ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

夏休み:ヨーロッパアルプス その2

2011-08-17 22:09:40 | 旅行
暴動で荒れ気味だったイギリスから無事に戻ってきました。ご心配いただいたみなさま、ありがとうございました。

さてさて、今回は夏休み旅行第2弾。

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7/11

朝、インスブルックの空港からレンタカーで一路オーストリア南部へ出発!

いい天気。



途中のサービスエリアで本日の予定を最終吟味中。今回のレンタカーはBMW。


基本的に旅行の日程(その日にどこに行って何をやるか)はKapi担当。ルート決めは希望だけ出して、最終判断はドライバーRotaに任せます。

話はさかのぼりますが、今回の旅行で行き先がチロル地方というのはすぐに決まりましたが、一言でチロル地方と言っても行き先はいろいろあるわけで、どこへ行ったら満足できそうなハイキングができるのか判断するのが難しかったのが事実。出発数ヶ月前におおまかな予定を決めるべくガイドブックをパラパラめくっていたときに「ココにしよう!」と思ったところがありました。

その名は「オーバーグルグル」。

ここに決めた理由はただひとつ、名前が面白くて気に入ったから!ガイドブックの解説には「ウンターグルグル」「ホッホグルグル」とグルグルの連発。そんなグルグル地方にある3000m級の山をめざして、車を走らせたのであります。


まずはグルグル村の少し手前にあるSöldenへ。



リフトに乗ってあっという間に3000m越え。



いい天気で気持ちいい。



山頂付近を散策し、カフェコーナーでまったりし、山に囲まれた景色を堪能。


そして山の中腹にあるお店でランチ。



麓におりて、リゾート地となっている町(村?)をお散歩。冬はスキー場がたくさんある村なのでスポーツショップがたくさんあり、観光客もいっぱい。正直、こんなにリゾート地になっているとは思っていなかったのでちょっと驚き。


その後、本日のお宿へ。


この山小屋風ペンションに2泊します。



ラブリーな山小屋風。


本当はオーバーグルグルに泊まりたかったのですが、値段が高いところが多かったので、ちょっと離れたウンターグルグルにあるこの山小屋にしました。まわりには隣に同じくペンション風の宿があるだけで、お店は一軒もありません。一見ラブリーですが、非常に簡素なお部屋にはシャンプーがなかったので、隣村のオーバーグルグルへ行ってみる事に(車で10分くらい)。

グルグル通りを発見。



このオーバーグルグル、4つ星ホテルが林立しているリゾート地のわりには人気(ひとけ)が少なくてなんだかワビしい感じ。どうやらここのハイシーズンは夏ではなくて冬のようです。閉店しているホテルすらあります。奥地にありすぎてスキーシーズンだけにしかオープンしないのでしょうね。


閉店まぎわのスーパーでシャンプーを購入中に1組の日本人中年ご夫妻をみかけ、人がほとんどいないグルグル通りをお散歩中に日本人のおばさんと遭遇。なんなんでしょう、この日本人出没率の高さ。おばさんと少しお話をしたところ、チロル地方を10日間ハイキングだけで巡るツアーにご参加とのこと。さきほどのご夫妻もツアーの方なのでしょう。健脚な方々ばかりだそうです。


宿へ戻って、併設のレストランで夕食。まわりに食べるところが何もないので、このレストランで食べるしかなかったのですが、これが大当たりでした。



ガーリックスープ。これめちゃうま。



チロリアン料理。手前はベーコンとポテトの炒め物、奥はポテトのかき揚げ風。



そしてデザート。


どれもこれもおいしかったー。階段をあがれば部屋に帰れるというのも気が楽。部屋は最低限のものしかなくて簡素だけど食事がおいしくてよかった。


明日はいよいよハイキング!





コメント (1)
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