ポスドク夫婦の海外珍道中:ヨーロッパ生活あれこれ日記

4年3ヶ月の週末婚(イギリス&ドイツの2カ国4都市)を経て、現在ブレーメン在住。旅行、子育て、日々の生活など。

夏休み:ヨーロッパアルプス その3

2011-08-22 21:12:39 | 旅行

7/12



快晴!旅行前の天気予報はかなりひどかった(曇り&雨&雷)けれど、晴れ女パワーでご覧の通り!


今日は待ちに待ったハイキングDAY。オーバーグルグルまで車で向かい、そこからケーブルカーに乗って2653mのHohe Mutへ。

目の前には迫りくる二つの氷河。



まずはこの氷河へ向かって歩き出しました。青い空、緑の草原、白い氷河、心躍る素晴らしい景色を見ながらテクテク。

うつくしいU字谷。



二つの氷河の間にある鞍部まで来て引き返す人が多い中、我々はルートを左に取りました。

どーんと迫力のGaisbergferner氷河。


ハイキングルートはこんな感じ。


氷河から流れる雪解け水。



見た事がないヘンテコ高山植物も咲いてます。勝手に「寝クセ草」と命名。



ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸が衝突してこのアルプスができたんだなぁなどと思いながら、気持ちよく歩く。


と。。。



おうまさん登場!


ちょうど川沿いでお食事中?の放牧馬の集団と遭遇。上の写真の馬はかなり人懐っこく、道ばたでこちらをじっと見つめながら、我々が近づくのを待ち構えてました。

ひとしきりお馬さんたちと遊んだあと、ちょっと離れたところにちょうどいい岩があったので、我々もお昼休憩することに。

いっただきまーす!



ランチは宿のおばちゃんに頼んで作ってもらったランチパック。サンドイッチと青リンゴとチョコビスケット。たいていハイキングのときには宿の人にランチパックを作ってもらうのが、我々のもうひとつの楽しみでもあります。


素晴らしい景色の中で気持ちよくお昼を堪能....するはずが、なんとずうずうしくもKapiのサンドイッチをねらう輩が!



左手でサンドイッチとリュックサックを死守し、お馬さんを必死になだめるKapi。


「コラッ!ダメッ!」と言うと、一瞬止まって考えますが、あまり効果なし。


あわててサンドイッチを握りしめたまま岩場を後にしました。お馬さん達が見えなくなったあたりで、ようやく落ち着いてランチ再開。


この後も小川に沿ってU字谷や草原を歩き、約4時間のハイキング終了!久しぶりに山を見ながらたくさん歩けて、すがすがしい気分。


まだお日様は高いし、もうひと遊びできると思い、お次はホッホグルグルへ。

ケーブルカーでラクチン。


3080mの山頂にある展望レストラン。


雲と同じ高さにいることがよくわかります。


残念ながら夕方近くなったため雲がでてきてしまいました。しばらく展望台でお茶して休憩。360度全て雲で覆われてなにも見えなくなったり、雲がとぎれて向いの山が見えたり、とめまぐるしくかわる風景の中、Rota氏は「空気がうすいから息がうまく吸えない」と言って椅子から一歩も動かず。対するワタクシKapiは何の違いも感じず、あちこちで写真をとり歩いてました。Rotaは気にしすぎだと思うんですけどね。。。


お店の人に「ケーブルカーが終わるよ」と言われて、名残惜しくも下山。ケーブルカーの発着地点は泊まっている宿から歩いてすぐのところなので、帰りもラクチン。


よく歩いた後はおいしいご飯!今夜も山小屋のレストランで夕食です。




ビーフシチュー。


我々以外にも宿に泊まっているお客さん達が複数いたのですが、おもしろいことに皆さん昨晩と同じテーブルに自然と座っていました。別にどこに座ってもいいのですが、我々もなんとなく昨日と同じテーブルへ。

今夜の夕食もおいしかった~。


明日はイタリアへ向けてドライブDAY!

コメント (3)
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