クロネコの執事の見習いが何年か前の夜に子猫を拾ってきました。裏の車庫近くで大声で何時間も泣いていたので可哀想に思って家に連れてきたのです。
これがお風呂に入れて綺麗にしたあとのひとコマです。
見えている指は見習いのものです。猫というよりネズミに近い大きさで、小さいくせに気が強くてでも泣き声は大きい(笑)というとんでもない男の子です。
皆、働いていて昼間世話ができる人間が居なかったので、一ヶ月ほど里子として預かって世話をしました。
「お久しぶりです。王子」
「うん。お前は元気でやっているか?」
「はい。・・・ちょいと膝に乗せて撫でてもいいでしょうか?」
「まあ、我慢してやろう」
「では、失礼して」
どっこいしょっと。(王子は5キロ超級)
なでなで。(王子は家人には抱っこをさせてくれないので、クロネコの執事は少しいい気分。王子には乳母のようですから、これ位の役得がなくてはね)