みちくさをしながら

いろいろあって、生活を見直している日々。

チビ猫その後

2009-08-02 01:11:59 | 
この冬に、発情して大脱走を図ったあげくガリガリに痩せて帰ったチビ猫のその後のお話を。

心配した猫エイズなどの感染もなく、6月に無事去勢をすませました。

するとですね。
チビ猫は、正直、人と暮らすのは無理じゃないかと思うほど、夜鳴きやスプレーなど問題行動の多い猫だったんですけれど、それらの行動があら不思議、去勢後はピタリと止まりました。
あまりに劇的な変化だったので当初は信じられず、また何か問題を起こすに違いないと疑いつつも、2ヶ月経った今もネコトイレでちっちする姿に感涙しています。

ネコトイレでちっちは当たり前、ですって?

いや~、それがですね~、チビ猫は「弱い犬ほどよく吠える」ってヤツだったのかもしれませんが、並外れて縄張り意識の強い猫で、外部との接点である玄関や窓に年中スプレーしまくりだったんですね(時々フンも!)。

帰宅して玄関を開けたとたん、鼻にツ~~ンと猫ション&フン臭がする家というのは、本当に気力を削がれるモノですよ(笑)
消臭剤も効かないし、お友達も呼べないし…。

夜鳴きも半端じゃなかったし、窓を開けておくと、他の猫が目に入ったとたん網戸を破ってまで追いかけていこうとするし…というわけで我が家の歴代の飼い猫のうち文句なくトップをぶっちぎるおバカさん猫だったんですよ。

それが今では人が猫が変わったかのように、おとなしく人なつこい性格になってしまいました。
猫って…単純…。

まあ、おかげで家のニオイはだいぶ改善されましたけれど。




ところで、日経サイエンス9月号に「1万年前に来た猫」という記事が掲載されていまして、DNAに基づいたヤマネコの系統樹を初めて作成しイエネコの起源を明らかにしたC.A.ドリスコルらの寄稿で、なかなか面白かったです。
その中にこんな一文が…。
『イエネコはほぼ(祖先と)同じ体型を維持している。だが、わずかに変わったところもある。足はほんの少し短く、脳は小さく、そしてダーウィンが記したように腸は長くなっている。』

そうか、脳が小さくなったか…。


そして、ご先祖様の画像。
リビアヤマネコーGoogle画像検索
なるほど、チビ猫にそっくり。でも、きっと頭は良いのだな(笑)


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2 コメント

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わあ (朱那)
2009-08-02 16:41:49
チビ猫ちゃん無事に去勢されたんですね。お疲れ様でした。
去勢には、猫同士の喧嘩によるケガの減少や、家からの飛び出しによる交通事故を避けるメリットもありますもんね。本人も色々なストレスから解放されて穏やかになれてよかったです。
かわいいペットでも、下の世話はやはり大変だし、穏やかに過ごせないのは飼い主として辛いものですよね。
家猫の脳は小さくなった、の記事に猫にごめんね!って言いたくなったというか、バカほどかわいいという言葉が浮かんできたりとか(苦笑)
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Unknown (くりず)
2009-08-03 01:27:24
はい~、いろいろありましたが、やっと去勢できました~。

>本人も色々なストレスから解放されて穏やかになれてよかったです。

本当に、もっと早く手術してあげればよかったと思いましたよ~。
外ネコを見かける度に尋常じゃない大騒ぎをしていたのは、よっぽど不安だったのだと思います。
弱っちいネコですから、縄張りを奪われないかいつも戦々恐々だったのでしょうね。
何より、人間のストレスもバカにならないものでした~。

>バカほどかわいいという言葉が浮かんできたり

きっと、イエネコは「バカな子ほどかわいい」と思う人に代々飼われてきたのでしょう(笑)
私も、その1人かも…。
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