全世界?ではやっているゲーム。
歩きスマホによる迷惑や事故について報じられていますが、私は別な観点でこのようなゲームは時期尚早だと思っています。
このゲームは仮想空間と現実空間を融合させたものだと思います。今までのゲームは仮想空間の枠から出ることなく、その中で完結していました。しかし、今回現実空間の中にスマホ通して仮想空間を置いたことにより、社会の秩序を乱しているのです。
現実空間では、公共の場、私的な場(立ち入りできない場)は明確に区別をつけられており、この空間の使用については公私とも厳格なルールが存在しています。
例えば、人の家の敷地には無断で入ってはいけない、公共の場である道路上で遊んで敗けない、路上で興業をするときは許可を取らなければならないなど、秩序をもって空間を利用していました。
今回のゲームは、そういうものを無視した形でゲームの空間をあらゆるところに置いています。ゲーム提供をした企業の見識を疑います。社会秩序の破壊と崩壊を招いています。その表れが、各種事故や迷惑行為です。これをユーザーの責任といってしまってはいけないのです。
似たようなものにはドローンの登場があります。
このような企業の株価が上がるのは、いかがなものでしょう。