ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

命がけで恋をしたい

2020年12月06日 14時01分50秒 | owarai

だいじなのは、 

欲や金や社会的な地位、 

いや、 

たとえ愛のためであっても、 

そういったもののために 

結婚をすると、 

たいてい困難にぶつかる 

のでは。 


だいじなのは、 

恋や結婚って 

迷路に迷いこむような 

ものであり、 


その迷路はすばらしい 

パートナーがいて 

はじめてうまく通り 

抜けられるものだということ 

じゃないかな。 

 

YouTube

翳りゆく部屋 エレファントカシマシcover

https://www.youtube.com/watch?v=AVPbDnPiYac

 


体温のない場所。

2020年12月06日 11時53分05秒 | owarai

たぶん人間の心の中には、 
 自分でも手の届かない 
深海のような場所があり、 
 眠っていた感情、または 
昇華しきれなかった

心の澱(おり)のような 
 ものが、ある瞬間に吹き 
出すことがあるだろう。

 水に何を書きのこすことが 
 できるだろうか 
 たぶん何を書いても 
 すぐ消えてしまうことだろう

 だが 
私は水に愛を書く

 たとえ 
水に書いた詩が消えてしまっても 
海に来るたびに 
愛を思い出させるように

 


YouTube 
満島ひかり カロリーメイト 「浪漫飛行」 CM

https://www.youtube.com/watch?v=86ZIyqtYce0


勇気という名の夢

2020年12月06日 08時57分10秒 | owarai

夢をかなえようとした自 
分はどこに消えたのか? 
と、自分自信をいぶかし 
んでみたくなる。 

「夢のためなら、命がけ 
で・・・・・」という、思いは 
どこへ行ってしまったの 
か? 

今では、その夢とまったく 
かけ離れた地味な仕事。 
こんな人生なら、他人が 
生きたって同じだ、と投げ 
やりになったりもする。 

確かに、自分の夢はかな 
わないかもしれない。 

でも、夢を見て理想に燃え 
た自分は、確かにいまでも 
いる。結果は出なくとも、 

理想をかなえようと必死の 
自分がいる限り、 

その自分こそが、理想その 
ものであり、ベストでもある 
と信じる。 


「誰かを思い」

2020年12月06日 04時35分34秒 | owarai

その人を思う気持ち以外に 
何もいらない 
そんな人にどうして 
なれないのだろう 

矢のようにすぎていく 
油断するとあっという間 

こんなに大切なことが 
知らないうちにどんどん 
流されていくとは知らなかった 

気をひきしめなくては 
油断したまま終わりがきそう 

誰かを思い 
せつなくなる時 
その気持ちを大事にしよう


YouTube
Sade - Kiss of Life (Lovers Live)


https://www.youtube.com/watch?v=lgwkXpgiYuE&list=RDMMlgwkXpgiYuE&start_radio=1 


「吠える月」

2020年12月06日 04時28分29秒 | owarai

不気味なほど光る月 
そこは白いカベで 
できた島 

四方八方に ひかりの帯 
せばまった坂をかけぬける 
陽気な人々 といわれている人々 
今は 黒くシルエットで立ったり 
  
  すわったり 

何がしあわせか わからない 
どこが止まっているのか わからない 


 切りとられた沈黙 
 はりついた情緒 
 僕たちの恋は 
 追いかけられっぱなし 

 

 


「夢をみた」 Ⅰ

2020年12月06日 04時25分49秒 | owarai

僕たちは夢をみた 
何千回も夢をみたが 
何旋回も夢からさめた 
そして 夢をみていたことを 
ひたかくしにした 

楽しいことは何もなかったが 
忘れたふりをしていると 
わけのわからないおそれを 
忘れることができた 

そしてきみ出会えた 
きみはあの光りかがやく希望の中に 
生きていた 

 

YouTube
Stevie Wonder - Too Shy To Say 

https://www.youtube.com/watch?v=lOlMMzOXUGM 


ー1-

2020年12月06日 04時21分44秒 | owarai

桜の季節に、佳代子は東京にやって 
きてわたしの部屋に泊まり、不倫 
の恋を終わらせた。 

 別れ話しの前の夜には「京都に 
戻る前に、奥さんのところに乗り 
込んでいく」と息巻いていたけれ 
ど、翌日の夕方、わたしが仕事か 
ら戻ってくると、佳代子はベット 
の中から力なく「お帰りなさい」 
とわたしを出迎え、 

そのあとに、「疲れた。別れと同 
時に魂も、抜き取られたみたい」 
と呟いた。その夜遅く、学ぶさ 
んからわたしの部屋にかかって 
きた電話に、佳代子は「いない 
と言って」首をふった。 

走るのを、佳代子はやめたのだ 
った。 

わたしはひとりで、走り続けて 
いた。三月が終わり、四月が来 
て、桜がすっかり散り、五月( 
さつき)の蕾が膨らみ始めても 
―――来る日も、来る日も。 

朝、目覚めた時にはまっさき 
に、あのひとのことを考えた。 
朝には夕暮れ時の風景を、夜 
になると朝の風景を、思い浮 
かべる癖がついた。なぜなら 
東京の朝は、ニューヨークは 
まだその日の朝だから。 

成田空港で、あのひとは教え 
てくれた。 
午前と午後を入れ替えて、二 
時間引いたら、俺の時間。四 
月になったらサマータイムに 
なるから、引くのは一時間だけ。 

これからは、同じ時間を共有 
することさえできないのだと 
思った。 
俺の方がいつもあとから、追 
いかけてるってこと。 

朝と夜が反対になるなんて、 
悲しいな。 

なんで? 
だって、同じ時間に同じ空、 
見られないでしょ。 
その代わりに、ふたつの時間 
が持てて、ふたつの空を見ら 
るじゃん。 


コーヒーとクロワッサンと 
フルーツの朝食をとって、 
ひとり暮らしのアパートを 
出るのは、七時四十分。あの 
ひとの時間は夕方の六時四 
十分。 

わたしはいつも、少しずつ 
暮れていくニューヨーク 
の空を思い浮かべた。街を 
思い浮かべようとしても、 
行ったことがないから、 
うまくいかない。 

ひとりの例外もなく、誰の 
心の中にも、大切な人が 
棲んでいるのだと、当たり前 
のことなのに、まるで初めて 
知ったことのように、思う。 

あのひとは今、わたしのこと 
を想ってくれているだろうか。 
わたしが想っているほどに。