淡い香りと・・・急ぐ景色、見慣れた場所も少し離れると・・・
何処かよそよそしく動いて・・・変わり身の眩しさに驚きもするけれど・・・
どちらを向いても時代が廻り過ぎて・・・鈍感になりすぎた感情の裏表を・・・
吐き出せないでいるように・・・いつもどこかを歩いている・・・。
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草いきれの道に流れる音楽は・・・アスファルトのそれとは違う音が跳ね飛んで・・・
どこに行くとも解らない、あやふやな足取りでいても・・・
心地よく感じる違和感は・・・素足で遊んだはしゃぎまわる公園の中にあるのかも・・・。
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トントンと・・・叩く雨音に、冷めた頭もうろたえて・・・
パチパチと・・・跳ねる響きを耳にして・・・
目覚めるほど、通り雨の激しさは・・・屋根の上で踊り出し・・・。
トタン屋根に・・・瓦屋根・・・茅葺屋根に木の板は・・・
遠い暮らしの遠い時代に・・・何度も繰り返し見落として来た・・・
変わらないはずの暮らしの姿なんだと思う。