機動戦士ガンダムUC 3 (3) (角川コミックス・エース 189-3) 価格:¥ 672(税込) 発売日:2007-12 |
福井晴敏のガンダムです。三巻目
大人のガンダムというだけでワクワクするのに書いているのが福井晴敏じゃあ読まねばならない!
宇宙空間での迫力あるバトル。さすが福井氏。もう最高です。火花散ってます。
ミノフスキー粒子の影響による接近戦にMSのビームサーベルが煌く。熱い。閃光を走らせ爆散するMS。その一瞬の光の中を走る赤い機体。フル・フロンタル。シャーの亡霊。
「ほう・・・!」畏怖と喜悦が入り混じった声。
声までそっくりじゃないか、というセリフに思わず脳内変換がおこり、以後のフル・フロンタルのセリフ全てが池田秀一になりました。(爆)
クロネコの執事には一つのガンダムにおける疑問があります。
ファーストを観ていない所為なのだと思いますが、シャー・アズナブルの立場が良くわからなかったんです。ファーストにおいてシャーはMSに乗り第一線で戦ったし、Zにおいてはザビ家のミネバ様と面会したとき、回想として幼少のミネバ様と一緒のシーンが出てくる。
彼の出自は?ただの一兵卒が実力を発揮して赤い彗星と呼ばれるまでになったのか?それにしてはZでの回想シーンの説明がつかない。それに由緒正しい血筋ならなぜ、ミネバの前で膝を折ったのか。
でも、その答えがこの第三巻にあったのです。
シャーはジオン・ダイクンの遺児で第二次ネオ・ジオン戦争での総師、とある。
ミネバはシャーの親の仇のであるザビ家の末裔で・・・。
わ~お。そういうことね。膝を折ったのも色々思惑があったのね。シャーならありえるわ。
納得して第三巻を読み終えたのでした。
※ これはあくまでクロネコの執事が「Z」しか観ていないことからくる疑問であります。正しくはそれぞれのTV版(ZやZZ、シャーの逆襲など)を観て下さい。