ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「魔法の宝石」

2020年12月15日 12時57分47秒 | owarai

その宝石を見ただけで
少女は魔女にかわってしまった

その宝石を見ただけで
猫はけむりになってしまった

その宝石を見ただけで
兵隊は戦争を忘れてしまった

その宝石を見ただけで
ひとは誰でも恋をしたくなった

そんな宝石を
あなたにあげたい


「目は心の窓」

2020年12月15日 12時03分57秒 | owarai

嫌いな人の視線を避けない
ようにしましょう。
「目は心の窓」と言われて
いるように、心の動きがその
まま出ます。

避けることは、相手への感情
から逃げることになります。

避ける行為は、敵に後ろ姿を
見せたことになります。
誰だって、自分を嫌っている
人には、優しくできません。

相手に、そんな自分の気持ちを
悟られてはいけません。


「見覚えのある懐かしい文字」

2020年12月15日 11時36分36秒 | owarai

冬の雨は粒が大きい。ボール
ペンのダークブルーの色さえ
滲ませる。

見覚えのある懐かしい文字。
部屋に入ってからも、封を切る
勇気がすぐ出てこなくて、

彼女は濡れた髪を拭きながら、
遠目に眺めていた。手紙はリ
ビングのピアノの上に置いた。

白い和紙から、雨の匂いが立ち
昇っていた。その匂いは彼女に
胸騒ぎを起させる。

胸騒ぎは遠い潮騒に似て、遥か
な日々を甦らせる。記憶の底の
遠い過去を。

"
あなたとの恋は二月の街に
雪に凍って冷たく消えた

暖炉の火さえあなたの瞳

冷たい光を暖めはしない"


『毎日、自分の嫌いなことを2つずつ』

2020年12月15日 08時31分22秒 | owarai

毎日、自分の嫌いなことを 
2つずつ行うのは、 
魂のためにいいことだ。 
 モーム/作家「月と6ペンス」 

パリに生まれ、幼少のころに両親と 
死に別れイギリスに移住。 
世界中を旅したのちに軍医となり、 
イギリス情報局のスパイでもあり、 
後に、作家になった。 

嫌なことも、魂のためと思って実行 
せよ。毎日、「たった2つだけでいい」 
というところがミソ。 

机の片づけや日記を書くでも良いの 
です。 

自分に自信が持ててくる。 
人が、自分に惚れてくれるときは 
そんな時。 


『精霊流しの小船はどこへ行く?』

2020年12月15日 05時34分26秒 | owarai

精霊流しは、八月十五日の夕方から 
十六日の早朝にかけて、灯籠やお供 
え小さな舟に流す行事で、 

送り火と同じように精霊を送り出す 
ために行われるもの。 

精霊は灯籠とともに川を下り、海の 
彼方にあるとされる「あの世」へ 
帰っていくと信じられています。 

精霊流しによく似ている行事に 
「精霊流し」というものがあります。 

京都嵐山では現在も八月十六日に 
行われていますが、こちらは水難で 
なくなった方の霊を鎮めるための 
行事です。 

ただ、喪主がいつまでも立ち直れな 
いと亡くなった方が迷うため、 
喪主の凛とした姿勢が大切です。 

愛犬や愛猫が守護霊の人は、生涯 
ご主人を守りますしその動物年齢も 
若返ります(笑 


「人は何を残すか」

2020年12月15日 05時30分03秒 | owarai

“あの人、この人の訃報を
受ける
肉体は消えうせても
心に残してくれた余韻は
決して消えさることがない“

「人間は死を約束された動物
である」と聖路加看護大学長
の日野原重明先生はおっしゃ
る。

人は一人で生まれ、やがて
たった一人で黄泉の旅に出る。

生の帰結は死である。
その前に一切は無力である。
学歴も、名誉も、地位も、
財産も、形のあるものはすべ
て壊れる。

でも、その人が残してくれた
無形の教訓は、肉体ととに
死滅するのではない。

人は死んでも、その人に影響
は消えない。自分は
何を残せるだろうか、思えば
溜息ばかり出る。 


真夜中の雨音 ―Ⅳ―

2020年12月15日 05時29分48秒 | owarai

返事は届かなんだ。 
金曜日にも短いメールを送った。 

今までなら、最初のメールをあの 
ひとが読んだ段階で、すぐに電話 
がかかってくるはずだった。 

けれども、電話は鳴らなかった。 
一週間のあいだに出した四通の 
メールに対する、あのひとの返事 
は沈黙だった。 
もしかしたら、小旅行か何かで、 
家を留守にしているのかと思った。 

日曜の夜、「戻ったら、メールか電 
話を下さい。何度も催促してごめん 
なさい」と書いて送り、その週はた 
だ、あのひとからの連絡を待った。 
その次の週を待った。 

連絡が途絶えて一ヶ月後、電話をか 
けたことはあった。 

あのひとは電話回線をインターネ 
ットにつないでいるので、話し中 
のことが多かったけれど、そんな 
時には、一階に住んでいる大家さ 
んの留守番電話に、メッセージを 
残しておけばよかった。そうすれ 
ば一両日中には必ず、あのひとか 
らの電話がかかってきた。 

受話器を取り上げて記憶している 
番号を押した。今、ニューヨーク 
は、朝の六時半。それは、あのひ 
とが部屋にいる確率が最も高い時 
刻だった。 

わたしたちはこれまで、そ 
の貴重な僅かな時間帯を使って、 
辛うじてつながってきたのだ。 

やっぱり旅行中だったのか、少し 
だけ、気持ちが落ち着いた。 

わたしは留守番電話に向かって、 
話し始めた。ふたりのあいだに 
横たわっている果てしない距離 
と、ふたりを朝と夜に切りわけ 
ている時差の壁に向かって。 

できるだけ爽やかに、穏やかに、 
何気ない風を装って。 

「もしもし、快晴。こんにちは、 
詩音です。メール、何度か送った 
んだけど、ずっとお返事がないの 
で・・・・・きっとどこかに、旅 
行中なんだよね。実はわたしの方 
にも、あれこれいろいろあって、 
相談したいこともいろいろあり 
ます。とりあえず、このメッセ 
ージを聞いたら、お電話かメール、 
下さいますか。待ってます」 

受話器を置くと同時に、それまで 
わたしたちを結びつけていた、細 
く透明な蜘蛛の糸が、ぷつん、と 
切れてしまったような気がした。 

窓の外は、篠突く雨だった。 
許すことを知らない、優しくない 
雨だ。強風に煽(あお)られ、斜め 
に降っている。まるで地上に突き 
刺さる、銀色の無数の針のように。 

あなたに、尋ねたいことがある。 
あなたに、話したいことがある。 
もうこれ以上、待てない。 
もうこれ以上、わたしを待たせな 
いで。 

お願い、電話をかけて。 
お願い、声を聞かせて。 


YouTube 
Eva Cassidy - autumn leaves (cover by Angelika Gil) (Studio M Opole) 

https://www.youtube.com/watch?v=BhxxvEBYNg0