ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

女が男にしてあげられる こと

2022年12月16日 12時05分38秒 | owarai
女が夫にしてあげられる
こと、またしなければいけ
ないことなんてそうたくさん
はない。

そう、料理を作るとか、掃除を
するとか、洗濯をするとかいう
生活の基本的なことを除けば、
そんなにいくつもない。

その中でも妻として一番大事
なものはと聞かれたら・・・

それは、
夫の名誉と誇りを守ること。

何故なら、男にとって、それを
失うことは、魂を失うことと同
意語の時さえあるからだ。

脆くも壊れやすい硝子細工のような
ので、扱いには要注意。そーっと
そーっと気をつけて・・・・。

この辺りにやさしく思いやりが
あれば、後のことは妻として、
少々気がきかなくても、ずぼら
でも・・・・ネ。

それには、
夫の名誉と誇りを守るに
値する男であることが前提だ。



好きでいさせて ―Ⅱ―

2022年12月16日 12時02分39秒 | owarai
駐車場の向こう側に広がって
いるのは、雑木林、いや、
深い森なのかもしれない。

その闇の中から聞こえてくる
のは、風の音と、辛うじて命
の灯を点(とも)している。
弱々しい虫の音。

心細さと不安で、胸がしめつけ
るようだった。それまで軽いと
思ってきた鞄が、ずしん重く
感じられる。

切符売場のそばに、公衆電話が
あるのに気づいた。意思とは
関係なく躰が動いて、わたし
は財布の中からコインを取り
出しながら、立ち上げってい
た。電話の前まで歩み寄り、
受話器を取り上げた。

その時ふいに、胸の奥から、
掴みどころのない感情の渦が
湧いてくるのを感じた。

わたしは本当に、あのひとの
近くまで、来ているのだろ
うか。

日本にいる時よりもっと遠い、
もっと長い、もっと暗い
「距離」を感じてしまうのは、
なぜなのか。わたしはあのひと
には、会えないのではないか。

言葉にすれば、そんな風になる。
無論その時にはまだ、言葉になっ
ていない。

漠としたその不安―――恐怖に近い
感情―――は、数回の呼び出し音の
あと、電話がつながった瞬間、確信
に変わった。

それは、限りなく悪い予感であると
同時に、なぜだか明るい直感でもあ
った。心を海にたとえるならば、わ
たしはまるで自分の両足が海底に
届いたかのように、そのことを感知
していた。

あのひとは、ここにはない。
「へロゥ?」
JFK国際空港で耳にした女の人の
声が、今度はわたしの耳もとに、
くっきりと届いた。彼女の息づ
かいまで、わかるほどに。

ジャネットではなかった。その
声は若く、細く、鋭利な刃物の
ように研ぎ澄まされていた。

ひと呼吸置いてから、わたしは
一語ずつ、はっきりと発音した。

「こんにちは。そちらに、カイセイ
さんいますか?」
「ええ、ここは確かにカイセイの
住んでいる家です。でも彼は今、
ここにいない。

あなたは、誰?」

熱い想いを冷ますのを 通り Ⅱ

2022年12月16日 11時57分11秒 | owarai
雪というのは、外からながめ
ているぶんには、きれいだと
思う。でも、ひとりで立ち
向かうのはつらい。

白さもつらい。

寒かった。手がかじかんで、
自転車のハンドルにそのま
ま凍りつきそうだった。

耳が切れるように痛い、冬
の寒さも考えず、手袋もせず、
毛糸の帽子もかぶらず、飛び
出した自分があさはかに思え
た。

夜中の電話が迷惑なのは承知
だが、それ以上に熱く突き
上げる思いで、いっぱいだっ
た。

断られるのも、わかっていた。

夜中の訪問をOKするとは思え
なかった。それでも、話の途中
で電話を切られるとは思っても
みなかった。

・・・それだけの私だったの
     だろうか・・・・

さまざまな想いが交錯する。雪
に変った空模様に、しばらくは
酔っていた自分がいたけれど、

ずっと立ち向かっているのは悲しく
つらい。自転車がどこを走っている
のかさえ、わからなくなった。

私には、うちひしがれたクリスマス
になった。

しかし、今夜、おさえ切れぬ想いで
彼のそばまで行き、電話をしたのだ
った。

雪は時として、残酷だ。白くすべて
を覆って、今までの経過や、自分の
想いまで、閉じこめてしまうようで
・・・・。

白い雪が、顔にたたきつけるように
降る。自宅がやっと近くに見えて、
自転車を降りた。街灯に照らされ
て、舞う雪はきれいだった。

寒さを忘れてしばらくながめてい
ると、涙がこみ上げそうになった。

・・もう、会えない。だぶん・・・

彼は、白い雪のベールにはばまれ
て、遠くへ行ってしまった。

ほんの小さな記憶だけれど、かけ
がえのない思い出が、粉々になっ
て舞っていくようだった。

そして、白く、白く、包みこんで
しまう。 



「砂の家」

2022年12月15日 12時07分05秒 | owarai
一度女と寝たということで、
まるで
自分の女みたいに振る舞う
男もいる。

それは女のほうにもいえることで、
一気につんのめっていくタイプも
いる。

けれども時に、その性愛が二人を
結びつけず、男と女を遠ざける方
向に作用することもある。

たった一度のそのことが、関係の
始まりではなく、終わりの儀式に
なることもあるということである。

「丸くなるな、仏になるな」

2022年12月15日 12時04分47秒 | owarai
名城大学の芳村思風さんは、
「長所だけを見つめ、それを
限りなく伸ばしていって、

決して人後に落ちない優れた
能力を獲得することができた
ら、

短所はその人の面白みに変
わる。人間には皆欠点があり
ます。不完全だからこそ人間
なのです。

欠点がなくなって丸くなるの
は、円熟といって神仏の境涯
です」と語っている。

では、長所を見つめて自分を
伸ばしていくには、どうした
らよいのでしょうか?

①現在の自分をしっかり見据え
て欠点や長所を洗い出し、本当
の自分を見つけ出す。

②「どういう人間になりたいのか」
「どういう仕事をしたいのか」
「どいう生活をしたいのか」の
三点を自分に問いかけて、

これから創っていく自分の姿を
明確にし、それに向って自分
自身で歩き続ける。

この「歩き続ける」ということ
が重要です。

③人間の才能とか、長所、
短所として何が引っ張り
出されるかは、人との出会い
によって創られえていきます。

人生や物事に対して絶えず
「問い」を持ち続けていれば、
必ず良い出会いがあるはずです。




好きでいさせて ―1―

2022年12月15日 12時03分11秒 | owarai
飛行機の小窓に額をくつけて、
眼下に広がり景色を見つめた。
なんて広大な森。

アメリカに来るのは、初めて
だった。海外旅行は高校生の
時、母とふたりでツアーに参加
したパリとウィーン、大学時代
に友だちと出かけた香港、その
二回きり。

今回も、パケージツアーに申し
込んだ。「ニューヨークシティ
五日間のバカンス」。飛行機
とホテルと、空港・ホテル間の
送迎バスだけがついてくる。

残っていた有給を、まとめて
取った。退職が受理されて、
冬のボーナスをもらったあ
とで、会社を辞めることに
していた。

どうか会えますように。
神さま、あのひとに、会わせて
下さい。

ツアーに申し込む前に、あのひと
の借りている家の一階に住んでいる、
大家さんに電話をかけてみた。
その電話でやっと、わたしはあの
ひとが家を留守にしていること
を知った。

「カイセイは、この町から車で三時間
ほど北へ走ったところにある、
ナチュラル・アグリカルチャー・
プログラムに参加しているのです。
おそらくあと二週間ほどしたら、
戻ってくるでしょう」

「彼の滞在先の電話番号は、わか
りませんか?」

「残念ながら、それは聞いており
ません。もしかしたら、電話も
電気も水道も、ないところかも
しれませよ。あのあたりは山奥
ですから。かまびすしい現代

文明から開放された、聖域みた
いなところなんです」
そう言ってジャネットは笑った。

わたしは彼女に、渡米の予定
――――それもちょうど二週間
のちだった――――を伝え、

「もしもそれまでに彼が戻って
きたら、わたしに直接、電話を
かけてもらえるよう、伝えてく
ださい」と頼んだ。
「わかりました。伝えます。
問題ありません」
と、彼女は約束してくれた。

マンハッタンを出て三十分ほど
過ぎると、電車の窓から見える
景色は一変した。

電車の揺れに身をまかせ、夕闇
を溶かし込むように暮れていく
河を眺めているうちに、緊張と
昂揚のあまり張り詰めていた
気持ちが、ゆるゆると解けて
くるのがわかた。
きっと会える。

必ず会える。
絶対に会える。

胸の中で念じ続けていたそれ
らの言葉が、静かにその輪郭を
失ったあと、澄みきった心の
表に浮かんできたのは、たった
ひとつの想いだった。
あのひとが、好き。

父が逝った夏、八番目の曜日に、
あのひとは言った。
泣いていいよ。泣きたければ、
いつまでだって、好きなだけ
泣いて。俺はずっとそばにいる
から。

あのひとの言葉を、ひとつ残らず
覚えている。

優しい言葉も、熱の籠った言葉も、
さり気なく置かれたひとことも、
ただの相槌でさえも。いいえ、それ
は覚えているのではなくて、突き刺
さっているのだ。

ガラスの破片のように、柔らかい
薔薇の棘のように。だからわたし
の胸は、こんなにも、痛い。

北へ、北へと、あのひとの住む
町に向かって、まるで河面を滑る
ように走る電車の中で、泣き出し
てしまいそうになるくらい、叫び
出してしまいそうになるくらい
・・・・
あなたが、好き。

アイシテイル
トオクハナレテイテモ
ワタシタチハ

ツナガッテイル


「“一片のさつまいも弁当”が心の財産」

2022年12月15日 12時01分41秒 | owarai
芹沢光治朗の自伝的大作『人間の運命』
の中で、主人公の次郎はこう語っている。

「子ども心に、財産とは何であろうか、
その財産を神に捧げたいということは
どういうことか、貧乏になって不幸だ
と大人の言うのはどういう意味か、

必死に考えた。自分は貧乏であると
知っているが、そのために裸足で
学校に行き、一片のさつまいもを
弁当にしても、教室で学んだり、

運動場で騒いだり、下校の途上喧嘩
をしたりして、幸せである。

貧乏のために、学校から帰っても、
海辺へ打ち上げられる木片を拾いに
行き、林や山へ落ち葉をかきに行か
なければならないが、

未開人のように自然の中に、自由に
生きていて、幸せである。

それなのに、大人はなぜ不幸であろう
かと、真剣に考えた・・・・」

今私たちは、確かに物質的には豊に
なりました。食べ物は、世界中のもの
が季節に関係なく食べられます。

寒さ暑さも、エアコンのお蔭で快適
にしのげるようになりました。
移動も、車や電車、飛行機で世界中
を簡単にできます。

でも、豊かな自然は消え、人間関係は
ギスギスしています。それが本当の
幸せなのでしょうか?



「方人」  ーかたうどー

2022年12月14日 12時22分33秒 | owarai
ずっと きみの味方でいるよ
絶好調で飛ばしているときも
死にたいくらい沈んでいると
きも
帰ってこれる 場所でいる

【運動会には「赤の方人」
「白の方人」】
苦しとき、つらいとき、そばで
支えて励ましてくれる仲間がいる
のはとても心強いものです。

そんな仲間や味方のことを
「方人」といいます。

平安の昔、二つチームに分かれて、
持ち寄った絵のすばらしさを争う
「絵合」、どちらのチームが持って
きたあやめの根が長いかを争う
「根合」、

どちらがよりすばらし
い歌を詠むかという「歌合」など
の遊びがありました。

そのときの同じチームの仲間を
「方人」といったのが由来といわれ
ます。もとは一緒にがんばる仲間を
さしていたようですが、

現在では一方をひいきする人のこと
も「方人」といいます。

♀と♂のほうそく

2022年12月14日 12時20分56秒 | owarai
「いい男と
いい恋愛は、おんなを綺麗に
する」

「わるい男と腐れ縁は、
おんなを死ぬほど ブスにする」


「遠くの王子様より
 近くの あのヒト」

「バストはツカミで
 香水とヒップ(ランンジェリ)で 
おとす」

「古い下着に、恋は遠のく」


「ときめくと、胸はふくらみ
(=ブラに気をつかう)

 愛すると、見えないトコにも
気をつかう」

川の流れのように

2022年12月14日 12時17分41秒 | owarai
いくつもの災難に見舞われ
たら、「もうこれ以上悪くなら
ない。あとはよくなるだけ」と
考え、事の成り行きを天にま
かせる気持で生きましょ。

 この世は、「光と影」「水と影」
「火と水」「昼と夜」「晴天と雨
天」「誕生と死」「右と左」と
いった具合に、すべて陽と陰
の関係で成り立っている。

永久にどちらか一方だけに
片寄ることはないし、
災難に立てつづけに見舞われ
たなら、今度はとても大きな幸
運に向かって展開していく、
不幸のどん底に陥ったときこ
そ、

「これからは幸福の頂点に向か
って突き進むだけ」と考え、
ゆったり構えましょうよ。

「希望」の光が、自分の行く先を
照らしてくれるんだから。

2022年12月14日 12時15分57秒 | owarai
ああ、でも、彼からの連絡は今、
途絶えているんです。ずっと
電話を待っているんだけど、
かかってこないんです。
そう言いそうになるのを、懸命
に堪えた。

言ってはならない。この人には
絶対に。なぜだか、そう思った。

いったん口に出してしまうと、
現実が牙をむいて、わたしに
迫ってくるような気がする。

いいえ、そうではない。牙を
むいてわたしに襲いかかって
くるのは、わたしの邪心。
あのひとを信じたいのに、信
じられない弱い心。

それから短い時間、わたした
ちは他愛ない世間話をした。
テーブルの上の小皿はすべて
空になり、代わりに、和やか
な空気だけがふんわりと残っ
ていた。

テーブルの陰で腕時計に目を
落とすと、すでに十ニ時近く
になっていた。
「じゃあ、そろそろ」
芦川さんが先に腰を浮かせた。

「わたしはここから歩いて帰り
ます。十五分ほどの距離ですか
ら」
と、わたしは言った。
「そうですか。それならせめて、
アパートまで送らせて下さい」

ふたつの傘で、歩いた。切り通
しのゆるやかな坂道。闇は深く、
向かい風は冷たく、わたしたち
の躰は傘ふたつ分離れていたし、
激しい雨の中、言葉を交わすこ
ともなかった・

なのに、わたしは芦川さんと
「一緒にあるいている」と
思うだけで、身のうちに、途方
もなく暖かく、包みこまれてい
るような居心地のよさを感じて
いた。

あとにも先にも、その時ほど
強く「わたしとあのひとの距離」
を感じたことはない。それは、
絶望にも似た距離感だった。
まるで、あのひとの存在その
ものが、距離なのだと突きつけ
られているような。

「部屋はこの上です。今日は
ありがとうございました」
「俺の方こそ、桜木さんと飲め
て、よかった。俺でよければまた
いつでも・・・」

そのあとを、芦川さんは言い淀
んだ。言い淀んだまま、わたし
に背を向け、今来た道を引き返し
始めた。傘が右に、左に、揺れて
いた。彼の躰はほどんど、ずぶ
濡れだった。

追いかけていって、背中から、
声をかけてしまいそうになっ
た。よかったらわたしの部屋
で、温かいお茶でも飲んでい
きませんかと。

今夜、ひとりぼっちでいたく
ないと、思っていた。ひとり
ぼっちで、かかってこない
電話を持っているのがいや
だった。

だから今夜だけ、芦川さんで
なくても、かまわない。

優しい誰か、穏やかな誰かに、
そばにいて欲しい。
そんな、ずるい、
自分勝手で、どうしようもない
女が、わたしの中で蠢(うごめ)
いていた。

雨は降り続いていた。
あの日、佳代子は言った。愛
は、帰る場所が同じ、ふたり
のあいだにあると。朝まで隣
に寄り添って眠る、ふたりの
あいだにあると。

「愛は他愛ない会話と、つない
だ手のぬくもりの中にあるの。
愛は一緒に歩いていくこと。

愛は一緒に坂道を登っていく
こと。だから愛は、狂お
しくはないの。だから愛は、せ
つなくないの」
愛は、そばにいてと、願ったり
しないの。

願わなくとも、いつもそばに
あるもの。

「愛は、愛は、愛は」と、繰り返し
ながら、降りしきる雨の中、わたし
は芦川さんの姿がすっかり見えなく
なってしまうまで、路上に立ち尽く
していた。

「魔法の宝石」

2022年12月14日 12時13分13秒 | owarai
その宝石を見ただけで
少女は魔女にかわってしまった

その宝石を見ただけで
猫はけむりになってしまった

その宝石を見ただけで
兵隊は戦争を忘れてしまった

その宝石を見ただけで
ひとは誰でも恋をしたくなった

そんな宝石を
あなたにあげたい

「目は心の窓」

2022年12月13日 12時14分51秒 | owarai
嫌いな人の視線を避けない
ようにしましょう。
「目は心の窓」と言われて
いるように、心の動きがその
まま出ます。

避けることは、相手への感情
から逃げることになります。

避ける行為は、敵に後ろ姿を
見せたことになります。
誰だって、自分を嫌っている
人には、優しくできません。

相手に、そんな自分の気持ちを
悟られてはいけません。