ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

THIS IS IT

2009-11-06 06:56:43 | 音楽
昨日、観てきました.

マイケル・ジャクソンの映画「This is it」.


本当のところは、マイケル・ジャクソンのファンでも何でもなく、時折ニュースなどで取り上げられている時に「ふーん」くらいの興味でした.しかも、歌手としての姿をほとんど見たことがありませんでした.


歌をうたって踊っている姿をちゃんと見たのは、亡くなった後に放送されたテレビでの特集番組が初めてで、その時に「マイケル・ジャクソンて結構いいかも」と初めて興味を持った次第です.


でも、今の時代を代表する一人であったことに間違いはなく、そんな人のドキュメンタリー映像があるならば、是非見たいというミーハーな気持ちで観にいったのでした.


観にいって、本当によかったです.

オーラというのか、カリスマ性というのか、素直に「あぁ、この人は本当にすごい人だったんだなぁ」と感じました.


ライブのリハーサル映像をまとめた映画ですが、もうほとんどPVを観ているかのような本番さながらの完成度で、音楽もダンスも演出もクールなカッコよさを感じられ、最後まで惹きこまれてしまいました.


リハーサルということで、バンドメンバーに指示をだしたり、スタッフとディスカッションしたり、オーディションでダンサーを選んでいたりする姿がちょこちょこ見られ、リアルなマイケル・ジャクソンも垣間見られてよかったです.想像していたよりも(ゴメンナサイ)好印象なお方でした.


いい映画を観られたという充足感と、「すごい人だったんだなぁ.でも、もういないんだなぁ」というなんともいえない喪失感が入り混ざった気分の帰り道でした.



ちょっと話がそれますが、


イギリスでも最近の映画トップ3に入る人気ぶりと聞いていたので、さぞかし混雑しているのだろうと思ったのですが、家の近所の映画館はそれほどでもありませんでした.スクリーン近くの席に陣取って、ノリノリで見ている人もいました.


今まで映画を見に行った印象だと、イギリス人はエンドロールに入ったとたんに、ほとんどの人が席をたって帰ってしまうことがほとんどです.


しかし、今回ばかりはさっさと帰ってしまった人は皆無.
「おっ、やっぱりみんなマイケルのファンだから最後まで見るのか」と思っていると、エンドロールの真ん中くらいで耐えられずに数人が帰り始め、帰り支度をしながら通路で振り返り振り返り名残惜しそうに帰る人、そして出口まで行ったけれどやっぱり帰れずに立ったまま見続ける人が続出でした.


ちなみに、エンドロールの最後の最後に少しだけオマケ映像がありました.
最後まで残った人だけの特権ですね.



映画館でもらったマイケル・ジャクソンのポストカード.


コメント
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