暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

若さ

2023年06月18日 | 古民家
 背丈ほどの世界に・・・吐き出すばかりの2人の世界は・・・
もどかしくて大人びて・・・階段を3段飛ばしで走りたくても・・・
若さだけでは飛び越せない・・・幼い壁が絡み合う・・・。
田舎な町の・・・気さくな暮らしにポツンと浸かり・・・
廻りのやさしさや無邪気さが・・・くすぐる体に気持ちも揺さぶられて・・・
ゴリゴリと心をまさぐられるように・・・
隠せない怒りは夜を走る・・・。

変わらない古びた町も・・・見る影もない凸凹の街も・・・
遠くに見えた過去の山々を想像しながら・・・狭い町に明日を想い・・・
広い町に・・・明日は見えなくて・・・
隣の隣も・・・物静かなその隣も、若い命が大げさに姿を現し・・・
誰も見てない間に・・・大きな森へと生まれ変わろうとしている・・・。

空き家になれば好き勝手に・・・我が物顔で生き生きと・・・
住処造りに勤しむ姿を横目に・・・落ち着かないご近所さんは皺を寄せて・・・
どうにもならない古びた住まいを・・・誰もが腕組姿で煙を吐き・・・
時間を過ぎるのを待っている・・・。
古民家にたどり着けば、まだ望みは渡せても・・・
名前も見えない空き家の姿に・・・魅力を造る意識も無くて・・・
見て見ぬフリの世代を越えて・・・注目されるその時を、そこかしこで待っている。




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