今更ながら読んでみました。読後の感想を一言で言うと、もやもや感が大きいです。
1Q84年に30歳であった青豆と天悟。2014年の今ちょうど、還暦を迎えてこの世のどこかでひっそりと暮らしているのだろうか。
不思議な登場人物達の説明が、文脈からうっすらと読み取れるのですが、私ははっきり書いて欲しかったです。
特に天悟の見る、母の幻影の正体は何だったのだろう。その母に起きたことの詳細をぜひ書いて欲しかった。
作者のモチーフは今の社会に存在するモノ、出来事、風潮かもしれない。しかし、同時期にジョージ・オーウェルの「1984」を読んで1984年をくぐり抜けた私にとっては、何か物足りなかった作品です。
1Q84年に30歳であった青豆と天悟。2014年の今ちょうど、還暦を迎えてこの世のどこかでひっそりと暮らしているのだろうか。
不思議な登場人物達の説明が、文脈からうっすらと読み取れるのですが、私ははっきり書いて欲しかったです。
特に天悟の見る、母の幻影の正体は何だったのだろう。その母に起きたことの詳細をぜひ書いて欲しかった。
作者のモチーフは今の社会に存在するモノ、出来事、風潮かもしれない。しかし、同時期にジョージ・オーウェルの「1984」を読んで1984年をくぐり抜けた私にとっては、何か物足りなかった作品です。