丑三つ時に溶け込んで・・・町の灯を探しては、影を惑わす人の営みに・・・
温もりや冷たさが、散らばり撒かれ・・・
朝焼けに隠れた悲しみに気付くまで・・・
宵の口をさまよい歩き涙するのは・・・
いつの頃からかと聞かれても・・・口に出来るコトバは出てこない・・・。
寝静まる頭の隅で・・・明日や昨日を浮かべて迷い・・・
面白くもツライと指折り数えては・・・
今日より明日が幸せと・・・繋いだ先に愉快を造り・・・
素直な良い子でいるよりは、素直で馬鹿な、偏屈ではいられるのかも・・・。
通りすがりの社に手を合わせ・・・土地神様に許しを請えば・・・
目を細めて、退屈そうなその手を預けて・・・
ヤブからぼうの言い訳は・・・
何も無い事の幸せと・・・目に留まる場所を、守る時間の長さで教えは伝わり・・・
人の勇気を誘っている。