暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

眼差し

2023年06月23日 | 古民家
 飾られた派手な模様はホロホロと・・・一段高い場所から眺めてる・・・。
華やかさや悲しさに・・・引きずられるように追い立てられ・・・
真っ直ぐ見つめる目はどちらを向いて・・・何を語るのか・・・。
出会う姿は世代を越えず・・・命が宿る人形に、繋がる道は細くなる・・・。

お祭りに踊る激しさの意味を聞きかじり・・・そこかしこで見かける独奏に耳を寄せれば・・・
どうしようもない暮らしの行き先に抗う、悲しい物語が聞こえて来るようで・・・
神頼みが消えてしまわない伝統に・・・荒々しい文化を繋いでほしいと願うけれど・・・
意味も・・・理由も解らない、騒ぎを覗くだけの繰り返しでは、聞こえて来ない文化もある・・・。

キラキラ眩しさに、夜店の怪しさは裏の世界で・・・
裏表が狭くなればなるほど・・・非日常は近くなり・・・
特別で、夢の時間が永遠に続くのは・・・この先どこまで繰り返すのだろう・・・。
50年・・・100年繋がっても・・・
どこかで変化は生まれ・・・300年の住まいも、住み人は揺れ・・・
眼差しはどこを見るでも無い・・・遠い先を見通している。




コメント
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