泣きながら目をさます朝を
何度もむかえているなんて
悲しすぎます
水を求め森をさまよう小羊の
まなざしで今君を見つめる
YouTube
Chantal Kreviazuk & Chris Botti - The Look of Love (HD/HQ Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=KiG5O0z6rCk
泣きながら目をさます朝を
何度もむかえているなんて
悲しすぎます
水を求め森をさまよう小羊の
まなざしで今君を見つめる
YouTube
Chantal Kreviazuk & Chris Botti - The Look of Love (HD/HQ Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=KiG5O0z6rCk
恋人が浮気をしているのでは
ないかと疑っていませんか?
もしくは、あなた自身が浮気を
していて、それが恋人にばれて
いるのではないかという心配は
ありませんか?
『氷の微笑』は、暴力刑事が、容疑
者の美女を捜査しているうちにどん
どん恋の虜になってしまうお話。
優れた犯罪物語は、犯人を追いかけ
ていく過程の中で、刑事が自分自身
を発見していくものだ。
シャロン・ストーン演じる美人作家
で殺人の容疑者は、
嘘をまったく言わない。
計算をまったくしない。
この映画の原題は,
『BASIC INSTNCT』第一次本能。
「昨夜、あなたはあの男と会って
ましたね」と刑事に尋問されて、
「ええ、会ってセックスしていま
した」と答えてしまう。
捜査官のほうは「会って、お茶を飲
んでいました」というふうな答えを
予想していた。
第一次本能。食べたい・寝たい・
エッチしたい。
そういう第一次本能の部分を隠さ
ない人間に出会った時、もう捜査
はできなくなる。
なにしろ、ベットでその男が殺され
ていたわけだ。
最初は、彼女が裏の裏を読んでそ
うしているにちがいないと刑事は
勘ぐる。
そのうちにいろんな計算をして
いる自分自身が、だんだん悲しく
なってくる。
まるでドストエフスキーの
『白痴』みたいだ。
本当に真っ白な人のところへ
行くと、いかに自分が汚れている
かということに気がついてくる。
合コンのほうそく編
◆太郎くんのひとりごと
自分が幹事になったときに限って、
自分よりモテるヤツが集合し、
結局引き立て役になってしまう。
◆いもづる式の定理
1、ひとりのキャビンアテンダントと知り合うと、
10人のCA友だちができる。
2、ひとりのブスと知り合うと、10人
のブス友だちが後にひかえている。
3、ひとりの美人と知り合うと、10人の
美人がひかえているので合コンはヤメラレ
ないのだ。
◆タカビー女の弱点
一流企業の友だちの名前を見せると、
とたんに態度が変わる。
◆万人共通のほうそく
1、友だちでいたいようなイタい
女にばかり好かれる。
2、本気で惚れた女には「友だちでいま
しょう」とベルリンの壁より厚いカベに
阻まれ、決してそれ以上にはなれない。
[活字ばなれは
起きていない]
新聞社の世論調査の数字や全国
の調査結果をあげるなら「読書
ばなれ」は、起きていない、
読書率のグラフを見る限り、確か
にここ30年、書籍は減っていな
いし、小中学生の平均読書冊数は
ここ20年間、上昇カーブを描い
ている。
読者が以前より新刊書店で本を
買わなくなったからだ。
本に接している場所は、古本
を大量にそろえる「ブックオフ」
であり、インターネットで本を
注文する「アマゾン」だ。
本は、所有するものから「情報
を消費する」価値観に変わった
のだ。
ビジネスの本質は(他社と)同
質化すれば死んでいく、異質化
すれば、失敗する、というジレン
マの中でいかに異質化しつつ成功
する例外的出口を見出すかだ。
◆マンネリの到来
「マンネリかな?」と思った
ときが、マンネリの始まりで
ある。
◆必死の抵抗
1、なにをしても退屈。
2、なにもしなければもっと
退屈。
◆優先順位の力学
デート中、相手が携帯電話に
出るようになったり、ゲーム
をし始めたら、別れが近い。
◆聞きもしないのに、「友だ
ちからだよ」などと言い訳を
するときは、相手は新しい
カレか彼女である。
◆マンネリの保険
イベントが終わるまで、相手か
ら電話がかかってきたら、とり
あえず「今電話しようと思って
たんだ」と言っておく。
クリスチャンでもないくせ
に、クリスマス・イブが
あってよかったと、心から思います。
だって、イブだから口実にして、
あなたにプレゼントを贈ること
ができるんだから。
あなたに贈り物をするチャンス
が与えられていること、それが
私にとって何よりのクリスマス・
プレゼントなのです。
メリー・クリスマス!
安くて高いプレゼント、それが
メッセージカードでありメール
だ。
読んでもらった瞬間に元気が
出るという意味では、どんな
スタミナドリンクもかなわない。
見ているのがつらくなり、
そらした視線の先に、半分
ほどあいたドアが見えた。
ドアの向こうには、机とパソ
コン、その奥にベットの一部。
見てはならないものを見て
いるような気持ちになって、
あわてて視線をテーブルの
上に戻した。
「さ、どうぞ。めしあがれ」
ポットからカップにお茶を
注ぐと、カップのひとつを
わたしの目の前に置いて、
彼女はにっこりと微笑んだ。
あたりに、すーっと、ジャ
スミンの香りが立ちのぼる。
「ありがとう、とてもいい香り」
自分でも不思議だった。
どうしてこんなに、冷静でいら
れるのか。彼女に笑顔を返しな
がら「いい香り」などと、言っ
ていられるのか。
「あなた、カイセイのお友だち?」
「はい」
それ以外に、いったいなんと
答えたらいいのか。
「大学時代の?」
「いいえ」
そう答えとあと、尋ねてみた。
「あなたは日本語がわかりますか?」
はにかみがちに、彼女は笑った。
笑いながら、首をふった。
「いいえ。コンニチハとアリガ
トだけね」
会話はそこで途切れてしまい、
ふたりとも、ただ曖昧な微笑み
を浮かべて、向かい合っている
ことしかできない。彼女が先に
真顔に戻った。
「彼は、私たちのことを、彼の
親戚の人に知らせるために、日
本に行きました。亡くなった
彼のお母さんにも」
私たちのこと?
彼女の唇から、軽快に弾き出さ
れる言葉とその意味する内容が、
わたしの頭の中でひとつの像を
結ぶまでに、時間がかかった。
それまでずっと、なりをひそめ
ていた衝撃が、その時になって
やっと、はっきりとした形を成
し、押し寄せてきた。
本物の感情というのは、出来事
に遭遇した直後ではなく、しば
らくしてからじわじわと、やっ
てくるものなのかもしれない。
衝撃はゆるやかに、圧倒的に、
わたしの躰に乗り移ってきた。
まるで毒が効いてくるように、
ゆっくりと、わたしは打ちのめ
された。「裏切られた」。違う。
「信じられない」。いいえ、そんな
言葉とも、違う。
その時のわたしの気持ちは、到底
言葉にはならない種類のものだった。