スイスのハイキング報告のつづき。
7/17 (Tue)
コース:Ottafe (Täsch)~Ober Sattla~Tuftern~Sunnegga
所要時間:6時間20分(休憩、写真撮影、その他諸々含む)

(画像クリックで拡大) Map from Hiking in Switzerland
-----------------------
突然ですが、問題です。
この日の朝、体のある部分に異変が!
それはどこでしょう?
1 鼻
2 足首
3 耳
正解は、、、耳。
「なんか耳の裏がチクチクするなー」なんて思いながら、鏡を見てみると、なんと輪郭部分が真っ赤になっててツルンと皮が剥けてます。。。どうやら日焼けしすぎてしまったようです。耳の裏に日焼け止め塗るの忘れてた。日差しの強さを痛感。
持参していたオロナインをたっぷり塗って応急処置。
さてさて、今日はツェルマットの隣の村Täschがスタート地点です。

電車に乗って、ひと駅隣へ。
事前調査のとおり、Täsch駅前のインフォメーションで乗り合いタクシーを待ち、他のハイカー達と一緒に山あいにある村Ottafeへ。1日3便(9.30、10.30、16.40)で一人10フラン、予約不要(2012年夏)。せまい山道をガンガン飛ばすドライバーのおじさんにびっくり。対向車が来ても、慣れたハンドルさばきで崖っぷちに寄せて待避。感心しちゃいました。

15分くらいでOttafeの村に到着。同じワゴン車に乗り合わせた他の人たちはほとんどが一番ポピュラーなハイキングコースEuropawegへ行くようですが、我々は最初にひと山登ってツェルマット方面へ向かいます。
乗り合いタクシーを降りてすぐに分かれ道の標識。

標識に従って、谷奥へ向かう方向に小川にそって野原を歩きます。

。。。少し行けば山に向かう登りのコースがあるはずなのに。。。ない。。。なんかおかしいぞ、これは。。。
地形図を見てみると、明らかに予定のコースよりも谷奥に来ていることが判明。いきなりコースを見失うとはびっくりです。しかも、標識があったのにもかかわらず。でも、標識が指し示す左に向かう道は一本しかなかったのになぁ。
とにかく最初の地点まで戻ることに。戻る途中で、目指す山の山頂へ向かう一本の細い道を発見。なんと標識のあったところから間違ってました。左へ向かうのではなく、標識のところを正面に向かって登るのが正解。でも、標識まで戻るとやっぱり本来のコースがよくわからず、少し上の方に見えているコースまで適当に歩いて無事合流。
というわけで、30分の予想外ウォーミングアップを経て、ようやくスタート(10:40)。
いきなり結構な急斜面が続きます。

村との高低差が感じられるでしょうか。
細い道に沿って、ひたすら登ります。例によって、まわりには誰もいません。はるか下にEuropawegを行くハイカー達が見えました。
のぼること1時間半、ようやくOber Sattla山頂(2693m、正確には頂上直下)に到着。
ようやくマッターホルンがお目見え。

少し休憩後、まだお昼には早かったので、もう少し進むことに。

高山植物がいろいろ。
マッターホルンが見える岩場でお昼休憩。

休憩中に後ろから1組、さらに我々がこの後向かうツェルマット方面から1組のハイカーが現れ、みんな岩場で休憩タイムとなりました。
ランチ後はツェルマット方向に向かって下山開始。ストック大活躍です。

野生のエーデルワイス発見。
ちょいちょい歩きにくいガレ場があったりして、平坦そうなEuropawegを行くよりも断然楽しいし、マッターホルンを見ながら歩くハイキングはやはり気持ちがいい!

ツェルマットが見えてきました。

パラグライダー発見。気持ち良さそうだなー。

最後はEuropawegと合流し、Tufternに無事到着(16:10)。
おやつ休憩でアップルパイ。

お味は普通。Findelnのアップルパイの方が断然おいしい。
その後、Sunneggaまでは平坦な道をテクテク。Sunneggaからは地下ケーブルカーでツェルマット村に戻りました。

ツェルマット名物「ヤギの行進」。
17:00 直接ホテルに戻るには時間が早すぎるなと思い、そのままマッターホルンミュージアムへ。閉館は6時だったので、1時間くらい見られました。ツェルマット滞在中に一度は訪れたかったところです。ちなみにリュックやストックは受付近くにあるロッカーに預けられました(コイン式。使用後にコインは返却されます)。

昔の生活様式などが見られるミュージアムですが、やはり一番見たかったのはマッターホルン登山の歴史!まず最初に足を運び、ざっと他の箇所を見てから、再度マッターホルンコーナーに戻って、じっくり拝見。マッターホルンの地質学についてもお勉強できて、満足。

マッターホルン制覇のために起こった悲劇、ルート開拓、そして最近の最短時間での登山記録。非常に興味深かったです。
閉館時間にミュージアムをあとにし、ホテルへ帰りました。この日の夕食はメインストリート沿いのレストラン。入り口近くにいるのはほとんど欧米人で「おっ、メインストリート沿いなのに珍しく日本人がいないぞ」と思っていたら、案内された奥の方にワンサカ団体さんがいらっしゃいました。。。店員さんの印象もあんまりよくなかったし、やはりメインストリートは今後避けるべしと密かに思った夕食でした。
(つづく)
7/17 (Tue)
コース:Ottafe (Täsch)~Ober Sattla~Tuftern~Sunnegga
所要時間:6時間20分(休憩、写真撮影、その他諸々含む)

(画像クリックで拡大) Map from Hiking in Switzerland
-----------------------
突然ですが、問題です。
この日の朝、体のある部分に異変が!
それはどこでしょう?
1 鼻
2 足首
3 耳
正解は、、、耳。
「なんか耳の裏がチクチクするなー」なんて思いながら、鏡を見てみると、なんと輪郭部分が真っ赤になっててツルンと皮が剥けてます。。。どうやら日焼けしすぎてしまったようです。耳の裏に日焼け止め塗るの忘れてた。日差しの強さを痛感。
持参していたオロナインをたっぷり塗って応急処置。
さてさて、今日はツェルマットの隣の村Täschがスタート地点です。

電車に乗って、ひと駅隣へ。
事前調査のとおり、Täsch駅前のインフォメーションで乗り合いタクシーを待ち、他のハイカー達と一緒に山あいにある村Ottafeへ。1日3便(9.30、10.30、16.40)で一人10フラン、予約不要(2012年夏)。せまい山道をガンガン飛ばすドライバーのおじさんにびっくり。対向車が来ても、慣れたハンドルさばきで崖っぷちに寄せて待避。感心しちゃいました。

15分くらいでOttafeの村に到着。同じワゴン車に乗り合わせた他の人たちはほとんどが一番ポピュラーなハイキングコースEuropawegへ行くようですが、我々は最初にひと山登ってツェルマット方面へ向かいます。
乗り合いタクシーを降りてすぐに分かれ道の標識。

標識に従って、谷奥へ向かう方向に小川にそって野原を歩きます。

。。。少し行けば山に向かう登りのコースがあるはずなのに。。。ない。。。なんかおかしいぞ、これは。。。
地形図を見てみると、明らかに予定のコースよりも谷奥に来ていることが判明。いきなりコースを見失うとはびっくりです。しかも、標識があったのにもかかわらず。でも、標識が指し示す左に向かう道は一本しかなかったのになぁ。
とにかく最初の地点まで戻ることに。戻る途中で、目指す山の山頂へ向かう一本の細い道を発見。なんと標識のあったところから間違ってました。左へ向かうのではなく、標識のところを正面に向かって登るのが正解。でも、標識まで戻るとやっぱり本来のコースがよくわからず、少し上の方に見えているコースまで適当に歩いて無事合流。
というわけで、30分の予想外ウォーミングアップを経て、ようやくスタート(10:40)。
いきなり結構な急斜面が続きます。

村との高低差が感じられるでしょうか。
細い道に沿って、ひたすら登ります。例によって、まわりには誰もいません。はるか下にEuropawegを行くハイカー達が見えました。
のぼること1時間半、ようやくOber Sattla山頂(2693m、正確には頂上直下)に到着。
ようやくマッターホルンがお目見え。

少し休憩後、まだお昼には早かったので、もう少し進むことに。

高山植物がいろいろ。
マッターホルンが見える岩場でお昼休憩。

休憩中に後ろから1組、さらに我々がこの後向かうツェルマット方面から1組のハイカーが現れ、みんな岩場で休憩タイムとなりました。
ランチ後はツェルマット方向に向かって下山開始。ストック大活躍です。

野生のエーデルワイス発見。
ちょいちょい歩きにくいガレ場があったりして、平坦そうなEuropawegを行くよりも断然楽しいし、マッターホルンを見ながら歩くハイキングはやはり気持ちがいい!

ツェルマットが見えてきました。

パラグライダー発見。気持ち良さそうだなー。

最後はEuropawegと合流し、Tufternに無事到着(16:10)。
おやつ休憩でアップルパイ。

お味は普通。Findelnのアップルパイの方が断然おいしい。
その後、Sunneggaまでは平坦な道をテクテク。Sunneggaからは地下ケーブルカーでツェルマット村に戻りました。

ツェルマット名物「ヤギの行進」。
17:00 直接ホテルに戻るには時間が早すぎるなと思い、そのままマッターホルンミュージアムへ。閉館は6時だったので、1時間くらい見られました。ツェルマット滞在中に一度は訪れたかったところです。ちなみにリュックやストックは受付近くにあるロッカーに預けられました(コイン式。使用後にコインは返却されます)。

昔の生活様式などが見られるミュージアムですが、やはり一番見たかったのはマッターホルン登山の歴史!まず最初に足を運び、ざっと他の箇所を見てから、再度マッターホルンコーナーに戻って、じっくり拝見。マッターホルンの地質学についてもお勉強できて、満足。

マッターホルン制覇のために起こった悲劇、ルート開拓、そして最近の最短時間での登山記録。非常に興味深かったです。
閉館時間にミュージアムをあとにし、ホテルへ帰りました。この日の夕食はメインストリート沿いのレストラン。入り口近くにいるのはほとんど欧米人で「おっ、メインストリート沿いなのに珍しく日本人がいないぞ」と思っていたら、案内された奥の方にワンサカ団体さんがいらっしゃいました。。。店員さんの印象もあんまりよくなかったし、やはりメインストリートは今後避けるべしと密かに思った夕食でした。
(つづく)