時48分44秒 | 残日録
今日、姫路城に行った。

よわい「古希」(「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」古希は70歳。多くの人が50歳前後で死んでいた江戸時代によく理解された言葉だが)にもなると、気力は少し残っていても、体がついて来ん。
そんなときに、「動かないことがボケの始まり」や「趣味を忘れる」、「外出をいやがる」と言われると・・・つらいものがある。老いたものだ。あんなに遊びに結びつく外出が大好きだったのに・・・。

気力を振り絞って姫路城に行く。カメラ2台と三脚を自動車に積み込んで・・・・。改修中の姫路城への観光客はパラパラ程度であった。おまけに、その天守閣を真近に見られるエレベーター工事やトイレの工事や通行路の工事が同時に行われていて、多くの人出を待つ時期で見学できる範囲も極端に狭くなっていた。

少し雲もあったが、定点撮影と正面画像を「RAW画像」で写して、少し加工をしてみた。なんとか冬景色らしいものになったので「姫路城の秘密Ⅱ」を更新した。

今、テレビで、「地デジ」変換とやらで、UHF波でデジタル放送になるので、受像機の購入を急かされているが・・・・。昔は、田舎ではUHF波で見ていたので、同アンテナを立てていたのに・・・・(勿論、アナログ波だが)。地域の有線テレビに加入することになる。

携帯だって、その空き周波数帯に移動するらしく、「機種変更をせよ」との通知。なにもかも、老いの身には解せないなあ!静かに死なせてくれそうにない。これも「どうせ・・・・」と急かされて、今日、安いもので機種変更した。(電話とメールだけできればいい)流行の「ipod」などは「お呼びでない」のだ。