ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

誠実になれば不誠実になる

2020年12月19日 12時41分59秒 | owarai

“人は誠実という言葉を 
よく口にしたがる 
誠実になればなるほど 
不誠実を知らない“ 

「誠実になればなるほど不誠実 
になる」と言ったのは、ゲーテ。 
一見この矛盾した言葉はどんな 
ことを意味しているのか。 

「私はウソをつきたくない、だか 
ら思ったことをはっきり言う」と 
言った人がいた。 

人間はお互いに不完全だから 
自分だけの誠実は、ともすれば 
他人に対する配慮や思いやりに 
欠けることがあるものだ。 

ゲーテはそれを言いたかったの 
だろうと思う。人間は多くの欠 
陥をもっているものだから。 

多くの場合誠実に言ったことが 
不誠実になる。他人に対する 
誠実さこそ本物であろう。 


“心の水”はとかく・・・

2020年12月19日 12時01分09秒 | owarai

“心の水”はとかく楽なほうへと
流れたがるが・・・

たとえば、雪山で吹雪に遭ったと
します。ものすごい風速で粉雪が
飛んできて、息ができなくなる
ほど苦しい。

雪の中に穴を掘って首を突っ込
む。呼吸が確保できるようにな
って、「ああ、助かった。これで
生きられる」と、ほっとする。

穴を大きくして、その穴の中に
収まると、居心地のよい極楽
のような場所になる。

三十分もすると、氷がゴツゴツ
して寝心地が悪いとか、風が
吹いてテントが騒がしいとか、
いろいろな不満が出てきて最
低の場所になる。

そこで、次の日、ベースキャ
ンプまで下がってくると、そ
こでは電気がつき、エアーマ
ットがあり、ゲームや雑誌も
あり、雪洞やテントに比べ
たら快適そのものだ。

でも、すぐに「もう麓(ふもと)
へ帰りたい」と思い始める。

人間は、限りなく少しでも楽な
ほうへと流れていく。でも、
それでは人間は変れない。

「道で、仏に逢うては仏を殺せ」です。


心に決めたことを・・・・

2020年12月19日 08時32分58秒 | owarai

人間は誰でも、いくつも欠点 
を持っているし、コンプレッ 
クスも悩みもある。 

自分には才能や感受性がない 
からとあきらめるのではなく、 

心をきちんと持って肥料をや 
って育てていければどんどん 
成長していくものである。 

生まれつきの才能はもちろん 
あるだろうけれども、そういう 
ものは放っておけばなくなる。 

才能ある人でも、心をかけて 
自分を一生懸命に磨き上げる 
からこそ、いい仕事を残す 
のである。 

さして才能がないから自分は 
駄目だと放り出すよりも、自 
分を大事にして心を持ち続け 
ることが大切であると作家の 
辻邦生さんは語る。 

本を書くにしても、人はたい 
へんなことと思うかかもしれ 
ませんが、人より少し早く 
起きて、 

出かけるまでに五ページなり 
十ページを書くだけでいい。 
ただ毎日続けていると、ある 
日気がつくと何百ページに 
なっているだけのことです。 

毎日やることだけきちんと 
やっていれば、自然と仕事 
はでき上がっていきます。 

これは何でも同じで、「~ 
がない」と嘆いたりする 
ことなく、毎日きちんと 

心に決めたことをじっと 
やり続ければ成果は自然 
とついてきます。 


自然に問いかけてみよう。

2020年12月19日 05時26分46秒 | owarai

人は自然から生まれて 
自然に帰ります。 

こんな簡単なことを、私たち 
はなぜ、こうも忘れがちなの 
でしょうか。 

便利な都会の生活の方が、 
田舎に引き込んでいる生活 
よりも便利で楽しいに決まっ 
ている。 

本当にそうでしょうか? 

あなたが週末、緑を見たく 
なるのは、自然に癒されたい 
から、 

誰かを思って泣くのは、その 
問いかけの形ではないで 
しょうか。 


放念を、「恋愛のほうそく」

2020年12月19日 05時25分03秒 | owarai

◆恋の始まり 
恋愛は、カン違いから 
始まる。 

◆記憶1 
かわいいと思ったら 
まわりが暗かっただけ。 

◆記憶2 
きれいだと思ったら、化粧 
がうまかっただけ。 

◆記憶3 
純粋だと思ったら、わがまま 
で世間知らずなだけ。 

◆結論 
しかし、カン違いで始まった 
恋愛ほど長く続く。 

◆偶然のいたづら 
イチャつきながらデートを 
していると、別れた相手が 
新しい恋人と一緒にいるところ 
とばったり会う。 

◆1秒の考察 
お互い、すばやく相手の新しい 
恋人を観察し、「自分のほうが 
上」と安心しようとする。


女が男にしてあげられる こと

2020年12月19日 05時23分25秒 | owarai

女が夫にしてあげられる 
こと、またしなければいけ 
ないことなんてそうたくさん 
はない。 

そう、料理を作るとか、掃除を 
するとか、洗濯をするとかいう 
生活の基本的なことを除けば、 
そんなにいくつもない。 

その中でも妻として一番大事 
なものはと聞かれたら・・・ 

それは、 
夫の名誉と誇りを守ること。 

何故なら、男にとって、それを 
失うことは、魂を失うことと同 
意語の時さえあるからだ。 

脆くも壊れやすい硝子細工のような 
ので、扱いには要注意。そーっと 
そーっと気をつけて・・・・。 

この辺りにやさしく思いやりが 
あれば、後のことは妻として、 
少々気がきかなくても、ずぼら 
でも・・・・ネ。 

それには、 
夫の名誉と誇りを守るに 
値する男であることが前提だ。 


好きでいさせて ―Ⅱ―

2020年12月19日 05時20分59秒 | owarai

駐車場の向こう側に広がって 
いるのは、雑木林、いや、 
深い森なのかもしれない。 

その闇の中から聞こえてくる 
のは、風の音と、辛うじて命 
の灯を点(とも)している。 
弱々しい虫の音。 

心細さと不安で、胸がしめつけ 
るようだった。それまで軽いと 
思ってきた鞄が、ずしん重く 
感じられる。 

切符売場のそばに、公衆電話が 
あるのに気づいた。意思とは 
関係なく躰が動いて、わたし 
は財布の中からコインを取り 
出しながら、立ち上げってい 
た。電話の前まで歩み寄り、 
受話器を取り上げた。 

その時ふいに、胸の奥から、 
掴みどころのない感情の渦が 
湧いてくるのを感じた。 

わたしは本当に、あのひとの 
近くまで、来ているのだろ 
うか。 

日本にいる時よりもっと遠い、 
もっと長い、もっと暗い 
「距離」を感じてしまうのは、 
なぜなのか。わたしはあのひと 
には、会えないのではないか。 

言葉にすれば、そんな風になる。 
無論その時にはまだ、言葉になっ 
ていない。 

漠としたその不安―――恐怖に近い 
感情―――は、数回の呼び出し音の 
あと、電話がつながった瞬間、確信 
に変わった。 

それは、限りなく悪い予感であると 
同時に、なぜだか明るい直感でもあ 
った。心を海にたとえるならば、わ 
たしはまるで自分の両足が海底に 
届いたかのように、そのことを感知 
していた。 

あのひとは、ここにはない。 
「へロゥ?」 
JFK国際空港で耳にした女の人の 
声が、今度はわたしの耳もとに、 
くっきりと届いた。彼女の息づ 
かいまで、わかるほどに。 

ジャネットではなかった。その 
声は若く、細く、鋭利な刃物の 
ように研ぎ澄まされていた。 

ひと呼吸置いてから、わたしは 
一語ずつ、はっきりと発音した。 

「こんにちは。そちらに、カイセイ 
さんいますか?」 
「ええ、ここは確かにカイセイの 
住んでいる家です。でも彼は今、 
ここにいない。 

あなたは、誰?」