ぐりの歳時記

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なつめの甘露煮

2007-10-23 22:31:14 | 食・レシピ

Photo 飛騨では秋になるとなつめが店頭に並ぶ

以前はどこの家の庭にもなつめの木が植えられていて

なつめの木はよくいじめるとなるといってよく踏まれる庭に植えられていた

なつめが赤くなると木の下に筵を敷いて木をゆすって落とし収穫したものです

お米を計る1斗樽で測って『今年は何斗あった」などと自慢し子どもであった私たちは

生のなつめを食べたりしました

そして其れを甘露煮にして食べました

あまりおかずにはならないんですが甘いなつめはうれしかったですね

のこったなつめは蒸して干して取って置き冬の大事な食料だったと思います

雪の寒さに覆われてしまう飛騨では冬をいかに乗り切るかは昔は大変だったのだろうと想像できます

でもなつめには鉄分やカルシュウム、りん、など含まれていて確か薬膳料理などにも使われているのではないかと思います

その後焼酎を吹きかけて保存できるように考えられたり

今では冷凍保存できますがそんなに食べなくなったので庭の木も切られてしまう運命にあるようですほしい分だけを買って食べるそんな時代になってきたようです

なつめの甘露煮

  • なつめ  1k
  • さとう   大さじ5~10
  • 味醂   大さじ3~5
  • 醤油   大さじ2~5

なつめは良く洗って元についている細い枝のようなものをとります

鍋に大目の水となつめを入れ火にかけて20分くらい水煮をします火加減は弱火で

砂糖を入れます

そして吹きこぼれないように弱火にして煮ます

煮汁が少なくなってきたら味醂、醤油を入れ又煮ます弱火でないとすぐ吹きこぼれるので

注意します 砂糖や醤油の量は好みで加減します

煮汁が残っていてふっくらと煮上がったら出来上がりです

ふっくらと破れたりしないで煮えるといいんですが今回はちょっとあまりいい出来ではありませんうっかりして噴きこぼしてしまいました

甘露煮にしたものを冷凍保存も出来ますPhoto_2

我家にも木はあるのですが裏の日陰でぱらっとしか生りません

あまずっぱくて結構好きな味です

食べだすとやまりません

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コメント (14)
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