三月に入って寒い日が続いている関東地方に当屋敷はございます(笑)
雪もチラホラと舞う日のご主人様です。
目の前に鎮座しているのはガスストーブです。
灯油と違って買いに走らなくても良いという大変便利な代物でございます。新潟で雪の中、灯油を求めて流離ったことを思えばなんと天国のような暮らしでございましょう。クロネコの執事は嬉し涙にむせんでおります。凍てつく雪が降る中、スタンドへ向かう道は当然のこと圧雪。おまけにデコボコ。行きは良いのですが、帰りには満タンにしたポリタンクがゆらゆらと揺れ、中身が車の中に漏れたりして、それは大変な思いを何回となくいたしました。10本ほどの買い置きですが一日にポリタン一個がなくなる、吹雪でも来れば更に使用量は増える、おまけに家から出ることができないしで、お天気の合間を縫ってスタンドへという日々。
「もうその辺で止めておけ」
「・・・――それはもう筆舌に尽くしがたい・・・。そ、そうですか~?」
「ああ、聞き飽きた。それにだれもそんなクダクダしたお前のグチを読むとは思えないぞ」
「そんなことありませんよ~。きっと共感してくれる人の一人や二人はいるんじゃないかと~?いませんかね~」
「うん、いない」
「そうですよね。私の苦労なんて誰もわかってくれないんですよね」
「わっ、これ泣くな。ここで一緒にあったまれ。そうすれば心は天国だぞ」
※ ご主人様の背中が暖かそうだと思ったクロネコの執事でした。
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