人生いろいろ、たぶん大丈夫だ?

40代の中年おじさんです。「四十にして迷わず」うーん、迷える中年羊を誰か救いたまえ。

「ペットボトルのキャップを集め、ポリオワクチン接種へ協力!」は上前をはねる偽善?

2015年04月13日 09時19分50秒 | 社会
常々不思議に思っていた、ペットボトルのキャップ集めと空き缶のプルタップ収集による寄付金活動。
疑問点は、なぜ本来ペットボトルや空き缶全体がリサイクルになっているのに、そこから一部分を取り外して別に集めることが必要なのか、と言うこと。

今回、そのキャップ集めの団体が本来の目的ではないところに寄付を行っていた件で話題になっていました。少なくとも、キャップがお金になっていたことは確認できました。

しかし、はじめに書いたように、「なぜ一部だけを」別に収集しているのかが理解できません。
そもそも、ペットボトルや空き缶をリサイクルするのは当たり前の社会になりました。その仕組みも確立されていると思います。それはもっぱら行政やメーカーなどが費用を負担して行っています。

資金がない団体が目をつけたのは、そこから集めやすいキャップやプルタップを切り取れば、たくさんの善意が収集業者を動かして、その結果自分たちの資金になる、と。賢いと思いますが、社会全体のリサイクルという観点から見ると、費用の二重計上になっていませんか。
また、集めている人にとっても、「仕組みが分からないまま参加している社会奉仕」になっていませんか。

以前、プルタップ収集を取材した地方紙の記者に「なぜ空き缶を集めてお金を造らないのですか?」と質問しましたが、記者も答えが分からないようでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK大河 「花燃ゆ」 はテロリスト育成物語か

2015年04月12日 21時07分35秒 | 作品
ほぼはじめから見ておりますが、最近黙ってテレビを見ているのがつらくなってきました。
なぜなら、私には吉田松陰と後の幕末の志士たちが現代のテロリストとだぶって見えるからです。
近代日本を造るきっかけになった長州人をこのように言うと、西の方からはかなりの苦情が入りそうです。
物語はこの後、史実の通り進むのでしょうが、当時の世相の中で彼らはやはりテロリストであり、実際監視の対象や投獄ということも行われ、それは現代と何ら変わらないことが行われていたのです。

現代で、私たちが生きているこの世界を暴力により壊そうという人々がいる中で、このドラマを見るのは、正直つらいです。

NHK大河は時の世相を反映し、あるいは世相を誘導すると話している人もいますが、なぜこの時期にこの話を大河にしたのか分かりません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする