紅葉には少し早い京都へ娘と2009年10月4日から6日まで二泊三日の旅しました。
一日目はどうしても神泉苑で夕食が食べたくて観光バスに乗りました。3日が満月だったと言う事でライトアップがされ、緋毛せんの上でのお琴の演奏、小ドラ
ゴン船で池上でのお茶の振る舞いがされていました。私たちは観るだけでしたが、頭上の満月と相まってとても幻想的。(念願の神泉苑、娘と萌な夜になりまし
た/笑)
二日目はどうしても(笑)御所が観たくて観光バスにのりました。庭は松が多くて趣のある
庭というより大変管理された庭という印象を受けました。松の手入れはとても大変なのですが、綺麗に手入れされていました。右近の橘、左近の桜が遠くに見え
ましたよ。(本当は御所より桂離宮が観たかったのだが)
大徳寺大仙院でお昼を頂、お坊から面白い話を聞き、お茶を頂いて大変満足。国宝のお堂に腰を下ろせたしなあ。東寺の立体曼荼羅は素晴らしかったので、五重塔を写す。
三日目はどうしても(笑)智積院に行きたかったので、路線バスに乗りました。
長谷川等伯の楓図と久蔵の桜図があります。現物をこの目で観たかったのです。
色は褪せたりくすんだりしていましたが、それでも構図の見事さ筆致の確かさは今でも胸を打ちます。特に久蔵の桜は彼が父と同じように生きていたらどんなに
か素晴らしい絵を描いていただろうと、今ではない違う過去を夢想してしまいます。(もっともだからこそ等伯の松林図屏風があるのだが、しかしそうでなくと
も等伯はまた別の形で時間はかかっただろうが無情の世界を描いていただろうと思うが、どうだろうか)
最後に休館中の国立博物館でお土産を買いました。(お香とクリアーファイル)
新幹線の時間までリプトンでお茶とケーキ。美味しかった。コーヒーショップは星の数ほどあれど紅茶専門店はほとんどないので、大変嬉しかったです。(ゴディバのパーラーもあり、京都はポイント高いなあ)
娘にどこに行こうか~と尋ねるのですが、結局私がここだけ行きたいと、神泉苑、御所、智積院を決め、娘の意見は清水寺だけでした。娘よ、スマン!
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