ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

Christmas in Bristol <25日編>

2008-12-27 22:54:24 | イギリス生活
イギリスのクリスマスは25日がメインの日です。
25日はお店も休業し、みんな家で過ごすという話を聞きました。

実際に街がどんな感じになっているのか、25日の午後に散歩に行ってみました。

聞いていた話は本当でした。

どこの道を歩いても人が激減しています。路地はもちろん、商店が並ぶちょっとした通りでも遠くに1人、2人が歩いているくらい。High Streetと呼べるようなメインの通りだと、さすがにもう少し見かけましたが、それでも普段に比べるとめちゃくちゃ少ないです。

面白いのが、通りで見かける人のほとんどがイギリス人以外だったこと。

お店も98%はやっていませんでした。1時間の散歩で営業していたのは大手チェーンのカフェ「GUST」とパブが一軒だけ。

普段は夜中まで休みなく営業しているケバブ屋さんまでお休みです。

街からこんなに人がいなくなるとは.....
今の日本ではおそらく見かけないくらいの閑散とした風景で、驚きました。

みんな家でターキーを食べながら家族団らんで寛いでいるのでしょう。

ヨーロッパのクリスマスを感じた一日となりました。

↓我が家のクリスマス。サンタさんはRotaのアメリカみやげ。いかにも外国のサンタさんという感じで今の家によく似合います。しっかりケーキもいただきました。


↓上の写真にも写っていますが、Kapiが一目ぼれして購入した我が家の三銃士。


↓イギリスではクリスマスに食べる伝統のお菓子mince pie。元々はお肉(ミンチ)が入っていたようですが、今はリンゴやレーズンなどの果物を煮詰めたものが入っています。味は「外国の味」でKapiはまあまあおいしく食べられるかなという感想ですが、Rotaはひと口でもういいやと言っておりました。
コメント (4)
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Christmas in Bristol <24日編>

2008-12-27 04:20:44 | イギリス生活
イギリスで迎える初めてのクリスマス。

24日の午後、Bristol Cathedralでのイブの行事に参加してみることにしました。
「Service of Nine Lessons and Carols」というタイトルがついています。

開始時間ちょうどくらいに行ったところ、すでにたくさんの人が来ていました。やっぱりみなさん、クリスマスに教会にいらっしゃるのですね。

空いている座席がなかなか見つからずウロウロしていたところ、なんと普段は畏れ多くて足を踏み入れたことがない中央の祭壇近くの座席に通されました。

↓座ったのは写真中央にある区切られた空間のさらに奥。


クリスチャンではないのに、こんなところに座っていいのだろうかと恐縮しつつ、大人しく座って待ちました。

↓座ったのはココ。いかにも緊張しそうなところです。


聖歌隊の歌とともに神父様たちが厳かに登場し、そのうちの一部の方々がなんと我々の目の前にいらっしゃいました。神父様達の着ているガウンの裾がふれるほどの距離で、もうびっくり&硬直状態です。

Bristol Cathedralではクリスマスの行事がいろいろとあり、それぞれ内容が異なるようですが、今回はキリスト生誕にちなんだ短いお話を間にはさみつつ、クリスマスキャロルを歌ったり、聖歌隊による歌を聴いたりするものでした。

非常に丁寧なしおりをいただいていたので、何をするのかなどの流れがよくつかめて助かりました。キャロルもほとんど知っている曲だったので、一緒に歌うことができ教会に来たかいがありました。

日本でも何度かクリスマスミサに参加したことがありますが、今まで以上に荘厳で身のひきしまるひとときで、本場の空気を感じることができてとてもよかったです。

同じ日の夜11:30、またもやBristol Cathedralへ。

今度はキリストの生誕を祝うミサです。夜遅い時間ということもあり、昼間よりもより熱心な信者さんが集まっているのではないかと思い、信者さんたちの邪魔にならない(昼間も邪魔はしていませんが、なんとなく気が引けたので)一番後ろに近い席に座りました。

入口で一人一人長いキャンドルを受けとり、お隣同士で火を分け合いました。聖堂内の照明がほとんど消され、キャンドルだけがゆらめく幻想的な雰囲気になりました。

パイプオルガンの伴奏に合わせ、全員で賛美歌を歌いながら神父様たちを迎えました。今回も非常に丁寧なしおりをいただいていたので、ミサの流れを見失うことはありませんでした。賛美歌やキャロルを歌ったり、神父様のお話を聞いたりしました。神父様のお話は景気の良くないイギリス経済にふれていました。

ミサの後半、聖体のパンとワインを一口ずついただくという恒例行事があるのは知っていましたが、おそらく一番前の方で行われて、希望者だけがもらいに行くのだろうと思っていたところ、予想外に我々のすぐ前にも神父様たちがスタンバイし始めました。通路側に座っていたKapi、神父様に促され、なんとなく遠慮できない雰囲気だったため、人生で初めて聖体のパンとワインをいただくことに。

ドキドキしながら一口サイズのパンを指にはさんだ神父様の目の前にたち、差し出されたパンを手で受け取ってから食べるべきなのかどうか一瞬迷いましたが、あまりにもKapiの口にちょうどいい高さに差し出されていたため、思わずパクっとそのまま食べてしまいました。

次のワインのときも、器に手を添えるべきかどうか一瞬悩みましたが、結局器に口をつけた後は神父様に傾けてもらって飲ませてもらいました。どうやらRotaもKapiに倣って、パンはパクッと食べさせてもらったとのこと。ワインに至っては、神父様が傾けてくれたけれどワインまで口が届かなくて飲めなかったそうです。。。

みんなどうしているのかと席に戻った後に観察すると、やはり手でうけとってから食べている人が結構いました。。。(汗)ワインの器を自分で受け取って、ゴクゴク飲んでいる人もいました。。。

すべてのミサが終了したのが夜中の1時すぎ。初体験の出来事もあり、ミサに参加してよかったねと話しながら厳かな気持ちで帰途につきました。






コメント (2)
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