日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

B級グルメを・・・

2011年11月11日 09時15分30秒 | 残日録
明日から「第6回B-1グランプリ」姫路大会が開かれる。

先の大戦中に生まれた古希の身にとっては、戦後の食糧難の飢えのときを含めて、ほとんど美食とは無関係に生きてきた。みんな貧乏だった。今になって、少し金持ちになった気分の庶民が、喜んで食べるのだろうか。いまさらB級グルメと言われて有り難がる神経が分からない。
70年も食べてきたからなあ!「にくてん」(高砂市)だって、薄いメリケン粉を鉄板に伸ばして焼いただけで食べたものだ。具はない。「焼きそば」は、具がないそばだけだったし、「姫路おでん」は、畑の残り物だけだったのに・・・少し贅沢な添え物があるものだ。(すき焼きは、何事かがある年1~2回程度だった)
カレーだって、ジャガイモだけの具に、カレー粉を入れ、メリケン粉で少しのトロミを付けたものが、最高の贅沢だった。

こんな子供たちだったが、元気に遊んでいた。今では全く見られないが、青洟をたらして、それを拭くものだから、袖口をテカテカにに光らしていたのが普通だった。食が貧しかったからだろう・・・・・・・・。

かくして、近くに住んでいるのに、数時間並んで食べるという神経は持ち合わせていない。(疲れるから)


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