余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

はひふへほ

2021-01-29 01:31:45 | リンゴのいろ(短歌)
はひふへほ
からはじまるあなたの名前を探し当て
指をはわせる
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ふれられず

2021-01-28 01:53:32 | リンゴのいろ(短歌)
ふれられず
消えたくなるの
わかるでしょう
こんな世界
わたしを抜いて
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なめらかで熱くて甘苦しくて

2021-01-27 22:32:30 | マイブック(か)
「なめらかで熱くて甘苦しくて」
      川上弘美 著

本を読む。
それは一種体験し、知ること。
5編からなる水、土、空気、火、世界。
素直に吐き出される頭のてっぺん。
わたし、わたし、わたし、わたし、
どこかをながれて、
どこかにたどりつく。
田中汀と田中水面のわたし、沢田とわたし、
わたしと息子アオ、青木とわたし、
わからないそれと子供。

そして本を読んでいるわたし。

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体調で

2021-01-27 02:05:27 | リンゴのいろ(短歌)
体調で
心がわかる
かもしれず
お腹がすくか
確かめてみる
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ぬかるみに

2021-01-27 02:03:02 | リンゴのいろ(短歌)
ぬかるみに
脚を囚われ
ざわめきを
首をさわって
呼吸がしたい
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