日本史学習拾遺

日本史よもやま話、授業の補足、学習方法

自信を持って、精一杯がんばって来い!

2013-01-18 21:51:08 | 受験
いよいよ明日がセンター試験本番です。

私も、例年とは違う特別な気持ちで過ごす前夜です。
しかし、ホームルームでも言いましたが、あまり緊張しないで、リラックスして「平常心」で試験に臨んでください。
部活動でも経験していると思いますが、緊張してガチガチでは、力を発揮することができませんよね。リラックスして、いつもどおりにやれれば、結果もついてきます。

あまりに緊張・興奮して、テンパってしまわないように。あまり、出だしでハイになってエネルギーを使いすぎると、明日は意外と長丁場の試験です。リスニングが終わるのは18時過ぎです。最後の方で集中力も切れてしまうおそれがあります。
あまり周囲の友人達とはしゃぎすぎたりしないように。

それから、センター試験のような択一問題の場合、ケアレスミスが多くなりがちなので、時間が余ったら、最後までよくよく見直してください。わかっているのに、勘違いしてしまった―例えば、「誤っているもの」を答えなければいけないのに、「正しいもの」を探してしまったり、問題文を正確に読み取らなかったり、といったミスを、三つ四つとしてしまったら、10点は損するわけですから。
「わかっていたのにマークミスした。」
という嘆きの声を後で聞きたくありません。

日本の試験とそれによって選抜される社会は、いかに間違いが少ないか、注意力があって、間違いが少ない人が勝ち残る、という仕組みなんだなという気がします。つまらない間違い探しの問題も多いわけで、そういう問題ができたから何になるの?という疑問・ぼやきは、とりあえず置いておいて、落ち着いて、文章を正確に読み取る力、を、持っていること自体悪いことではないので、そういう問題に付き合って、しっかり落ち着いて文章を読んで、丁寧に解答してください。

日本史などは、解答時間に余裕があると思います。問題文をすべて読まなくても、下線部だけを読んでわかってしまう問題もありますが、一通り解答が終わったら、じっくり、問題文を隅から隅まで読み、正しく設問に答えているか、最後の1秒まで見直しを続けてください。
私も先日、漢字検定準1級で久々に試験を経験しましたが、見直しをしたらぼろぼろ間違いを見つけました。4つも5つもありました。このように、見直しをして、つまらない取りこぼしがないように最善を尽くしてください。

もう、この時間に携帯電話を使ったり、ネットを覗いたりしなくていいですよ。このブログもアップが遅くなりごめんなさい。今日は、もう勉強しなくてもいいくらいですが、今日中に日本史のポイントを古代から近現代までざーっと高速でおさらいしておいてほしいし、明日も、さらに超高速で、30分くらいで古代から近現代までざーっと、特に自分が間違えやすい、忘れやすいポイントに絞って確認してほしい。そのための要点整理集やノートを持参してください。

最後に、須永博士さんの言葉を一つ紹介します。

「人に負けてもいい  しかしやるべきことをやらない自分の弱さには 絶対負けたくない」

何点以上取らなければ、とは言いません。自分の自己ベストを出してください。やるだけのことはやった、と言えるよう、万全の準備をして、落ち着いて、自信を持って、「平常心」で本番に臨んでください。

がんばれ!私もこれまでで一番手応えを感じているわが学年の皆さん。
落ち着いて問題文を読めば、正しく正解できますよ。最後の最後まで、あきらめないで、粘れ!
精一杯がんばった、と胸を張って、月曜日登校してきてください。
健闘を祈る!