連休中に、国立西洋美術館で開催しているベルギー王立美術館展に行きました。
ベルギー王立美術館が所有する16世紀から20世紀までのベルギー絵画を紹介した展覧会です。
今回は、同じ上野でダリ回顧展、大エルミタージュ美術館展、さらに世田谷でルソー展と、同時期にビックネームの展覧会が重なったため、うまく見学者が分散したようで、休日にも関わらず割合ゆっくり見ることが出来ました。
中でも、ルーベンスの「聖ベネディクトゥスの奇跡」が面白かったな。
この絵は未完なんだが、そのために画家の制作過程がよくわかるようになっている。さらにフランスロマン主義の画家ドラクロワによる模写が並べて展示してあったので、17世紀と19世紀の油絵技法の違いが見えてとても面白かったです。
なお、ルーベンスは「フランダースの犬」でネロが一目見たいと願い続けたアントウェルペン大聖堂の祭壇画を書いた人ですよん。
あと、20世紀シュールレアリズムの作家ポール・デルヴォーの「ノクターン」という作品で、背景の火山について
考えてみれば、ジュール・ヴェルヌの『地底探検』は1864年の作品なんだよね。1939年の絵画に影響を与えていても不思議はないんですけれど。
でも、こんなところでSFの父の名前にお目にかかるとは思っていませんでした。
SFとシュールレアリズムって結構、接点があるのかもね。
他にもポスターにもなっているピーテル・ブリューゲルの「イカロスの墜落」(真贋論争があるそうだが)など、見所の多い展覧会でした。
ちょっと疲れたけれど、充実した気分になれましたよ。
ベルギー王立美術館が所有する16世紀から20世紀までのベルギー絵画を紹介した展覧会です。
今回は、同じ上野でダリ回顧展、大エルミタージュ美術館展、さらに世田谷でルソー展と、同時期にビックネームの展覧会が重なったため、うまく見学者が分散したようで、休日にも関わらず割合ゆっくり見ることが出来ました。
中でも、ルーベンスの「聖ベネディクトゥスの奇跡」が面白かったな。
この絵は未完なんだが、そのために画家の制作過程がよくわかるようになっている。さらにフランスロマン主義の画家ドラクロワによる模写が並べて展示してあったので、17世紀と19世紀の油絵技法の違いが見えてとても面白かったです。
なお、ルーベンスは「フランダースの犬」でネロが一目見たいと願い続けたアントウェルペン大聖堂の祭壇画を書いた人ですよん。
あと、20世紀シュールレアリズムの作家ポール・デルヴォーの「ノクターン」という作品で、背景の火山について
彼が子供の頃、楽しんで読んだジュール・ヴェルヌの『地底旅行』から取られたものである。とあったのには、ちょっとびっくり。
考えてみれば、ジュール・ヴェルヌの『地底探検』は1864年の作品なんだよね。1939年の絵画に影響を与えていても不思議はないんですけれど。
でも、こんなところでSFの父の名前にお目にかかるとは思っていませんでした。
SFとシュールレアリズムって結構、接点があるのかもね。
他にもポスターにもなっているピーテル・ブリューゲルの「イカロスの墜落」(真贋論争があるそうだが)など、見所の多い展覧会でした。
ちょっと疲れたけれど、充実した気分になれましたよ。
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