聖地巡礼の間口は大きく広がっても・・・
何度も訪れたくなる居場所造りは難しいようで・・・
流行廃りの忙しさは・・・作って埋まるモノでも無く・・・
物語が生まれる人や歴史・・・踏み込んだ場所で感じる質感が大切な気がする・・・。
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古民家や社寺仏閣が暮らす場所は・・・空気も質感も穏やかに、触れ合う感覚が飛び交い・・・
都会のビルの山々の狭間にも・・・流れる山間の雲の谷間にも・・・
丸い海の、見渡す水平線にも、映り込んで・・・
身体が欲しがる居場所に・・・人の感覚は埋もれてしまっていたけれど・・・
目が廻る暮らしの中で気付いたのは・・・自然な居心地良さなのかも知れない・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fd/2fd3cbe87a8db19c6434ad07ee323159.jpg)
大きな森の、鬱蒼と寝転ぶ木々の葉を見ていると・・・目の奥が慰められて・・・。
遠くの山の・・・緑や青の山の連なりと、川の流れを見下ろしていると・・・
心が止まった時間をむさぼり続けながら・・・
どこかで思い出し・・・癒しの時間に入り込むまで・・・
寄り道と迷い道に翻弄され続け・・・流行廃りを繰り返して・・・
戻る場所は・・・いつもの居場所の物語の始まりなのかも知れない。